2008-01-01から1年間の記事一覧
音楽って、どんなもの?と問うたらば、なんと答えるであろうか。 Aメロ、Bメロ、サビ、Aメロ、Bメロ、ブリッジ、サビ、みたいな? メロディがあって、感動的な歌詞があって、みんなでシンガロングできる、みたいな? 日本では歌謡曲という文化があるので、や…
昨今のダンスロック流行も、あんまり溢れるとそれが当たり前になりすぎて、その括りもぞんざいになっていく。 中には明らかにハイプ的な空気のバンドもいて、メディアも売り手の一員であることを否が応にも感じるものである。 「踊らずにはいられない!!!」と…
個人的に大好きなものは、メインストリームか少しそれたようなものが多い。 何故かはよくわからないけど、これは本当にいいなぁ、と感じるものは得てしてそう言う傾向にある。 もちろんメインストリームなものだって好きなものは好きだけど、どっちかという…
2000年頃というのはロック的にはひとつの契機であった。 オルタナティヴのムーヴメントは完全に沈静化し、トラウマティックな世界観を暴露することに端を発するへヴィロックは完全に形骸化し、ただ暴れたいだけのクソ野郎のテーマ曲でしかなくなった。 日本…
人生において楽しむということは重要である。 というよりも、楽しむこと以外に人生の意味などあるだろうか。 否である。 無為に時間をすごすよりも、積極的に楽しむ術を見つけなくてはね。 人生とはいかに踊るか、である。 人生を楽しんでいる人を見ているの…
音楽には時間性がある。 春に聞きたい曲もあるし、冬に聴きたい曲もある。 あるいは朝に聴きたい曲もあれば、、夜に聴きたい曲もある。 その曲の持っている空気と、季節や時間がもたらす空気とが一致することが重要なんだと思う。 夏にはギラギラと騒がしい…
昔の音楽を参照しつつ新しいものを作る、それをさして温故知新、なんていうんだろう。 最近の音楽の多くは、多分年配の人が聴いても違和感なく聴けるものが多いのではないか、という気がする。 それがいいか悪いかは個人の価値観の問題だから、別にどうでも…
日本の政治も混迷していて、なんだか不安ばかりが募る。 私はそんなに政治に熱心ではないし、選挙も行ったことない人である。 駄目だなあ、とは思うけど、どうせ誰がなったって変わりゃしねえよ、と思っている部分もある。 こういう態度が実は一番まずくて、…
音楽を聴いていて不思議だな、と感じることは結構あり、先日Joy Divisionのときにも書いたことといくらか重複する要素もあろうが、また書くね。 音楽は、いってしまえばノイズの羅列であり、楽器によるそれらの単なる構築である、といえる。 一定のテンポや…
最近は90年代が熱い。 それこそ先日のジュリアナ東京なんて奴が復活してみたり、筋少が復活したり、ジュンスカが復活したり、Xが復活したり。 そうして90年代に一世を風靡したバンドが次から次へと再結成してゆく。 どうも青春をもう一度的な空気が強く、奇…
キリスト教的価値観に対する批判的な態度を表明する人は少なくない。 神が個人の都合により安売りされすぎた結果であろう。 それか、やっぱり何もしてくれないからか。 しかし、別に神は実在ではないから、そもそも何かを望むこと自体が間違っているのかもし…
音楽を聴く、といったときに、ほとんどの人は歌を思い出すであろう。 日本的な、いわゆる歌謡曲というのは日本人の音楽観にやはりつよい影響を与えている。 歌のない、いわゆるインストゥルメンタルのやつは、どうも敷居が高いように感じられてしまう人は多…
ここ数年はNWリバイバル、とかいう流れの中で、80年前後、ピストルズにより点いたパンクの炎が完全に費えた後に出てきたバンドの再評価が進んでいる。 Franz Ferdinandあたりと引き合いに出されるGang of Fourや、NINなんかも影響をうけるKilling Joke、ピス…
KyonoのプロジェクトWagdug Futuristic Unityの活動が今年に入って本格化したことは、THE MAD CAPSULE MARKETSのファンとしてはうれしいことであった。 ライヴでも健在ぶりを発揮し、マッドとはまた違った世界観も見えてきて、今後を期待させる一方で、少し…
最近は本当にバンドの世代交代というか、そうした流れが非常に速い。 それこそ、2000年代の代表といわれるStrokesやLibertinesなんかは、もはや古典と化してしまっている。 当のStrokesは各自のソロ活動に忙しいらしく、バンドとしてはまだ休止中のようだし…
音楽には世代性みたいなものがある。 たとえば、最近は80年代や90年代のコンピレーションものがはやっており、CDの売り上げ的にはそういう企画ものが強い力を発揮していると聞く。 CDというメディア自体に対する愛着も、売り上げには一手担っているかもしれ…
音楽て、何だろう。 そういうと、音楽、て書くんだから音を楽しむものだよ、という奴がかならずある。 解釈は人それぞれだからそう思いたい人はそう思えばいいのですが、もともとはそう言うわけでもないらしいという話を聴いたことがある。 残念なのは、それ…
ひところまで、何故か女性アーティストは聴かなかった。 理由は自分なりに考えたりもしたんだけど、単純に歌詞が受け入れられなかったから、というのが、一番納得できた。 自分は男である以上、やはり男目線しかありえない、ゆえに女の書く詞にはコネクトで…
秋晴れという秋晴れな日が続いている。 日向に出ればやや汗ばむくらいなんだけど、日陰に入るとひんやりとしてやや肌寒い、そんな気候が実に心地よい。 そりゃ洗濯でもしようという気にもなるんだけど、昨日全部しちゃったからね。 また、どこかへ行こうかし…
学習という能力は実にすばらしく、音楽的にセンスやれ知識やれが全くなくとも、色々聴いているうちにそれなりに耳が肥えてきて、いいものはいいと思えるようになってくる。 たとえば楽器のうまい下手、とかまではよほどでないとわかんないけど、録音の具合と…
自分はぶっちゃけネクラである。 友達は少ない。 彼女もいない。 人見知りなので特定の人としか話さない。 高校時代からそう言う傾向は顕著になり、まあ青春時代は暗かった。 一応部活をやっていたんだけど、そこでだけは、自分でいられたの...。 まあそ…
ライヴに行くと、モッシュやダイヴは一種の名物ではある。 しかし、自分はいかんせん体が強くいないので、そう言うことをされると痛い目にあいやすいので、あんまり好きではない。 特にダイヴね。 前顔面をけられて危うく歯が折れそうになったのよ。 とはい…
大分季節も深まってきて、そろそろ本格的な秋が来る気配である。 いい季節だと思う。 でも、そう思っている内にいつの間にか冬になっている。 秋が恋しくなるのは早い。 でも、私は基本的に秋から冬にかけてのこれからの季節が一番好きである。 12月の少し前…
世界最重要ロックバンドと言えば、割と一般的に?あげられるのは、R.E.M.、U2、そしてPeal Jamの3つであるらしい。 このなかではR.E.M.以外はまともに聴いたことないのだけれど、彼らがそのように言われるのは、音楽のクオリティや業界に与えた影響もさること…
NWリバイバルと呼ばれる昨今の傾向については、今はひと段落ついている印象がある。 ちょうど2、3年くらい前が絶頂であっただろう。 Franz Ferdinand、Block Party、Maximo Park、などUKを中心に隆盛を極めた。 しかし、彼らに先立って2002年あたりからすで…
一日1枚のレヴューをしていけば、たぶん一年以内には気に入っている奴は一通り紹介できるであろうと思う。 実は、密かにパソコンでは個人的に1枚1枚短いコメントと点数をつけている。 暗い趣味だ、とは言わないでくれ。 そうして言葉でない音楽を自分なりに…
音楽は、世界だ、という番組が昔あった。 確かタモリさんの司会だったと思う。 扱う音楽はクラシック系だったと思う。 音楽は何ぞや?と問うたらば、それは心地よい音の羅列であると言る。 その心地よさには特定の尺度があるわけではなく、あくまで主観的に…
私は洋楽を主に聴いている。 世の中には洋楽は駄目、という人もいる。 そう言う人のほとんどは英語がわからないから、という。 一方洋楽ばかり聴いていて、日本のバンドを聴かない人は、かっこよくないから、という。 日本の、いわゆるメインストリームには…
このブログは、私の好きな音楽について、好き勝手にいうだけの、いわばはけ口のようなブログです。 何せ、周りにはこの趣味を解してくれる人が、あまりに少ない...。 そんなにすさまじい趣味でもないんだけどね。 なので、ここでは好きに言わせてもらいま…