音楽放談 pt.2

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2011-01-01から1年間の記事一覧

レインブーツで踊りましょう ―Salyu×Salyu

かつてはオリコンのヒットチャートを参考に音楽を聴いていたが、今ではオリコンのヒットチャートとは縁のない音楽ばかり聴いている。 今チャートを席巻しているものは、果たして音楽と呼べる価値のあるものかどうか定かでもないような類いのもので、そもそも…

苦境の2ndにはずれなし ―Battles

かつてインディロックの特権と言えば、演奏が下手でも構わない、それよりも音楽への情熱だ!と言った、いわゆるヘタウマな価値観だったと思う。 インディと言うかパンクかもしれないけど。 でもそのパンク的なアチチュードがよしとされていたのは事実だと思…

何となくうまく行かない日のバックトラック ―The Streets

Arctic Monkeysも気がつけば早4枚目のアルバムを出した。 1stの様なアグレッシヴさはないが、貫禄と実験精神を感じさせつつ、かなり聴かせてくれる作品である。 まだそこまで聴き込んではいないが、既に若手の域は脱している。 思うにアレックスのヴォーカ…

小休止34『8otto in 代官山UNIT』

昨夜は久しぶりにライブへ出掛けた。 考えてみたら半年近く振りである。 前回は2月末頃のAA=だったか。 行きたいライブはたくさんあったのに、平日のライブだったので仕事で行けんかったのである。 そんな訳でいつも泣きながら過ごしていたのであるが、土曜…

Get Free! ― The Vines

Nirvanaというバンドは未だに魅力的に感じる。 それはなぜかと考えると、もちろん単純な楽曲の良さはある。 だが、それだけでなくもう一つ重要な要素がある。 むしろこちらの方が重要かもしれない。 それは何かと言えば、衝動性という言葉で表されるような勢…

萌芽 ―KC Accidental

カナダ系のアーティストと言うと、古くはニール・ヤングあたりが有名だろう。 Nirvanaのカートの遺書にも彼の曲の1節が引用されてるくらい、世界的に有名人。 最近も実に活況を呈している。 Arcade Fireはインディでありながら商業的な成功も納めており、U2…

ロックとはかく在るべし ―Queens Of The Stone Age

ロックも多様に多様を極めて、ある程度以上ロックと呼ばれる音楽を聴く人であれば在るほど、ロック的な音楽と言うもののイメージは曖昧なものになっているのではないだろうか。 音楽雑誌も、段々ロックと言う言葉にこだわらなくなってきている。 Lily Allen…

小休止33「新譜続々、されど」

3月からこの5月にかけては、世間的にも個人的にも話題の新譜が盛りだくさんである。 R.E.M.、Strokes、Metronomy、Battles、Gang Gang Dance、Tv On The Radio、8ottoと言った具合。 6月にはArctic monkeysの新譜も出るし。 また、新譜ではないけど、旧譜で…

華やかさのない”花” ―ASA-CHANG&巡礼

先日紹介した『けものがれ、俺らの猿と』のサントラの収録曲はもれなく素晴らしい。 映画を知っているからその世界観のマッチ具合も手伝ってはいるが、そもそも入っている曲が素晴らしいのである。 どこか不穏というか、不気味と言うか、路地裏の暗がりから…

「君はだれなんだ」を唄う奴は誰なんだ ―けものがれ、俺らの猿と

私の好きな作家に町田康という人がいる。 元INUの人、と言ってピンときた人は仲良くなれるかもしれない。 そんな彼の小説は、非常に不条理で唐突で、はっきり言って無意味な事が多い。 ドタバタがあって、散々人を振り回してポッと突然終わってしまうのであ…

バンドの方向性は仲違いの原因に ―Tyondai Braxton

今年に入って新作が続々とリリースされている。 Strokesは輸入盤だが既に手に入れた。 R.E.Mも購入したが、まだそこまで聴き込めていないものの、個人的には前作の方が好きだと言う印象である。 また、これからに目を向ければ、まだまだ楽しみな要素はたくさ…

衝動性に駆られて ―8otto

ロックってなんぞや、という疑問を持たない奴はロックを聴くべきでないと個人的には思っている。 勝手に思っているだけなのでどうか気を悪くしないでいただきたい。 そんな勝手な事を思っている私に取ってロックとは何かと言ったら、まだわからない。 でも、…

小休止32「世間のあれこれ」

珍しく雑記的内容の小休止を2連ちゃんで。 なぜかと言ったら、まず何より我らがTrent が『Social Network』のサントラで、アカデミー賞音楽賞を受賞したのである。 普段こういった賞モノには無関心な私であるが、さすがにこのニュースには驚いたしうれしかっ…

小休止31「新譜を待とう」

3月になると、バタバタと話題の新譜が続々とリリースされる。 まず世界の話題を一気にかっさらったのはRadioheadであろう。 あまりに急なアルバム発表、そしてダウンロードに依る先行リリース。 既に聴く事が出来る状態になっているのかな。 私も出来れば早…

トリビュート ―The Stalin

トリビュートアルバムと言う奴は、いつの頃からか割とよく出るようになった。 Hideのトリビュートや、尾崎豊のトリビュート辺りから比較的一般的になった気もする。 それ以前にもあったんだろうけど、良い商売だわな。 最近ではLuna Seaのトリビュートも出て…

突然に ―Get Behind Me, Satan

年が明けて早1ヶ月、時の流れとはかくも早いものかしら、といつも言っている気がする。 そんなに一生懸命時間を追いかけている訳ではないが、何気なく空いた隙間時間がすごくうれしい今日この頃。 金曜日の夜は決まって夜更かしである、が、明日は午後からな…

ソロに見られる彼の良心 ―Paul Smith

バンドをやっている連中のソロワークが注目されるようになったのいつからなのだろうか。 最近では、特にフロントマンがソロをやると言うのがしばしば話題になる。 それこそRadeoheadのトム・ヨークや、Strokesのジュリアン、Incubusのブランドン・ボイド、Ar…

小休止30『たまには映画を』

基本的に音楽に関して書く事にしているこのブログであるが、今日は珍しく映画について書こうではないか。 今日は珍しく映画を観に行ってきたのですね。 本当はライヴへ行こうとチケットも取ったのだが、移動距離が1時間半と長く、帰ってくる時間も改めて考え…

First Impression Of ・・・ ―The Strokes

早くも夏フェスの話題が出始めている。 今年は例年よりも早い印象である。 特にサマソニは年明け前に発表されているし。 で、トリがまず発表されたのであるが、今年はジョンが抜けて新ギタリストが加入したばかりのRed Hpt Chiri Pepper、The Strokesの2組…

ポップとはかく在るべし ―Contra

あけましておめでとう御座います。 年が明けてまだ2日ですが、個人的には3が日が既に終わってしまったかのような終息感。 特に何をするでもなく、漠然とした時間の中を過ごしてしまった。 ま、たまにはいいか。 もっともたまにしか連休自体ないのにこのだら…