音楽放談 pt.2

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2013-01-01から1年間の記事一覧

音楽の本質 ―LITE

昨日はLITEのワンマンへ。 イベントではちょくちょく見ていたが、ワンマンは久しぶり。 それこそ前作『For All The Innocence』の時以来である。 その時にのライブはDVDにもなったが、それも買ってしまった。 それくらい素晴らしいライブであった。 元々ライ…

小休止65「ストイシズム」

先日6月20日の木曜日にライブへ行ってきた。 免許の更新があったので、それにかこつけて有給を取得、そのまま夜は楽しんできたわけですね。 久しぶりの平日ライブ。 そしてアクトは日本ポストロックの雄toeと、日本アンダーグラウンドヒップホップの雄Tha Bl…

カナダは素敵 ―Amy Millan

最近また狂ったようにCDを買い漁っている。 なんというか、ストレス解消の一つに聴きたい音楽を我慢しない、という方略が自分の中にあるのかもしれない。 某ユニオンや某塔のレコード屋とかをうろつきつつ、それでも飽き足らない私は某密林通販サイトでも購…

小休止64「夏の憂鬱」

サマソニもほぼ出そろった感が在る。 今年はなんと言ってもびっくりミスチルの出演である。 舐めとんのか、と個人的には思うが、昨今の客入りをみるとそれくらいの賛否両論がないと苦しいのかもしれない。 とはいえスマパンとミューズの間に鋏んでしかもだぶ…

けいおす ―The Dillinger Escape Plan

最近は暑くなってきているので、アッパー系の音楽が心地良い場合が多い。 それこそSystem Of A Downとか、ついこの間新譜を出したQueens Of The Stone Ageとかそんな奴を聞いている訳である。 そんな中で最近聞いているのがDillinger Escape Plan。 元々NIN…

小休止63「遅ればせながらOzfesst in Japan」

既に2週間も経ってしまったが、日本初開催となったオズフェスについて。 先週書ければよかったのだが、社員旅行と言う素敵なイベントのおかげで疲労感のみを携えて今日を迎えた訳である。 それはともかく、今回のオズフェスはそのラインナップに賛否両論が…

売れない不思議 ―スムルース

日本のインディーズというのは実に面白かったりする。 それこそBoredoms的なハイパーアヴァンギャルドなものもあれば、ゴールデンボンバーのような違う意味で爆発した奴もいる。 最近ロックと言うジャンルはメジャーフィールドでははっきり売れない。 それこ…

温度感不明の心地良さ ―How To Destroy Angels

Trent Raznor久しぶりの音源は、嫁と盟友と組んだHow To Destroy Angels。 活動開始は2年くらい前になるので、こうして形になるまで意外と時間がかかった印象である。 セルフタイトルの1stEpでは、正直NINの『Ghost』的指向性を少し尖らせたような印象で、こ…

びっくりはしない ―!!!

先日新譜ラッシュで楽しみだ、という内容の事を書いた。 そこから追加でThese New Puritansも6月に出す事が発覚、そのすぐ後にHostess Weekenderで来日なので、じつにテンションが上がる。 あのイベントは割とし知らないバンドも多いのだけど、毎回発見があ…

美しきかな・・・ ―Littel Boots

ひところ女性アーティストの台頭が非常に顕著であった。 それこそLady Gagaがまだこんなに売れる前、ていうか出てきてすぐ位のころ。 その頃注目を集めていたのは、レズキスで話題になったKatty Perryや、女をなめんな的な発言で女性支持を集めていたLily A…

小休止62「新譜続々」

この2ヶ月は非常に熱い。 聴きたい新譜が尽く出てくる。 既にYeah Yeah Yeahsはリリースされているが、来週は!!!、Deerhunter、The D.O.Tが、翌週にはVampire Weekendが、そして5月末にはQueens Of The Stone Ageの新譜が出る。 そして6月5日にはLITEのアル…

時代の終わり ―The Strokes

00年代も過ぎ去って久しい。 既に音楽業界もアップデートされて、当時もてはやされたバンドの何組が今も現役であり続けているだろうか。 Libertinesは早々に消え、Musicも解散し、Coralも音沙汰がない。 White Stripesも解散し、Vinesは既に不安定で何時消え…

ヘヴィメタルの逆襲 ―人間椅子

今年もフェスシーズンが到来しているが、既に一段落した感の強いブーム、それが故に結構苦戦するフェスが出ているようだ。 例えばTokyo Rocksという奴は、今年初開催となり、しかもヘッドライナーにMy Bloody Valentine、Blurという超ど級の再結成組、更には…

良い曲を聴く ―Frank Ocean

最近自分の聴く音楽の幅も広がったな、とつくづく思うのは、やはりこの手の音楽も聴くようになったからだろうか。 といってもジャンル的に積極的に手を出すかと言えばそういう訳でもなく、たまたまという側面が強いのだけど。 相変わらず音楽雑誌の年間ベス…

時代を生き抜く為のもの ―Hadouken!

最近は流行廃りの速度が非常に早い気がする。 昨年のものは既にクラシック以上の過去のもの、みたいな感じすらある。 時代遅れも一周回ればまたお洒落、という発想はあるにせよ、そもそもの消費の速度があまりに速く、ひたすら消費ばかりが進んで後になって…

前進とはなんぞや -Tha Blue Herb

今日は件の震災から早丸2年がたつ日である。 地理的な理由で幸いにして自分の家族はみんな無事、というか心配されたのは私のほうなんだけどね。 いい加減このあたりではむやみやたらな節制だとかそんな話はなくなり、年末も空虚なまでに鮮やかなネオンがあち…

The Hard Core ―T.C.L.

最近は穏やかな調子の音楽を好んで聴いている気がする。 Dirty Projectorsとか特に最近は気に入って聴いている。 その他Flying Lotusとかみたいなテクノ系であるとか、トレントさんの新音源How to Destroy Angelsも思っていた以上に良いアルバムですっかり気…

小休止61「来たる・・・」

誠に持って困った事が起こってしまった。 ようやく解禁になったフジロックのヘッドライナーになんとNine Inch Nailsが名を連ねているのである。 「今年はライブやるぜ」というリリースがなされたその2日後くらいに発表になった訳だが、まさか個々で来るとは…

まともな人はまともがわからない ―坂本慎太郎

最近は日本人のものもよく聴いている。 洋楽については、興味のあったものはひとまず満足できるくらいに聴いて回ったからだろう。 好きなアーティストのものはもちろん買う訳だけど、どちらかと言えば日本のバンドの見直しにかかっているのが今な訳である。 …

アングラ万歳! ―Tokyo Style Band

先日の日曜日にライブイベントへ行ってきた。 主に海外を拠点として活動する日本人バンドを一堂に集めたかなり濃いイベントである。 6バンド出たのだが、トリはBo NingenとComanechiのダブルヘッド。 以下The Novembers、Plasticzooms、ZZZ's、Ningen OKと…

小休止60「ライブの何たるか」

Yahooのトップニュースにファンによるライブの録音・録画を解禁するか、なんてニュースが出てきて、じわじわコメント数を増やしている。 音楽ビジネスの低迷が叫ばれて久しい昨今、イギリスではHMVが倒産し、アメリカにタワーレコードの実店舗は既にない、音…

音楽偏差値75 ―Dirty Projectors

少し前の話になるのだが、2月3日にHostess Weekender というイベントへ行った。 ここ最近定期的に開催しており、出演アーティストがかなりコアで良質なので、毎回ラインナップが出るのが楽しみだ。 しかも土日開催なのでちゃんと行けるので非常に素晴らしい…

小休止59「夏の憧憬」

毎年恒例となって久しい夏フェスであるが、既にこの季節にはヘッドライナーも早々に発表されている。 サマソニはMUSEとメタリカという訳で、1月中旬に発表して以降小出しにラインナップを出している。 正直ここまで少しも引きがない。 強いて言えばStone Ros…

ロックバンドの本分 ―Back Drop Bomb

昨日は数年ぶりのBack Drop Bombの単独へ行ってきた。 ここ数年はフェスやイベントへの出演ばかりで、ドラマーも武田さんに変わってすぐというタイミングもあってかライブも今一力ないというか、終わりなのか?と思わせるような場面もあった。 前作は非常に…

ポップアーティスト ―Moon Child

今月再結成ライブの行われたMoon Child。 私が小学生のときにパーンと"Escape"がヒットした事で一時期は誰もが知っているバンドであったが、その花火は実にあっけなく散った。 デビュー当時はポストMr. Childrenと呼ばれたりもしていたらしく、後年の歌の中…

ストイックではダメっすか? ―にせんねんもんだい

流行廃りは何ごとにもある訳だが、大体において私はそれらに合致しない。 ピンとこない訳である。 まあ、正直に言うと流行廃りに一々左右されている奴を見るに付けクソが、などと毒づいているような有様なので、そうした心象も影響しているのかもしれない。 …

小休止58「ノスタルジーを超えて」

昨日は大雪の中、Moon Childの再結成ライブへ行ってきた。 想定移動時間よりも早めに家を出たというのに予想以上の大雪がゆえに到着はマジ危ぶまれたのだが、無事に到着。 思ったよりもちゃんと人も来ていたし、万が一と想定していた中止もなく、まずは一安…

ゴシップは敬遠の訳 ―Bloc Party

音楽業界にも流行廃りはあるもので、今は何が流行っているのかな?とみると、正直良くわからない。 少し前はダンスロックという感じ。 ニューレイヴやポストパンクリバイバルの流れがあったわけだが、それも既に言われなくなって久しい。 当たり前になったの…

ポップミュージック? ―Radiohead

最近手元の金の無さ故に、過去の音源をまた聞き直している、というのは以前にも少し書いたのだけど、その中でも改めて聴いてみようかな、と思うものもあれば、そうでないものもある。 Toolなんかは改めて聴いてみるとなるほどカッコいいな、と思う。 単なる…

待たれる人 ―Trent Reznor

毎年1月2日は何もする事がない。 大体において新年と言ったって特段何かが変わる訳ではないしね。 長い休み時間を持て余しているのはもっぱらである。 それにしても、どうして正月番組ってこんなに退屈なのだろうか。 ダラダラとし過ぎなんだよ。 ただ時間…