音楽放談 pt.2

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2014-01-01から1年間の記事一覧

轟音体感 ―downy

昨日はdownyのライブへ。 正確にはEastern Youthのライブのゲストとして出演していたのだが、私はそちらの方が目当て。 ちなみにイースタンは全くの未聴でしたがね。 さてdownyであるが、前座であるにも関わらず会場は既にフルフィル状態。 かなり文科系な客…

死によって完結したアート ―Closer

ジャケットのアートワークは、かつてはレコードを彩る文字通りアートの一つであった。 ロックの多くの作品を手がけたヒプノシスというデザイン集団もいたほど、その作品における重要なマテリアルであった。 単なるアーティストの顔写真や、タレントの顔を映…

小休止76「歌の世界」

最近日本のバンドもよく聴く、という話はよく書いている。 洋楽だとさすがに歌詞がダイレクトに入ってくる事はないから、音楽として楽しむ事の方が多いけど、邦楽はやはり言葉が入ってくる。 なので、あまり直接的な内容よりは文学的な歌詞の方が私は好きで…

洋楽ロックの再起? ―Nine Black Alps

今思い返せば2005年頃というのは非常に音楽が活況を呈していたように思う。 ポストパンクリバイバル、なんていうものが一気にもてはやされるようになり、若手バンドも多く出てきて、一方でNINやOASISも新譜出して来日したりして、すごく楽しかったな。 とこ…

このフィーリング ―Metronomy

最近聴いていて心地のいいと感じるのはミディテンポのポップソングである。 適度に盛り上がって、適度に癒されて、適度にまったりさせてくれる。 その絶妙な温度感を持った音楽というのはそんなに多くない。 私がそんな温度感を期待して聴いているのがStars…

インディの台頭 ―liars and so on

今年の前半はインディ勢のリリースが相次いでいる。 順次発売されているので颯爽と買っている訳であるが、その中で今日はLiarsについて。 この新譜が実に素晴らしい。 Liarsといえば、Yeah Yeah YeahsやTV On The Radioなどと共にアメリカ・NYのアートパンク…

レティクル座の妄想 ―筋肉少女帯

最近は聴く音楽の幅は広まったものだ、なんてのは自分のブログを改めて観ても思う訳だが、昔聴いていたものも今も聴いているものもあれば、今はあまり聴いていないものもある。 最近あまり聴かなくなったな、と思うものの一つが筋肉少女帯である。 たしか中…

久方ぶり ―Maximo Park

一昨日は久方ぶりのMaximo Parkの単独であった。 2ndが出た年にはサマソニで1ステージのトリであったが、そのときは客入りが非常に乏しく、彼等に取っては少なからず落胆する出来事だっただろう。 そのせいかどうかは定かではないが、今回のアルバムまでツア…

音楽の血脈 ―downy

最近また新譜もかなり出てきていて、毎月楽しい。 Kevin Drewの新譜は既に輸入盤は発売しているはずだが、どうやら流通の都合が入荷されず、新宿のタワレコにもなくて仕方なく4月まで待つ事に。 またMetronomyも輸入盤が出ていたので購入。 前作の路線なので…

小休止75「フェスの色相」

最近ライブイベントへ行く事が多い。 というのも、本来なら単独にしくはないが、いかんせん単独は平日開催が多い。 ロックの集客力が落ちている中で、休日では高い金を払って抑えてもペイできない事が増えているのだろう。 とはいえ平日では私のような社会人…

諸行は無常 ―Zazen Boys

昨日は新木場のHigh Appsというイベントへ行ってきた。 実は定期的に開催しているらしいが、私は初めていったのですね。 目的はLITE、avenger in sci-fi、Zazen Boysの3組。 他には今話題の若手バンドの出ていたので、イベントならではということで。 この日…

NIN的オルタナティブ ― Nine Inch Nails

今週はNine Inch Nailsの単独があった。 当初2日間の日程であったのが、金曜日にも追加公演が決定。 追加はあるだろうと思っていたけど、この中一日の空白は恐らく観光の為だろう。 さすがに社会人になった私は金曜日まで参加することは難しかった・・・と…

小休止74「家庭内音響の改善」

昨日はNINの単独へ。 午後から有給取って、今日も有給、そして今日も行く。 本当は金曜日の追加公演も行きたかったのだが、さすがに1週間で3度も休みとか取ったら色々と社会人生活に支障がきたすのでね。 まあ、実際はそう言う事をあまり気にする質ではない…

小休止73「フェスのブランド化」

先週末は既に恒例となりつつあるHostess Club Weekenderであった。 東京は爆裂な雪に見舞われて、開催自体が危ぶまれていたが無事開催。 今回はコーストでの開催ということもあってガーデンホールと比べると恐らくキャパは小さめ。 しかし土曜メンツはMogwai…

音の粒の連なり ―Four Tet

東京でも先週からやたら雪が降っており、近所にはまだ雪塊が日陰で蟠っている。 今日は朝から天気はいいが、その辺りは融ける気配はない。 土日がそんな天気の日が続いていたから、外に洗濯物を干すのは久しぶりである。 やっぱり洗濯物は外で乾燥させないと…

盤石 ―AA=

先週は久しぶりにAA=のライブであった。 仕事の都合などもあって、#3リリース以降はライブを見られなかったのですね。 まして私はロキノン系フェスは嫌いなので、なかなか機会がなかった。 今回は#4リリースツアーで、日曜開催だったのでようやっと機会は巡…

小休止72「音楽の救済」

この週末は個人的な事で非常に気落ちする事が多かった。 多かった、といってもいくつもって言う話ではないから、重なったと言うべきか。 その中の一つで、PCに接続している外付けが一時的に認識されなくなったのがなかなかきたね。 私は音楽は全てそちらで管…

日本的ポストロック ―toe

最近日本の邦楽インストバンドが活況の様を呈している。 LITE、te'、Kowloon、Mop Of Head、Sawagi、Mouse On The Keysなど、相変わらずテクニカルな一方で非常にポップ要素のも強いバンドも増えてきている。 系列的にはMogwai的な激情の静と動の揺り動くタ…

孤高 ―人間椅子

昨日は人間椅子のワンマンへ。 場所は渋谷O-East、なんとチケットソールドアウトだったそうだ。 私は今年初ライブ兼人間椅子の単独も初であった。 先のオズフェスでのライブが実に素晴らしかったのでここは一つ、という訳であったのだが、25周年ということも…

小休止71「人の間」

最近またあれこれCDを買ったり、ライブも結構行っている、ていうか行く予定でチケットを買っている。 来週土曜は人間椅子の単独へ。 そんなに熱心なファンという訳ではないのだけど、5月にOzzfestで観たライブが非常に素晴らしかったので、せっかくなら一度…

言葉のある歌 ―Newclear

最近は日本のバンドもよくきいている。 しかも割と最近めの奴も。 その中でもよく聞いているのがアナログフィッシュのアルバム『Newclear』。 今年出たものであるし、バンド自体先日の対バンイベントで初めましてだったのだが、今はかなり気に入っている。 …

音楽の価値 ―大滝詠一

新年早々だが、いきなり悲しい話題から。 年末ギリギリに不意に飛込んできたニュースで、大滝詠一が動脈瘤の1種で亡くなったとのことであった。 恐らく私と同世代か、5歳上くらいの人に取っては聴いた事のある程度の人だろう。 40代の人であれば、キムタクの…