音楽放談 pt.2

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2015-01-01から1年間の記事一覧

小休止103「振り返る」

先日会社からの帰り道、いつもの最寄り駅の改札を出て自宅のある方面出口へ向かって歩いていると、その通路の壁際に何故かネギがもたれかかっていた。 正直に言うと私はネギが嫌いだ。 どこにでもちゃっかり入っているし、細切れのくせにやけに存在感を発揮…

インディレーベルの成り立ちと発展 ―Saddle Creek

今日、ずっと家にいても仕方ないと思って出掛けた先で、図らずも面白いものを見つけてつい買ってしまった。 何かというと、アメリカインディレーベルでも有名どころの一つ、Saddle Creekのドキュメントである。 こんなものが出ていたのかとびっくりしたのだ…

イベント2連チャン ―MorohaとかThe Fin.とか

先日の日曜日と昨日と立て続けにライブイベントへ。 片やMorohaのリリースパーティ、片やThe Fin.主催の年末イベントという体。 いずれも3バンド出たのだけど、前者はATATA、LITE、Moroha、後者はLITE、Bo Ningen、The fin.であった訳だが、この内ATATAとThe…

小休止102「音楽に名付ける意味」

先日関西アンダーグランドシーンの重要人物と呼ばれる日野浩志郎さんのfacebookへの書き込みが興味深かった。 goatやbonansasなどのバンドからソロでも様々な形態で活動をしている人なのだけど、また新しいユニット?を作ったとのこと、その背景なんかを彼な…

ゆるさの向こうに ―Almost A Rainbow

12月も早後半にさしかかった。 年を取るごとに時間の経過が早くなる、なんて話しは以前から聴いていたけど、本当なんだね。 まあ、別に無為に過ごしているわけではないからいいのだけど、やっぱり多少焦るところもあるし、頑張らないとな、なんて思う事も多…

小休止101「2015年私的ベストアルバム」

12月になって早10日が過ぎて、このまま行けばあっという間に年末を迎えるな、なんてことをカレンダーを眺めながら考えるようなじきになった。 個人的な話しをすると、私は12月から職場が変わって、これまでよりも若い人たちと一緒に働いている。 未経験のと…

戦いの音楽 ―Kendrick Lamer

最近黒人音楽を割と聴いている。 少し前からRobert GlasperとかErykaBaduhなどはちょっとだけ聴いていたけど、Flying Lotusも聴いているか、ともあれその界隈を中心にあれこれと手を出している。 以前から聴いていた音楽にその影響を指摘されるものはたくさ…

小休止百『年の瀬(再・・・)』

毎年この時期には同じ事を言っている、という事も同じように言っている、と言う事も同じように・・・という具合に時間が経てば同じような出来事が一定以上繰り返されるのが人生というものかもしれない。 それが嫌だから何か変化を求めるし、それをよしとする…

待たれていたいぶし銀 ― The Coral

英国が誇る00年代の代表バンド、The Coralが5年ぶり(発売の頃には6年ぶり)にアルバムをリリースする事が発表された。 この間は活動休止していたようで、通りで音沙汰がなかった訳だ、という感覚は別になくて、というのもヴォーカルでメインソングライター…

小休止99「街を彩る・・・」

すっかり急に寒くなって、昨夜は急遽布団の下にアルミシートを敷いて防寒対策、ていうかそうしないと背中が冷たくて寒かったのである。 畳の部屋で布団を2枚重ねにしているのだけど、それでも寒くてどうしようかと思ったよ。 なんとか寒さ対策は一旦事なきを…

奇天烈インストポップ ―Battles

昨日はBattlesの単独公演であった。 東京では場所は六本木のEx-Theaterというところなのだけど、数年前に出来たまだ新しい会場である。 スタンディングエリアと指定席エリアが別れており、まずまずのキャパである。 少なくとも近年私がよく行くライブハウス…

小休止98「Hostess!!」

昨日一昨日とHostess Club Weekenderへ行ってきた。 サマソニでオールナイトイベントとして開催されて以来初となる今回、これまでとは少し趣向を変えての実施となった。 まず一番は出演アーティスト数の減少。 これまで5組×2日間だったものを4組×2日間に。 …

果てしない ―荒野 / On The Wild Side

この3連休はライブを全部入れてやった。 土曜日はアナログフィッシュの単独、日月はホステスである。 一先ず今回は土曜日に行ったアナログフィッシュに絡んで、改めてアルバムについてもご紹介。 今回のツアーは最新作『Almost A Rainbow』のリリースツアー…

高濃度 ―54-71

最近また日本のインディ畑を漁っている。 以前はそれこそ80年代頃の奴が中心だったが、この頃は今少し最近のものも多い。 それこそgoatとかもインディだろうし、その界隈で空間現代も聴いたり。 少し遡るとフィッシュマンズとかも今更聴いてみたりして、日本…

身近な平和に寄せて ―Eagles Of Death Metal

音楽は聴いていて何かしらの意味でポジティブになれることが大事だと個人的には思っている。 例え暗い音楽だとしても、そこに救いを観るのであれば、それは彼にとってポジティブが経験であるはずである。 私も大概くらい音楽を好むし、書庫でもNINを設けてい…

瞬間のパッケージ ―Slipknot

先日Slipnotのライブ盤を買ってきて今聴いている。 リリースは2005年なので、既に10年も前である。 マジか!とそこでちょっと驚いてしまった。 初めてSlipknotを聴いたのは友人から借りた1stだったけど、大学生のときだから考えてみればその時点が既に10年以…

小休止97「雨の日の歌」

今日は久しぶりに雨である。 秋晴れとて天気のいい日が続いていたが、今日明日と天気が悪いらしい。 悪い、と書いたけど、雨の日は天気が悪いというのは一体いつから言うようになったのか。 夏場に雨が降らなければ水不足になるから、、むしろ雨が降らないこ…

小休止96「最近のライブ事情(私の)」

最近はライブへ積極的に行くようにしている。 というより観たいと思うものが都合良くあるというのが実際だけど。 といいつつも毎週毎週という訳にも行かないんだけどね。 10月の頭頃にはアナログフィッシュのTown Meetingへ。 10月10日はアナログフィッシュ…

充実の今 ―The Velvet Teen

こういう飛び石の休みは厄介だなと思うときもあるけど、一方で助かることもある。 今の私の状況ではむしろ助かる、というよりはちょうどいいというべきか。 ここのところ休日にはずっと何もしないで寝てばかりいたから、そろそろ気合いを入れ直して動き出さ…

まだまだある ―Egoistic 4 Leaves

気がつけばもう11月の1歩手前、今日は寒いな。 このくらいの時期の寒くなり始めの空気がすごく好きである。 なんだかいいのですよ、少しずつ静かになって行くようなところがなんともいい。 これから寒さも増すし、一方で私は環境も変わって行く。 これが変わ…

価値観が通じるということ ―MC The Boss

始めに断ってしまうのだけど、今回は音楽の内容そのものについては余り振れない。 どちらかというとその精神性みたいなところに焦点を当てつつと思っている。 とはいいつつも、とりあえず簡単に。 先頃Tha Blue HerbのBossがソロ作を出した。 トラックは様々…

声 ―Salyu

このところ歌ものと過激なインストものと、聴くものがまた極端になっている。 先日Tera Melosの記事を書いたのだけど、その後もインストは日本のバンド含めて面白いのも多い。 インストではないけど、54-71というバンドのCDも買ってきて聴いているけど、やた…

小休止95「自宅でライブが観られる時代」

なんてタイトルをつけたけど、そんな時代は随分久しい。 ライブ盤というのは昔からあるし、ビデオの頃から映像でライブを観ると言うことは特別でもなんでもない。 今ではリアルタイムで生中継するというのも増えていて、良い時代だよね、ホント。 最近私はラ…

バンドのドキュメントの今 ―LITE

今日は朝から出掛けて朝から街をフラフラしてきた。 9時半頃に家を出て、近所のモスバーガーで朝飯を食ってそのまま美術館へ。 昼過ぎに見終わって飯を食って、CD屋をあちこちして数枚のCDを購入して、その後はLITEのイベントへ。 先頃出たアメリカツアーの…

小休止94「インタービュー」

未だに雑誌はよく読むし、最近はウェブマガジンという奴もあるから嬉しい限りだね。 電車の中でもあれこれ検索をしては読みあさっているのだけど、いやはや便利な時代だ。 それにしても、雑誌メディアは半ば広告宣伝物でしかない時代があったが、最近はまた…

野心の先に ―MOROHA

この間都内某所のタワーレコードへ行くと、何故かMOROHAのアルバムがかなり目立つところに配置されていた。 一応コーナーとしては彼等の所属するRoseRecordのアーティストの一群、という感じになっていたけど、明らかに「MOROHA」推しである。 何かあったのだ…

変態の賛成 ―Tera Melos

この頃またCDをあれこれ買い漁っている。 新規に聴くようになったアーティストの周辺を掘り返しているので、結果的に聴いたことのないところへ拡大しているという状況である。 で、具体的にどういうところに手を出しているかというと、アヴァンギャルドな方…

コラボ ―アナログヒント

最近、に限った話ではないのだけど、様々なアーティストのコラボシングル、アルバムというのは面白かったり面白くなかったりという内容面の満足度に差はあれどそれなりに興味深いものである。 遡れば郷ひろみと樹木希林のコラボはまさに青天の霹靂、という冗…

マイペースに ―The Subways

私は割と節操なく色んなジャンルを聴いている方だと思う。 それこそ所謂ロックンロールからオルタナ系はもとより、パンクもプログレもサイケもポストパンクもハードコアもテクノもアンビエントもエレクトロニカもノイズもアヴァンギャルドもポップスもヒップ…

小休止93「Hostess Club All-Night」

と、言う訳で行ってきました、ホステス。 今回はサマソニとのジョイントになったので、深夜枠での開催となった。 既に定例化しているイベントなので、毎回行っている連中も数多くいたのだろうが、今回はサマソニの層も一部被ってくるからまた新規開拓の機会…