音楽放談 pt.2

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2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

表現の可能性 -アナログフィッシュ

と、いうわけで昨日はアナログフィッシュの対バンライブ、相手はトリプルファイヤーであった。 客入りはおそらく8割強と、新代田のキャパにしてはやや少ない印象ではあったが、観る方としてはこれくらいがちょうどいい。 アルバムリリースツアーでもなく、…

続く人生の途中 -Life Gose On

音楽にも温度感というものがあると私は思っていて、多分みんなもそれとなく感じながらその時々にフィットする音楽をチョイスしているのではないかと思う。 例えば晴れた日には温度感高めな音楽の方が聞いていて楽しいし、発奮させたい時には熱めの音楽が響く…

小休止116「続・社会性の必要性」

先日あるニュースでロックファンがにわかにざわついた。 何かと言うと、今年のフジロックに学生運動で話題になったSealdsが出ることになったことに対して、音楽に政治を持ち込むな、という批判が出たことに対して、アジカンのゴッチが反論、その他のアーティ…

バンド音楽の幸福なあり方 -nuito

昨日はnuitoの復活ライブへ。 7年前にアルバムを1枚出して活動休止状態に合ったバンドで、私が彼らを知ったのは半年かそこら前である。 そのときに記事も書いているのだけど、たまたまネット上で「狂ったバンドがある」という旨の紹介を受けて聞いてみたので…

気まぐれリリーズ ーLilies and Remains

昨日はLilies and Remainsの久しぶりの単独ライブであった。 VJを起用するなどこれまでにない試みもなされたが、結構唐突に発表された感もあったし、大分間が空いたし、やっとく?みたいなノリだったんじゃないかという気もする。 先にライブの感想を書いて…

音の間に間に -Pele

いわゆるJ-POPをメインに聴いている人たちにとって理解できない音楽の一つがインストものだろう。 要するに歌のない音楽。 なぜなら彼らにとって音楽を聴くというのはイコール歌を聴くことだから。 それと合わせて洋楽的な音楽にもピンとこない。 理由はサビ…

嫌味なくポップで素敵 -Van She

梅雨である。 だって6月だし。 その割には晴れた日が多いし、蒸し暑さよりも肌寒さが気になる日々である。 といっても日中はまあまあ暑いから、その寒暖さは油断できない。 会社でも風邪引いた人いっぱいいるし。 しかし、今年は5月からずっと晴天も続いてい…

小休止115「共感の正体」

この絵を見て「あ、Mars Volta!!」と思った人はきっとロックが好きな人で、少しひねくれた方向に向かっているギークの可能性が高い、のではないだろうか。 彼らの出生作『Frances The Mute』のジャケットは、かのヒプノシスが手がけたもので、この絵はその…

脱却 -Deerhunter

生きていくうちに人は変わっていくものである。 それがいい方向に向かう人もいれば、残念な方向へ向かっていく人もいる。 良し悪しの判断は一概にはできないし、ある程度相対的な価値観になるからあれを善、これを悪と断じることはその態度自体は絶対的に悪…

小休止114「劇場型の社会」

年明け以降、芸能関連では何かと話題に事欠かない。 最近では誰それの不倫だとか、最近では病気の悲劇もあって、芸能記者にとっては忙しい毎日だろう。 一方世間でもあれこれ事件は起きていて、地震が起きたり子供がいなくなったり、なんやかんや起きている…

突然 -Soft Ballet

今年は残念なニュースが立て続く。 年始のボウイに始まり、ロックの大御所が次々にこの世を去っている。 誤解を恐れずに言えば、多くはある程度年齢も言っている場合もあって仕方ないかな、時代の終わりか、なんていう言葉でもって受け入れられるところもあ…

小休止113「毎年のこと」

あっという間に6月になっており、最近少しずつ雲も多くなって、湿気も多くなってきた。 とはいえ梅雨入りはまだのようですね。 これから洗濯物も大変になりそうだ。 このところ割と日本人のライブへ行くことも多く、必然的に日本人の音楽をよく聞くようにな…

諸行無情 -Boom Boom Satellites

悲しいニュースがYahooのトップにも掲載された。 日本が誇るロックバンド、Boom Boom Satellitesが活動終了、というものである。 あまり耳慣れない表現に一体どういうことかと見てみると、かねてより脳腫瘍で手術を繰り返していた川島さんが、とうとう音楽が…