音楽放談 pt.2

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邦楽ポップス

オルタナティブの何たるか ―Boredoms

昨日は日本が誇るオルタナティブの代名詞的存在、Boredomsのライブへ品川へ。 音源はいくつか聴いた事がある程度ながら、色んな記事などを観るに付け非常に興味があったので、良い機会とて。 はっきり言ってかなりカオスな印象だったので、いかな大物といえ…

これがミクスチャー ―Back Drop Bomb

昨年のハイスタ復活、それに合わせてのAir Jamの復活、それにより当時のバンド達の注目度もにわかに増した印象がある。 と、いいつつも、実は当時菜を馳せたバンドの多くはずっと健在であり続けた。 厳密にはバンドというよりはアーティストという言葉を使っ…

ロックのロック的なもの ―Brahman

昨年の秋にHi-Standard復活とともにAirjamが開催された。 90年代の終わり、日本におけるインディロックという価値観に絶大な影響を与えた当時のバンド群の中でもその中心的存在であったバンドの復活だけに、大変話題となったものだ。 私は今に至るもハイスタ…

音楽は時代を超える ―ばちかぶり

最近日本のバンドをまた聴くようになっている。 別になにか特別の理由があった訳ではないのだけどね。 友人からは日本人のバンドを借りる事の方が多いので、ありがたい事に放っておいてもそれなりに紹介してもらえるのである。 最近借りていいな、と思ったの…

爆誕 ―特撮

先日思いつきのようにライブへ行ってきた。 別な用事で渋谷へ行ったのだが、ふとライブハウスへ行こうと思ったのだ。 ぶらりと通りすがった渋谷O-EASTにて、1枚のビラが目に留まった。 それは、5年ぶりに活動再開をした特撮のライブ告知であった。 今日じゃ…

レインブーツで踊りましょう ―Salyu×Salyu

かつてはオリコンのヒットチャートを参考に音楽を聴いていたが、今ではオリコンのヒットチャートとは縁のない音楽ばかり聴いている。 今チャートを席巻しているものは、果たして音楽と呼べる価値のあるものかどうか定かでもないような類いのもので、そもそも…

華やかさのない”花” ―ASA-CHANG&巡礼

先日紹介した『けものがれ、俺らの猿と』のサントラの収録曲はもれなく素晴らしい。 映画を知っているからその世界観のマッチ具合も手伝ってはいるが、そもそも入っている曲が素晴らしいのである。 どこか不穏というか、不気味と言うか、路地裏の暗がりから…

トリビュート ―The Stalin

トリビュートアルバムと言う奴は、いつの頃からか割とよく出るようになった。 Hideのトリビュートや、尾崎豊のトリビュート辺りから比較的一般的になった気もする。 それ以前にもあったんだろうけど、良い商売だわな。 最近ではLuna Seaのトリビュートも出て…

BDB in the Area ―Micromaximum

どうも今週末は天気がよろしくないようだ。 最近湿気も多くなってきて、いよいよ夏のにおい、その前に梅雨の薫り。 あんまり好きなにおいじゃないけど、まあ仕方ない。 それが四季と言うものよ。 それはともかく、明日は久しぶりにライヴに行く、仕事終わり…

ロマンチスト ーThe Staline

HMVで「スターリン」と検索したら、なぜかトップに来たのは月島きらりであった。 なんじゃこりゃ、と思ってよく見たらモーニング娘じゃないか。 そういえばこの子は独り立ちしたんだっけ?と思ったらこの間テレビに出てた。 オリコンで1位を獲得したそうだ。…

それでも俺は ―頭脳警察セカンド

日本人は静かな民族である、というのはよく聴く話。 ライヴでも日本人はじっくりと(あるいは単なる無反応もあろうが)聴こうとするため、海外アーティストなどは初めて日本でライヴをやると、その光景にすごく不安になるそうだ。 それになれると、すごく真…

戦う男 ―エレファントカシマシ

先日Yahooニュースのトップに「エレカシ宮本、キレる」なる文字が。 何事かありけん、とて見やればなんでも出演したレディオにてDjの発言に腹を立て、暴言を吐いたとのこと。 その事件(というほど大げさでもないが)は数日前だったのだが、それに対して宮本…

人間失格!! ―人間椅子

江戸川乱歩と言えば、言わずと知れた日本の文豪である。 明智小五郎や、怪人20面相という名物キャラクタも生み出した、日本を代表するミステリー作家である。 その名を冠した文学賞もあるし、最近ではすっかり子供たちの人気もの、名探偵コナン君の名字も彼…

褪せない理由 ―Luna Sea

割と多くの人が、本気で音楽を聴くようになるのが中学生ぐらいだという。 私もそうで、小学生時分にも聴いてはいたが、別に自分で選んでいた訳でもないし、はやりの曲を聴いていたんですね。 当時は、よもや自分がかくもコアな世界にハマっていくとは思いも…

アンティピカルな精神で ―Back Drop Bomb

日本のロックシーンは2極化が著しい、という話を聞いた事がある。 日本でロックという言葉がどういう風にとらえられているか、というのを考えると、自ずとその意味するところはわかる気がする。 私もロック好きです、という事あるんだけど、そうするとやっぱ…

真実は脳の中、選んだ現実は... ―Venometeoric

最近日本のロックバンドでも複雑な曲展開をするものが多い。 例えば今一番勢いのある若手の一つである9mmとか、類型で凛として時雨、とかね。 メタル的な要素をかなり感じるが、1曲の中でも転調しまくりの曲はむしろプログレなのだろうか。 もっとも彼らに関…

割と寂しい諸行無常 ―Zazen Boys 4

楽器の役割とは何だろうか。 多くの人にとっては歌を載せるメロディを奏でる伴奏というものをそれと認識しているはずである。 各楽器パートがかっこいいと思う事はあっても、あくまで歌を引き立てる事こそが楽器演奏であると思っている人は多かろう。 それこ…

メシ喰うな!と吠える ―INU

昨日は80年代日本のアングラシーンを代表したバンド、じゃがたらを紹介したが、今日もまた80年代の日本のアングラ/ハードコアシーンの代表格である。 日本のパンクを好んで聴く人であれば、必ず通るであろう名盤中の名盤。 ジャケからして最高、音も最高、歌…

終わらない時間の中で ―HAPPY END

日本でもロックというジャンルは馴染んでいるどころか、既に形骸化している。 多くの人にとって、ロックはただのファッションだろうね。 それはともかく、最近で言うヒップホップ同様、かつては日本語をロックのメロディにのせる事の可能性について本気で議…

イケメンな二人組? ―電気グルーヴ

私は基本的にロック系のものばかりを聴いている。 別に確たる動機はないんだけど、単純にかっこいいと思う奴がロックバンドに多いだけである。 でも、最近は色々聴くようになって、テクノなんかも聴くようになっている。 オウテカとか、Aphextwinとか、まあ…

胡蝶の夢の中 ーレピッシュ

最近は90年代が熱い。 それこそ先日のジュリアナ東京なんて奴が復活してみたり、筋少が復活したり、ジュンスカが復活したり、Xが復活したり。 そうして90年代に一世を風靡したバンドが次から次へと再結成してゆく。 どうも青春をもう一度的な空気が強く、奇…

ダイジョブな筋肉少女帯

自分はぶっちゃけネクラである。 友達は少ない。 彼女もいない。 人見知りなので特定の人としか話さない。 高校時代からそう言う傾向は顕著になり、まあ青春時代は暗かった。 一応部活をやっていたんだけど、そこでだけは、自分でいられたの...。 まあそ…

Nipsong, baby!!

私は洋楽を主に聴いている。 世の中には洋楽は駄目、という人もいる。 そう言う人のほとんどは英語がわからないから、という。 一方洋楽ばかり聴いていて、日本のバンドを聴かない人は、かっこよくないから、という。 日本の、いわゆるメインストリームには…