音楽放談 pt.2

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音楽レビュー

街の景色と日常と -Analogfish

City of Symphony (Quiet City ver.) 先日アナログフィッシュが楽曲をリリース。 "City Of Symphony"という曲のリアレンジヴァージョンで、個人的に彼らの楽曲の中でもトップ3に入る大好きな曲だ。 アルバム『Newclear』というこれまた傑作アルバムに収録さ…

日常 -何かが違う

昨日はやらなければいけない仕事があったので、土曜日ながら出社。 朝10時頃に渋谷駅へ立ち寄ったわけだが、その時の写真がトップのものである。 まばらに人はいたものの、電車の到着もなければこんな感じであった。 自粛要請でちゃんと家にいる人の方が多い…

ムードが足りない -空洞です

久しぶりにフラれるという経験をしつつ、どこか冷めた自分について考えながらこれを書いている。 昔からなんとなく勘付いてがいたが、私は人の感情の距離見たいなものを言葉なり態度なりから感じることができる特殊能力があって、それが結構な割合で当たって…

変化を感じる時 -Alive from '85

Alive In 85 最近なんとなく嬉しい出来事が続いている。 先月末に前職の後輩たちと飲んだのだけど、その時に彼らが元気で、特に新卒で入った子がきちんと結果も出し始めていて、しかも仕事に対してポジティブに取り組んでいるだけでなく、ちゃんと周りからも…

世界に轟く日本のインディロック ーBo Ningen

今年に入ってまだ音楽のライブにはいけていないが、明日ついにライブはじめだ。 何かといえば、絶賛日本ツアー中のBo Ningenである。 日本人だがイギリスを拠点にしているので、年に何回かツアーでやってくる。 世界中をツアーしており、海外の主要なフェス…

懐ゲーがまじやべ〜 -MOON

Moon: 83 - Moon Trips (MoonDisc Version) 私はテレビゲーム全盛期時代に子供時代を過ごしたので、ファミコン、ゲームボーイ初期、スーファミ、プレステ、プレステ2、NINTENDO64など、テレビゲームが進化しまくった時期を割と直撃した世代だと思う。 初めて…

都会的であるということ -cero

cero / Poly Life Multi Soul(Live At Zepp Divercity Tokyo 2018.06.17) 私の地元はいわゆる田舎の地方都市といった風情のところで、暮らす分には特に不自由はなく、自動車移動が基本で、朝夕は少し道が混むが渋滞という概念のあまりない、つまりそんなに…

わからないものはわからないものとして -ゆらゆら帝国

ゆらゆら帝国で考え中 MV 一昨日と昨日と、続けて美術館へ。 一昨日は日本画、昨日は浮世絵である。 昨年から日本の美術が面白くなってよく出かけているんだけど、やはり面白いなと思っているわけだ。 何が面白いかといえば、まず日本画については引き算の美…

小休止183「2019年の個人的ベストヒット」

今年は色々あったな。 個人的には激動と呼ぶにふさわしい1年であった、ように思う。 世間的にも時代は変わり、平成から令和である。 時代は常に変わっていくものだ。 さて、ここのところこの個人的年間ベストも、考えるのに苦労するようになってきた。 音楽…

ミクスチャー日本代表 -Back Drop Bomb

ミクスチャーという価値観はもはやことさらにいうべくもなく浸透して久しい。 ていうか、もはやミクスチャーという言葉自体が意味をなさない時代となったといっていいだろうね。 それこそ2000年代初頭に日本ではDragon Ashの存在によっていわゆるJ-POPシーン…

年輪 -Tha Blue Herb

必ず時代は変わる、というわけで、平成から令和になって久しいわけだが、自分の極身の回りが何か変わったかといえばそうでもないのが現実だ。 実際問題年号を意識するのは契約書や何かの書類くらいなもので、実際問題生活には大して影響はない。 歴史はいつ…

これこれ!という感じ -The Faint

今年リリースされている新譜が悉く素晴らしい。 Broken Social SceneのEPシリーズ、These New Puritansもまた初期の感じを出しつつ、The Nationalの相変わらず渋いながら女性ヴォーカルを大々的にフィーチャーして新しい要素も見えている。 Vampire Weekend…

燃え盛る -Tha Blue Herb

6月に入ってマジで仕事が忙しく、久しぶりにゆとりがない日々が続いている。 それでもなんとか乗り切れそうだし、なんなら状況的にはじわじわと好転し始めているところもある。 まあ、逆もあるから引き続きいいことの方が少ないのは確かだが。 最近ずっとこ…

好きな温度感 -These New Puritans

ここのところ仕事が忙しいので、つい休日も趣味の時間よりもだらだらと力を使わない過ごし方をしてしまっている。 仕事もしないと、などと思うが、結局あまり稼動できていない。 ていうか、結局平日にガッと集中してやった方が早く、休日はアイデアを練り直…

信じるものは・・・? -筋肉少女帯と松本都

何か大きな犯罪、特に無差別殺人などが起こると、必ずでてくる憐れみの言葉の一つが「何も悪いことなんてしていないのに・・・」というものだ。 世の中の大半の人は普通に受け入れるだろうし、かくいう私もそう思わないではなかった。 しかし、最近ふとこの…

a life is worth living -Maximo Park

何に価値があって何に価値がないかは人それぞれだし、国や時代、文化によっても違うだろう。 それらも含めて価値観というものは醸成されるわけだから、当然としてば当然か。 他人と話をしていて面白い瞬間は、そうしたいろんな価値観に触れることが一つあげ…

言葉の視点の取り方 -Bright Eyes

昨夜は会社の中のいいやつらと飲んだ。 1人がついこの間結婚したので、ささやかだけどのその祝いも兼ねてであった。 タバコを吸うやつで、金遣いが荒いので安い居酒屋で、もう1人のやつと金を出してタバコを1カートンプレゼント。 大したものじゃないけど、…

夜中の虹 -落雷含み

「最近おかしなことがよく起こるんだ」というのは、インディ映画『This Must Be The Place』で主人公のシャイアンがつぶやく印象的なセリフの一つだ。 その映画が好きでDVDでもよくみるんだけど、改めて視点を変えてみると印象的なセリフで断片的に繋ぐよう…

闇をひとつまみ -髭

昨夜は会社帰りに一緒に案件をやっているやつらと飲みに。 1人はよくいくやつ、もう1人は飲みにいくのは初めてというやつだったんだけど、彼がふと会社ですれ違った際に何か言いたげだったのでこの飲み会は組まれたのであった。 今期に入ったタイミングで、…

音楽の多重星 -Dirty Projectors

人と話をしていて面白いなと思うのは、やっぱりいろんな人がいるというところだろう。 誰しも相手によって態度を変えているわけだが、それを観察するのが私は趣味みたいなものなのだけど、仕事でもプライベートでも多角的に人を観ている。 あの人と話す時は…

クレイジークレイマー -卓球とandymori

自分はへそまがりだなと昔から思っているのだけど、そう自覚したのは多分大学生になってからやっとだったと思う。 そう気がついて開きなおる前は、なんだかずっと悶々としていた記憶がある。 むしろそれがへそ曲がりを助長したのかもしれないが、ともあれ今…

How Do You Feel ? -Yogee New Waves

私の大学時代からの友人とは、よく音楽の話をする。 何ヶ月に1回くらいのペースで会っているのだけど、だいたい飯を食いながら近況報告のようなことをしつつ、そのあとカラオケに行ったりするわけだが、最近私のレパートリーが増えていないなと思うと同時に…

サブカルチャーのカルチャー化 -Metal Gear SolidとDavid Bowie

以前も少し書いたのだけど、ここ数ヶ月結構デームをやっている。 PS3盤の『Metal Gear Solid Ⅴ』である。 発売はもう5年くらい前になるのかな、ハード含めてまだやってんのか?と言われてしまいそうではあるが、このゲームは実に面白い。 もともとこのシリー…

シリーズ第1弾 -Broken Social Scene

Broken Social Sceneが新作EPをリリースした。 リリースされたのは先月なんだけど、私はメディアリリースを待っていたんですね。 しかし一向に出る気配もないため、とりあえずiTunesで購入。 サブスクリプションでもまだ配信されてなかったのである。 前作『…

時を経れど –Maximo Park

昨年から今年にかけて、00年代と呼ばれたバンドたちの新作が立て続いている。 The CoralやFoals、Deerhunter、Dirty ProjectorにGang Gang Danceなど、私も大学生くらいから聴いているバンドたちなので、こうして元気に活動してくれていることが嬉しい。 今…

ダンスとアイドル -Babymetalとか

たまにテレビで音楽番組を観るのだけど、アイドルが出ていると特に観ることがある。 このブログで紹介しているようなコアで個性がむせるくらいに漂っている濃いめの音楽ばかりを聞いてきた反動か、アイドルの子達の明るくキャピキャピした感じだ急にはまりだ…

すれ違いの人生の果てに -Sabaku

私は人とのコミュニケーションなどにおいて、悩んでいるというか、途方もない気持ちにさせられることが昔からよくある。 それを殊更に感じるのは、やはり何かしらの課題に臨む場合だったり、問題を解決しようとしたりする、つまり仕事的な場面である。 何を…

シンフォニックな酔いどれ時間 -Salyu

2月ももう終わりだ。 気がついたらこんなに時間が経っていたのだ。 今月は忙しかったんですよ。 今も絶好調ストレスフルな日々を送っているが、昨夜は同僚と朝まで飲んでいた。 なぜか他部署の上長とちょいちょい飲みに行くんだけど、妙に気にかけてもらって…

いい音楽は地続き -4AD

1月は旧暦では春なわけで、正月にも新春などとのたまっているわけだが、実際問題まだまだ寒いし、なんなら一番寒いのはこれからの時期である。 それでも私にとっては冬を感じるのは12月が一番である。 なぜかはわからない。 1月はどこか春を感じるのはテレビ…

歌詞の文学 -モチーフ返し

平成最後ですね。 私は昭和生まれなので、ついに3つの年号をまたぐ時が来ようとは。 大正生まれの人にしたら4つ、明治生まれなら5つの時代を生きていくわけだから、なんだすごいことのように思える。 まあ、それで何が変わるわけでは無いけど、少なくとも…