音楽放談 pt.2

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小休止8「キャパオーバー」

社会人になってつくづく思うことは、本当に音楽を聴いている時間がない。

大学生の頃などは、それこそ一日中聴いていたものだ。

3年にもなれば必修科目以外は別段授業の必要もなかったので、音楽を聴きながらふらふらしていたものだ。

ところが、社会人とかいう奴にはとにかく時間的制約がつきまとう。

それも執拗に。

クソ暇な流れ作業のようなものであれば、意識なぞ集中させるまでもなく、むしろそうして同じことを只ひたすら繰り返すというのなら、音楽でもあった方が却って能率も上がるというもの。

と、言う訳で、駄目っすか?などといったところで、それはやはり駄目で、黙々とやるし必ず、必然気持ちも腐って行くのである。


それにしても、通勤時に約1時間弱、帰りも同様、帰って後約2時間程度が、ここ最近の音楽時間である。

そのくせアルバムを買うペースと来たら月4枚以上。

過去のものもまだまだ一杯聴きたい奴もある訳で、そうなるととてもではないがせっかく買っても危機もんでいる時間がないのである。

先月から、既に10枚以上買っているし、今日は友人から更に8枚くらい借りてしまった。

従って、i-Podを整理してとりあえず聞き込んでいないものおを、と思って抽出しても、ほとんどが1回か2回しか聴けていないアルバムだったりして、世知辛い。

なんせ私は第1世代のi-Pod nano。

当時はちっさくて、素敵でしょ?なんて言っていた代物が、今や角張った低性能のレトロ機と化している。

どうして時間はこうも残酷なんだ。

関係ないけど、今時間とは、みたいな本を読んでいるのだが、それが面白い。

こういう哲学と科学を掛け合わせたような世界は大好きでしてね。

それはいいんだけど、ともかくそうして一杯一杯になった我が愛しのi-Podを観ては「苦労を掛けるねえ」などと一応ねぎらいつつも、どうしてもっと入らんのかしら、と嘆くのである。


来月もまだ出る。

過去のものでも聴きたい奴はまだ山ほどあるし。

まったく、困ったものだ。

時間も金もないんじゃ、一体俺は何のために生きておるのか。

ともあれ、やっぱり音楽って、素敵よね。