Moon: 83 - Moon Trips (MoonDisc Version)
私はテレビゲーム全盛期時代に子供時代を過ごしたので、ファミコン、ゲームボーイ初期、スーファミ、プレステ、プレステ2、NINTENDO64など、テレビゲームが進化しまくった時期を割と直撃した世代だと思う。
初めてプレステをやった時の感動、今の人にはわからないだろう。
プレステ2なんて本当にびびった。
今ではスマホの画面で何百倍もの画質が当たり前の世の中になったが、技術の進歩って本当すごいよね。
そんな私が好きなゲームタイトルもいくつかあって、その代表体な奴はロックマンだ。
アクションシューティングの代表作、今にしてみればかっこいいとは思えないヒーローだが、あのゲームは大好きだったね。
私がプレステを買った理由は、ロックマン8がやりたかったからだ。
セリフやアニメーションもどんどん入ってきて、オープニングテーマまであった。
歌っていたのは高山みなみさんがヴォーカルを詰めるTwo Mixだ。
今の若者がどれだけ知っているのか・・・。
他にも天誅やメタルギアといった、いわゆるステルスアクションが大好きでしたね。
PSVitaはついに買わなかったが、天誅的な忍者アクションの忍道も大好きでしたね。
基本的にこそこそ生きていたいらしい。
ちなみにRPGはあまり好きではなくて、ドラクエは1回もやったことがないし、FFはいくつかやったけどあんまりはまらなかった。
そんな私が今でもたまに思い出すのが、いつの間にか伝説と言われるようになった『MOON』とうゲーム。
リミックスRPGとうたわれ、当時はテレビCMも打たれており、結構売れたのかPS BESTにもなった作品だが、ご存知の方はどれくらいいるだろうか。
今では4万以上の高値がついているらしいこのゲーム、私はなぜか当時リアルタイムで買って、結構熱心にやっていた。
PSPを買った時にもDLでないか探したがなく、今でもたまに思い出す個人的懐ゲーだったんだけど、このほどNINTENDO Swicthでリリースされたらしく、一部で盛り上がっているらしいのだ。
正直細かなストーリーは覚えていないんだけど、非常に変わり種のゲームであった。
ある小学生の子が、自分のプレイしていたゲームの世界に迷い込んでしまい、その中で繰り広げられる様々な出来事がゲームを構成している。
独自のシステムを持っており、そのゲームの中で時間が流れており、それにそって行動をしないといけないので、時にクリアのためにはただ待つだけという要素もあり、今にして思えばなぜ今も思い出すくらいハマったのかよくわからないくらいだ。
ただ、その独自のシステム故にゲーム中は世界にハマるしかなくて、そのゆったりとした時間がとても心地良かったのはよく覚えている。
BGMがずっとなっているわけでもなくて、足音だけがずっとなっている。
あとは気が揺れたり小鳥が鳴いたりするだけで、とても静かなんだよね。
そして、MD(Moon Disk)と呼ばれるものを集めることで、自分好みのBGMを選べるのだ。
今回載せた音源もそれの一つだけど、そういうシステムも当時では画期的だったとか。
で、このゲームが伝説と呼ばれる所以はそのコンセプトにあり、非常にひねくれたゲームなのである。
詳細は調べればいくらでも出てくるので調べて観て欲しいけど、そんなことはさておいて、非常にピースふるでラブにあふれたゲームだったのだ。
ここには戦いはなくて、あるのはそれぞれの人?たちのそれぞれの暮らしである。
それも含めた静かな時間が好きで、特にやることもなかったけどうろうろ歩き回ってそんでいた。
まさかそんなゲームがこの時期に再発されるとは思ってもみなかった。
誰かに勧めるかといえばそうでもないし、好き嫌いは明確に別れるゲームだと思う。
だけど、この静かで全てを受け入れることがポイントになるゲームは、今みたいな時代にこそ大事だと思うわけである。
また、先に紹介したMDの曲が、どれも結構いいのだ。
20年くらい前にやっていたゲームだけど、いまだに結構覚えているし。
Switchを持っている人は、二千円くらいするらしいが、ぜひやって観て欲しいゲームだ。
子供にもおすすめである。