音楽放談 pt.2

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ナイス害 -けものがれ、俺らの猿と

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どうもここ2ヶ月弱は心身共に具合が悪く、どうにも不安定であった。

 

こんなことは久しぶりだったな。

 

生理中か、なったことないけど。

 

ともあれ、時間が経過してだいぶ落ち着くと共に、冷静になるから却ってとるべき方策も見えてくるというもの。

 

粛々とやるべきをやり、考えるべきを考えるだけだ。

 

それにしても、なんだかこの1ヶ月くらいしょっちゅう頭をよぎったのはある映画のセリフだった。

 

「どいつもこいつも舐めやがって」

 

けものがれ、俺らの猿と』という町田康原作、永瀬正敏主演のカルト映画だ。

 

 

クライアント担当者でも久しぶりに自分のことしか考えていないクソがいるし、ここまで下請け扱いするやつはなかなかみない。

 

自分の不都合があると連絡に出ないし。

 

そして社内でもそうだ。

 

そもそも自分の管理ミスが要因で起こった問題で、私からしたら関わってもいない事象なのにリカバリーで入っているのに感情的にブチ切れて、自分の評価が下がるからそんなことはしたくないとかいう始末。

 

こいつまじか、それをいうかね。

 

めんどくさいからこっちで何とかしますわ、と巻き取ったが案の定問題発生、タイミング悪く他部署でも問題を起こしくさって。

 

色々と文句を言われながらもとりあえず感情を抑えて、提案内容も見直しながら社内でも無理言って動いてもらって、何とか巻き返そうとやっているのに、本来その対応をするべき子は体調不良と言ってこの3日休んでいた。

 

だから業務もまきとって、他の業務も全部巻き取ってやっている。

 

せめて状況を教えてくれと言っても何も返信しないし、リアクションもない。

 

挙句やると言った業務もやらないし、共有するべきことも共有してくれていないから漏れが出てきている。

 

幸い何とか出来ることだったからよかったけど、この時間まで、私は今日有給とったのに、結局ほぼ1日中クライアント対応している。

 

一部は急遽ヘルプに入ってくれた新卒の子達のフォローもしないといけないから、それでmtgもやってるしな。

 

でも、中途半端なプライドばっかりある中途よりも、一生懸命な新卒の方がちゃんと仕事やってくれるよな。

 

彼らの存在に今回は救われた思いだ。

 

 

白昼夢、ていうか悪夢満載の謎映画だが、まさにナイス害満載で皮肉が利いていて嫌になるぜ。

 

訳のわからない奴に振り回せまくる不条理な世界観がひたすら展開されるのが町田康の、特に初期作品の特徴である。

 

主人公も大概なダメ人間だが、狂った奴らの中で奔走する姿が滑稽でもありどこか虚しくもある。

 

この世の中の大半は理不尽だ。

 

今更そんなことを呪うほど子供でもないけど、たまにどうしようもなく苛立つことがある。

 

所詮他人は他人だ。

 

自分から見れば思い通りにならない理不尽の塊だ。

 

一見心が通いあったかに見えても、それはただの勘違いでしかない。

 

人は分かり合えないし、他人のことはわからない。

 

不覚にも信用や期待なんてしてしまったばかったりにガッカリするハメになるんだから。

 

と、こういう価値観がまさに私の人間観を反映しているなと感じる訳だ。

 

ともあれ、どうもむしゃくしゃして、どこに怒りをぶつければいいのだろうというときにはこの映画はいい感じにどうでもいいと思わせてくれる。

 

所詮世の中の大半のやつは自分から見れば狂っている。

 

そんな奴らをいかにいなしながら生きていくかがサバイバル術というものだ。

 

ま、私も他人から見ればそんな狂ったやつの1人なんだろう。

 

そんな人生、いつまで生きていられるんだろうか。

 

しんどいな。。。


溶け出したガラス箱/君はだれなんだ