音楽放談 pt.2

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小休止197「 All Things Change, but ・・・」

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今年もついに最後の1日だ。

 

今年のアルバム的な話はすでに書いてみたけど、今年の1曲ってなんだろうか、ということも考えつつ、自分のことを少しまとめておこう。

 

つまり、日記である。

 

 

この1年の色々の変化はとてもドラスティックだったし、他のだれもと同じように、私にとってもやっぱり大きな意味を持つ1年だったように思う。

 

そもそも去年の今頃に転職したばかりで、新しい環境にようやく慣れた頃にこの騒ぎだ。

 

しかし、幸いなことに世の中の動きに先駆けるようにリモート化みたいな環境にもなったし、オンライン商談も割と早い段階で最適化して行った。

 

むしろ却って忙しくなったし、給料は前職よりも上がっているので、ようやく奨学金も返済して尚貯金がちょっと増えたくらいだ。

 

さらにこれまで興味のなかった分野にも必然興味をもったのは、まさに1年前の決断が功を奏した結果と言えるだろう。

 

とかいいつつも、秋ごろにはマジで転職も考えていたこともある。

 

稼働量が多すぎるのと、環境的にどうしても馴染めないところがあったので、違う道も考えたわけだ。

 

ただ、私自身まだこの会社で何も爪痕を残せていなかったので、迷いもあったんだよね。

 

結果もう少しここで頑張ろうと思ってやっているけど、それでもいつまでいるかはわからないんだけどね。

 

ともあれ、やっぱり環境を変えることは、荒療治だけど自分を強制的にでも変えないと環境に適応できなくなるから、そこに身を置いたことはとよかったと思っている。

 

おかげで仕事場ではあちこちから質問をされる立場になっているし、それなりに結果も出しているけどね。

 

でも、この環境のおかげで、ますます1人で綺麗に死ぬやり方を考えるようにもなったな。

 

 

会社の方針もあって、とにかく変化に富んだ1年だったので、体感的には2年近くあったくらいである。

 

社会だけでなくて、私個人の経験でもそれなりに苦労はしたんだよ。

 

そんな中で頭の中によく流れていたのが、すでに15年も前にリリースされたスマパンのヴォーカル、Billy Corganのソロ1stの1曲目"All Things Change"という曲。


Billy Corgan - All Things Change

全ては変わっていく、休みなく、不確かに、という言葉が繰り返されているが、まさにそんなことを体感した1年だった。

 

中にはこの変化がポジティブではない人もたくさんいたのは間違いない。

 

人はいつ死ぬかわからないということも否応なしに知らしめられたし、それは自分だけでなくて家族の死だって同率である。

 

どうしようもないものに襲われたときに、それでもどう生きていくかということを突きつけられたような世界である。

 

私は幸いその恩恵に預かるような仕事についていたけど、もしそうじゃなかったら今頃もう死んでいたかもしれない。

 

今の状況をみるにつけ、私がすぐすぐにそうした危機に晒されることは多分ないけど、それでもいつどうなるかわからない。

 

今年は自殺者、特に女性の自殺者数は急激に増えたけど、今目の前の生活以上に、生きるということそのものについてのモチベーションを多くの人が見失った年だったように思う。

 

余談だけど、自分と向き合う時間が長くなるほど、人はそういう思考に寄っていくらしい。

 

私は元々人生には意味はないと思っているし、むしろそんなことを考えないでいることが健全だと思っているけど、先にも書いたように、どうしたら人に迷惑をかけずに死ねるかを考えるような思考性に最近ますますなっている。

 

本当にこれはあかんな、、、と思ったら、静かにこの世界からフェードアウトしていきたい。

 

そのためには最低限の金はいるし、それを稼いでいるのがいまだ。

 

自殺なんてしないけど、死に方は考える。

 

私はこういう生き方しかできないし、こうして人の実態があるのかないのかわからなくなれば、それは連絡が継続しているかどうかだけである。

 

誰にも知られずに静かにいなくなる、そのための方法をまた探していくのがこれからの人生だな。

 

時勢とかそんなものには負けたくないけど、人生の本質は変わらないから。

 

ここから先にも、何かを残す人にはなれそうもないし、そこを求めるほどのアグレッシブさも、もうないな。

 

結局この年齢になっても、誰かに求められるための術は身に付けられないままであったな。

 

そこだけは変えられなかった。

 


Billy Corgan - All Things Change