先週ようやくMaximo Parkの新譜が手元に届いた。
今回は海外リリースと合わせて日本盤もリリースされ、またタワレコでも店舗によってはレコメンド枠に押されるし、今日はオンラインライブの日本盤の配信もあるなど、プロモーションにかなり注力しているらしい。
私は今回公式サイトでサイン入りのものを購入、なんやかんや彼らのデビュー間も無くの頃から聴いているので、割とリアルタイムにずっと聴いているバンドである。
2005年前後のデビューのバンドは、ちょうど私も大学生の頃で本格的にいろんな音楽を聴くようになったタイミングだったので、愛着もあるのだろう。
The Coral、Broken Social Sceneらと共にずっと聴いているね。
でも、近年は来日公演自体も少ないバンドたちなので、こうしてサインの入ったものが手元にあるのは素直に嬉しい。
海外からなのでもう少し時間がかかるかと思ったが、1週間しないうちに届けてくれたのは何よりだ。
すでにSportifyでも配信されていたのでこちらで聴いていたけど、今回のアルバムは非常にいい。
2作前の『Too Much Information』もかなり良かったし、キャリア史上最高傑作と個人的には思っていた。
続く前作『Resk To Exist』は、悪くないしそれ以前と比べるとテンションの具合も良かったけど、アルバムとしてはちょっといまいちだった。
ここに聴くと相変わらず曲はいいんだけどね。
その後メンバーが1人脱退し、現在は三人体制となり、そこからの新作である。
アー写などを観てもどこかさっぱりしている印象だし、何よりSNS含めて積極的に露出していた印象であった。
本国UKではすでに安定したファンベースを持つバンドだし、日本ではいっときほどの注目度もなくなっていたのでここ数年は大人しさもある印象だったが、このコロナの状況になって地元でも活動が制限される中で、結果的にSNSの活用も広がったのかもしれない。
電波は世界に届くから、私の見る機会も増えたのだろ。
嬉しいことだ。
一時はホステスとも契約していたので、より日本でもまた見る機会が増えるかと期待していたし、実際久しぶりの来日も実現したものの、ホステス自体が活動を縮小、彼らに限らず多くのバンドの日本国内でのプロモーションからも手を引き、かのイベントもなくなってしまった。
結局自主リリースに近い形になったのだけど、こうしてまた活動が活発になるのはありがたい。
さて、アルバムについてはまた改めてじっくり書くのだけど、ざっくりとした速報ベースの感想では、今回のアルバムは非常にいい。
曲自体は相変わらず安定の良さなんだけど、先行シングルでも見せていたデジタル的な要素が強くなった感じだ。
曲のテンションもロック色強めのアグレッシさもありつつ、メロウな曲もいい。
ポールのヴォーカルもさえているし、アルバムとしても素晴らしい。
特に2曲目はまずいいですね。
また聞き込みつつ、歌詞を観ながら詳細を書いてみよう。
昨日はtoeの過去のライブ映像をストリーミング(未視聴なのであとで買う)、明日はアナログフィッシュのライブ(時間変更になり間に合うかが微妙・・・)など、またライブ系も活発になってきている。
色々の事情だったりもあるけど、せめて楽しめることは楽しみたいですね。
とりあえず、今日の夕方が楽しみだ。