音楽放談 pt.2

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持ち場を離れていく -moools

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まもなく3月も終わって新しい春が来る。

 

去年の今頃は何をしていたか、結構頑張っていたと思う。

 

そして今年、大きな変化があって、私は4月以降どう動くべきかまだわからないが、とりあえず行きたくない部署に異動となってしまった。

 

色々の状況を考えると、やることは多分大きくは変わらないが、そこまで頑張れるかと言えば正直自信がない。

 

そもそもこの会社の価値観とはマッチしないのは数ヶ月前に気づいていたが、いよいよ誤魔化しも効かなくなってきたという感じだ。

 

自分としてどういう状態が幸せかもなんとなくだがわかっているし、そうなるとこの会社ではないだろうなと思うわけだ。

 

早々に判断しないといけない時だ。

 

 

私は自分の人生には期待していないし、人間性の根本がまあまあクソなので、幸せにはなれないのはわかっている。

 

かといって人を踏みにじってまで生きられるほどにメンタルも強くないヘタレなので、何かに憧れながら叶えようともしないどうしようもない人生しかもう残っていない。

 

客観的にみてそんなに悪い奴じゃないと思うし、底辺とも思わない。

 

だけど、私は人生において失敗しすぎた。

 

落ちぶれることもなく、かと言って浮上することもなく、一生中途半端に苦労するラインに乗ってしまった。

 

早く死にたい。

 

 

かと言って別に絶望はしないし、変に卑屈になることもない。

 

緩やかに今の状況を受け入れつつ、でも満足もしない、現実はただこういうものだと諦めながら生きていく。

 

そんな緩やかな死を待つだけの人生なので、本当に不慮の事故で終わらないかと思っている。

 

自殺するほど絶望もしていないし、楽しめるほど充実もしていない。

 

私はいつまでもこんな感じだし、きっと自分を救うこともできない。

 

一時は結構頑張ってみたけど、自分を救う術もわからない。

 

死にたいな、誰か殺してくれ。

 

 

さて、ネガティブを吐き出してみたが、私には自殺する勇気もない。

 

恵まれて見える人を眺めては、取り返しのつかない時間を呪い、人生をしくじった自分を呪い、街中の幸せそうな人をみては少しだけ毒づいて見下してみる。

 

それでも、少なくとも自分よりは幸せな姿をみて、内心羨ましくて仕方ない。

 

夢ばかりをみているんですよ、いまだにね。

 

金持ちがブサイクな愛人を連れている、それだけが僕と街を繋ぐ。

 

そんな歌詞の歌があるわけだが、このどうしようもなさはどうにかならないだろうか。

 

夢ばかりをみていた、そして夕日が持ち場を離れていく。

 

すっかり夜になれば何も見えない。

 

私は目が悪いので、メガネがないと本当に何も見えない。

 

何も見えない。

 

ただ時間だけが流れていく。

 

夕日が持ち場を離れて、少ししたら朝日が仕事を始める。

 

やがてまた夕日が持ち場を離れて、少ししたら朝日が仕事を始める。

 

ただそれだけの繰り返しがあって、別に誰がどうなろうと知ったことではない。

 

ただ誰もがそれぞれの役割を、己が尽きるまで繰り返すだけである。

 

私の役割はなんだろうか。

 

何も見つけられず、作ることもできないままに、ただひたすら老いて緩やかな絶望を迎えるような気分だ。

 

怖いな。

 

楽に死にたいな。


moools「愛人」