今週は図らずもライブによく出かけた。
先週金曜日はアナログフィッシュ、日曜はクラフトロックフェス、翌月曜日は筋肉少女帯の単独。
金曜日はLillies And Remainsの単独。
そして土曜はレッチリだ。
頭の方のは既に書いたので、まずリリーズ。
ライブは昨年末以来の5ヶ月ぶりだが、それでもこれまでを思えばよくやってくれている。
昨年リリースした新譜はとても素晴らしかったわけだが、ライブでも板についてきている。
ライブメンバーも最近ではベースはLuby SparksのNatsukiくんが入っていることも多くなった。
ノベンバはツアー中だしね。
それはさておき、セットリストは新旧織り交ぜたもので、ここ最近ライブごとに結構変えている。
私の大好きな"The Fake"は割と序盤にやることも多い。
ラストは"Body"を長らくやっていたが、今回は"This City"だったりと、この辺りも色々試しているのだろうか。
個人的には前回ツアーでの" My Sperior"終わりもいい感じだったので、そのパターンもまたみたいところだ。
ライブ中KENTはこれまたご機嫌で、MC も絶好調だったが、今回はファンへの感謝をどうしても言いたかったとのことで、何度も言っていたのが印象的だった。
照れ隠し半分な感じもあったが、数年ぶりの新譜リリース、ツアーとなった前回の感触が良かったのだろうな。
それでこうしてまた活動をしてくれるなら何よりだ。
そしてレッチリだ。
サマソニや前回の単独でも悩んだが結局ここまで見ることはなかった。
正直そこまでがっつりハマった訳でもないのだが、いうても音源は概ね聴いているし、やっぱり一度は見ておきたいバンドの一つである。
今回は最速先行で獲ったのだが、その甲斐あってアリーナ席のステージを真正面に据えた場所で、なかなかいい場所である。
奮発した甲斐があったぜ。
かなり入場には時間がかかっていたようだったが、ライブは少し遅れたものの思ったよりちゃんとした時間で開始。
今回はジョン復帰のオリジナルメンバーでのライブ、まあ私はそんなノスタルジーはないんだけど、だからこそオリジナルメンバーでみたい。
この世代のバンドでメンバーが変わっていないバンド自体もはや希少だしね。
ライブは演奏隊のジャムからスタート、正直音が小さい。
私の中ではあのフリーのベースこそがキモなのだが、それが弱いじゃないか・・・。
とか言いながら”Can't Stop”が流れればテンションは上がる訳だ。
徐々に演奏も興に乗ってきたのは、フリーもジョンもチャドもノリノリである。
見た目的にはすでにおじいちゃんの域になりつつあるが、演奏はバッキバキである。
アンソニーも期待した声と変わらない。
すごいバンドだ。
中盤以降は音量も調整されたようで、期待された音圧も手伝ってますますいい感じだ。
ただ、今回の煽りでベストヒットライブみたいなことが謳われていたが、確かにっ代表曲を適宜配してはあったが、そんな感じでもなかったというのが率直な印象であったな。
とはいえ"By The Way”や"Give It Away"は聞けたからな。
でも”Zepher Song”"Universary Speaking"とかも聴きたかったな。
時間にして1時間半ちょっと、16曲くらいだったらしい。
ちょっと短いのでは、という気持ちもあるが、席もタイトで窮屈だったので、まあこれくらいのボリュームがちょうどよかったのかもしれない。
いうても十分満足はできたので、行ってよかったな。
月曜日もあるので、そことセットリストはだいぶ分けるのかしらね。
それぞれてんでのタイミングでチケットを獲ったのだけど、図らずも連チャンでライブを見るスケジュールになった。
ここまで過密に見たのは初めてだし、シチュエーションもキャリアも個人的な文脈も全部違うのが却って新鮮なように感じた。
それぞれのアーティストに私が個人的に期待することも違うから、案にライブでもその期待に沿うかを判断してしまっているところもある。
それだと変な意味でガッカリしてしまいかねないので、その辺りは自分の中でも排除していきたいよね。
とりあえず、自分が好きになったアーティストはありがたいことに歳をとってもかっこいいし、昔聞いたのと違う感動を今でも与えてくれるのだから、嬉しい限りだ。
今月は一旦これで一段落だが、来月はまたレピッシュや8ottoが控えている。
新譜リリース組の来日はまだ報がないが、楽しみに待っていよう。