音楽放談 pt.2

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ロックンロールバンド ー8otto

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今日は久しぶりの8ottoの単独だ。

 

先日イベントでは観ているのだけど、生で観るのは8年ぶりくらいだった。

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4年前、コロナの真っ只中で配信ライブはあったんだけど、やはりライブってくらいたがら生で観てこそだ。

 

ちなみに音源については気づけば7年も経ってた。

 

そんなに前だったのかとついさっき戦慄したところだ。

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ともあれ、先日のライブでもコンディションが良いのはよく分かったし、何よりかつてと熱量が全然変わってなくて、やっぱり素晴らしいバンドだと実感したところだ。

 

楽しみでしかない。

 

 

そして始まった。

 

4人編成ながら音の厚みもあって変わらずの骨太サウンド

 

ギター、ベース、ドラム、ヴォーカル全てがちゃんと存在感があって、でもちゃんと曲としてまとまっていて、どこを切っても8ottoの曲。

 

ツインギターのリフは毎曲かっこいいし、結構エキセントリックなフレーズも多いんだよな。

 

ドラムはマエソンが歌いながらということもあってシンプルなセットで手数が多いタイプではなくどっしりした感じなんだけど、これがまたいいんだよな。

 

無駄がない。

 

私は手数の多いドラムも好きなんだけど、正面突破みたいなこのスタイルがかっこいいんだよな。

 

そして特に8ottoの中でグルーヴを醸しているのがベースだと思っていて、かなりダンサブルに跳ねているんだよね。

 

彼のキャラクタをそのまま音にしたようなフレーズで、それがライブではダイナミズムを産んでいるように思う。

 

改めてそんな個々のパートもじっくり耳を傾けながら、でもやはり熱量にやられてしまう。

 

なんなんだろうな、この感じ。

 

演奏に熱が籠るというのはよくいうし、それはどんなバンドでも感じる。

 

でも、このバンドのライブってそれが桁違いというか、始まったその瞬間から急激に会場のボルテージも上がっていく。

 

何気に音もかなりの爆音なんだけど、基本的なロックのフォーメーションなんだよな。

 

東京での単独自体数年ぶりということもあってか観客側の期待値も高かったし、それがいい相乗効果になったように感じた。

 

実際ライブ中常に無表情でお馴染みのリョウさんが早々に観客の目の前にまで出てくるなど、ステージ脇で見ていたマネージャーさん?も驚いた表情であった。

 

 

今回は休憩兼MCが多めだったが、その間もビール飲んだりワイン飲んだりトイレ行ったり着替えてきたりと好き勝手やりたい放題だったが、それがちゃんとキャラになっているし、演奏はぶっちぎりにかっこいいからね。

 

それに、一度はバンド活動を休止して、そこから復活して7年、マイペースながらコンスタントに活動をしてくれていて、それだけでファンとしては嬉しいのよ。

 

セットリストは新旧満遍なく配されていて、レアな曲も演奏された。

 

マジでずっとかっこいいんですよ、エフェクトつけられたらずっと炎が囂々しているような感じで、ずっと楽しかった。

 

お客さんも私含めて相応に年取っているから盛り上がりにはどうしてもムラは出るけど、でも引っ張られてしまうような状態だ。

 

ラストではお馴染みのマエソンのクラウドサーフィンに観客傾れ込みと、歳をとっても変わらないこの感じ。

 

アンコール2曲含めて都合21曲、2時間超(うち30分くらいはMC)の長丁場だった。

 

改めてオールタイムベストみたいな曲だったけど、かっこいい曲いっぱいだよな。

 

改めて初期作品から聞き直そうと思ったもの。

 

この日は帰って飯だけ食って寝ようかと思ったけど、テンション上がって酒飲みたくなっちゃった。

 

まあ、メンバーがあんだけステージ上で煽ってたら、ね。

 

 

ちなみにこの日は入場者全員に粗品タオルをプレゼント、私はせっかくなので20周年記念Tもお布施として購入したが、紙袋をつけてくれてそこにはバンドロゴスタンプも。

 

細かなところまでサービス精神も旺盛で、こういう人懐っこさも変わらないよね。

 

バンドとしては大変な時期もあったのはMCでも語っていたけど、それを経ての今はいい状態なんだろうな。

 

今後の東京でのライブはまだ発表されていないが、毎年8月8日にやっている記念ライブを来年はぜひ東京でやってほしいところだ。

 

ほんと、かっこいよかった。

 

まさにロックンロールバンドだ。

 

こっちもじじいになっても観にいくので、じじいになってもマイペースにやっていて欲しいと思えるバンドだ。

 


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