音楽放談 pt.2

ただの音楽鑑賞日記です

Perfect –Smashing Pumpkins

少し時間が空いてしまったが、先日はSmashing Pumpkinsの武道館公演へ。

 

私は人生2度目のスマパンで、前回は2010年のサマソニだったと思う。

 

当時はまだ日本に対しては好意的であったと言われている。

 

何せ総スカンを喰らわされた『Adore』を唯一と言っていいくらい好意的に受け入れた国だったからだそうだ。

 

しかし、2013年のサマソニでは件の地蔵事件が発生、ミスチル待ちの客が最前エリアを占拠して全く無反応で過ごしたことでライブ後にビリーが皮肉を言ってステージを去った訳だが、それから来日はなかったのだ。

 

ファンとしては悲しい限りだし、ちょうどフェスが一般化してきた時期であったので旧来の音楽ファンからすればふざけるなとかなりあちこちで火がついた記憶だ。

 

ミスチル地蔵という言葉がある種のミームみたいになっているくらいだからね。

 

私はまさかこんなに来なくなるなんて思っていなかったので、当時サマソニは他のラインナップも含めて見送ったのだった。

 

なので、こうして日本ツアーを組んでくれてことはとても嬉しいことであった。

 

しかもダーシーはいないがジミー、イハもいるスマパンである。

 

正直直近の数作はあまり聴いていないが、過去作はいまだ定期的に聴いているので嬉しくないわけがない。

 

チケットは先行で申し込んで、A席だが確保できたので勇んで向かうのであった。

 

仕事の具合で到着は開始直前になってしまったが、間に合って良かったぜ。

 

久しぶりの来日、ソールドアウト公演とあってさすがにほぼ満杯だ。

 

 

ライブは時間通りに始まる。

 

1曲目は『Macina Ⅱ』の曲だったようで、限定リリース盤だったので私は未聴の曲であった。

 

そういえば先日『Machina』は25周年記念としてリイシューされていたが、Ⅱはいまだにリリースがない。

 

こっちを出してくれよと改めて思ったわけだが、それはともかく序盤から代表曲を連発。

 

3曲目から”Today”、"Bullet With 〜""Muzzle""1979"と立て続けに演奏。

 

ちなみにセトリはツアー通して全く同じだったらしい。

 

私があまり聴いていない期間の曲も多くあったが、なんだかんだスマパンの曲だよな、なんて改めて思ったので買っていなかった音源も買い集めることに。

 

中盤に差し掛かると"Mayonase"、”Disarm”、”Tonight, Tonight”、"Cherub Rock"とこれまた懐かしの曲連打。

 

ジミーのあの高速ドラムロールからのイントロのダイナミックな演奏に変わっていくところも最高だ。

 

そしてやっぱりこの頃の曲のギターの感じがたまらんのよな。

 

同じギターで出しているのに、どうにもフックして仕方ない。

 

私は大学の頃に聴くようになって、一時めちゃくちゃ聴いていたので、その頃の鬱屈した気持ちが蘇ってくるが、一方でそことは距離を置くことができているので、懐かしさになるわけだが、それでもギュッとなる感じはあるよな。

 

それが堪らない感じだ。

 

終盤で"Ava Adore"を聴けたのは特に嬉しかったね。

 

私のスマパン初めましては『Adore』だったのよね。

 

世間的にはあまり評価が良くないアルバムだというのは後になって知ったが、今でも大好きなアルバムである。

 

ただ、ジミーが脱退していた時期のアルバムで、全編打ち込み中心で作られているのでライブではなかなかやりにくいだろうとは思っていたので、1曲でもやってくれて、しかも一番好きな曲なのでよかったね。

 

いえい。

 

そこからは一気に畳み掛けるようにハイテンションな曲をぶちかまし、なぜかギターでのお遊びタイムのイハVoを経てラストの"The Everlasting Gaze"で幕となった。

 

アンコールなしの丸2時間だったが、終演後はメンバーが全員はけた後にもビリーは観客席の全方面を順繰りに挨拶をしながら、ニコニコとしてゆっくりステージを去っていった。

 

かつて嫌な思いをした日本は明らかに避けられていたと思うけど、こうして万杯の会場で拍手万来、演奏にも熱がこもっていたし、途中ハンドマイクで歌う様は大御所のディナーショーみたいだったけど、ご機嫌なビリーをみられてよかったよ。

 

サポートを2人入れてのライブだったが、よかったですね。

 

 

ただ、会場が武道館だったし、私は結構上の方の遠い席だったので音響的には厳しかった。

 

特に序盤は音も小さくてもったいなかった。

 

また、サポートギターの子がほぼ全曲で手拍子を煽っていて、この曲はじっくり聴きたいのにな・・・というのが何度かあった。

 

まあ日本は曲中は馬鹿騒ぎしないので、それが不安になったのだろうし、促せばみんな素直にやってくれるから楽しくなったのかもしれないが、なんかちょっと違うなと正直思ったな。

 

 

ともあれ、こうしてみられてよかったよ。

 

ライブをみていて改めて思ったのは、なんだかんだビリーはギターが好きなんだろうなと。

 

あのフレーズひとつひとつに彼の何かを落とし込んでいるように感じた。

 

他方のイハとジミーは割と淡々と演奏している感じもあるけど、テクニックも色も持っている2人なので、彼の音楽には欠かせない音だったんだろうな。

 

いいライブでした。

 

また来てね。

 


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今回のライブで流行っていないけど、この曲も名曲。