音楽放談 pt.2

ただの音楽鑑賞日記です

MODの先に

今日は恒例のRAYの周年記念ワンマンだ。

 

今は年3回大きなワンマンを行っており、このタイミングは節目になることが多いように思う。

 

昨年はメンバーの愛海さんの卒業もありつつ、会場規模はクアトロと、それまででも大きな箱で、それなりに箔もある会場なのでグループとしての成長も観られるわけだ。

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それからのこの1年はフェーズというかモードというか、そういったものも大きく転換した年だったろう。

 

それ以前にもノイズマシセットやパーカッションを入れたセットなど、オケ、バンドスタイルだけでない形をやってはいたけど、9月に開催され円盤化もされたワンマンではトリプルドラムセットを据えた形で行われ、会場もリキッドだ。

 

そこでの手応えがかなりあったのだろう、以降は引き続き星さんを軸にグルーヴセットということでドラム・パーカッションも据えた構成でのライブも増えていた。

 

さらに昨年末に新メンバーも加入、新人ながらとても安定感のあるパフォーマンスですぐに馴染んだような感じだ。

 

そこからついに会場はO-Eastだ。

 

ライブハウスの中では一つのポイントになるような箱なわけで、ステージの広さもこれまでとは格段に違う。

 

残念ながらソールドはできなかったみたいだが、体感で8割以上は入っていたのではないかと思う。

 

ともあれ、この一連の一つの集大成であるのは間違いないわけだ。

 

 

今回のライブでは映像も使っており、視覚的にも没入感を強化されていた。

 

星さん作の曲であり、このワンマンのテーマでもあった"MOD"でスタート。

 

ライブアレンジもしっかり入っており、映像も伴ってコンセプチュアルですごくカッコいいではないか。

 

そこから早々に"plasma"も披露され、冒頭はかなりシリアスめの曲が続く。

 

MVも混ぜながら映像とライティングも素晴らしく、また広いステージをいつも以上に広く使うメンバーもダンスも実に映えている。

 

大きな会場ということもあり、やはり見た目的にもこういう見せ方がハマりますね。

 

ここ最近のセットで要となっている"しづかの海"が終わると一旦はけて、ここからはアイドル曲が続く。

 

スクリーンも一時使わずにライティングのシンプルな演出だが、そうなるとドラム、パーカッションも伴って肉体性がすごく強化されたように響く。

 

それにしても、"Bettersweet"はライブ映えするね。

 

可愛らしい振り付けも相まって、アイドルパート全開だ。

 

ライブ定番の曲が続き、会場の空気もガラリと変わったようだ。

 

 

そしてまたスクリーンが登場、オフショットやYoutube動画を弄りまくった謎の映像が流れるのだが、その音をサンプリングしている。

 

そのまま"see ya"が始まったのだが、映像も伴っていつになくピースフルに響いていたように感じた。

 

曲が終わると、今度はライブ映像を加工しながら映すような演出。

 

そこからラストの新曲"夢の中へ"まで、少しのMCも挟みながら一気に走り切って行った。

 

 

時間にして1時間半くらい、18曲という長尺だが、あっという間であったな。

 

大きく3部構成だったが、今のRAYを魅せるというのが強かったように思う。

 

セットリスト的にもシューゲイザー系曲よりもオルタナ・ダンス系の曲が多く配されていたが、まあこれはセットによるものかもしれないけど、いずれにせよ充実しているなと感じた。

 

また、これまで以上にドラムとパーカッションとオケの音のバランスが良かったように感じたが、これも会場規模がゆえだろう。

 

ドラムって1番フィジカル性の強い楽器だと思うし、音としての存在感もデカい。

 

だから、会場が小さいと他の音を飲み込んでしまうところもあって、MARSクラスのライブハウスではどうしても存在感が強くなり過ぎてしまう。

 

ところが、今回のeastは天井も高いし、スピーカーもでかいので、めちゃくちゃバランスよく響いていて、この感じはリキッド以上だった。

 

曲の幅も広いし、パフォーマンスとしてどうにいいっているから肉体性がすごく強くなっているように感じる。

 

歌声も以前より大きくしているようにも感じるし、手応えは間違いなく掴んでいるだろうなと。

 

今日のライブは、ライブアイドルのステージとしてはかなり強烈に見せつけたのではないだろうか。

 

 

そんなわけでライブはす凄まじく良くて、会場のお客さんの層もいつも以上に広かったように感じるし、まさに一つの集大成と言って過言でないだろう。

 

色々の都合はあるかもしれないが、冒頭の第一部?だけでもYoutube なんかで配信していけば、またいろんなところにリーチできる可能性もあるんじゃないかと、そんな期待もできるところだ。

 

 

ただ、残念なことに今年の9月で琴山さんが卒業することが発表された。

 

体力の問題ということで、確かに今日のライブもそうだったが、凄まじい運動量だ。

 

これはずっと続けるのは確かに並大抵ではないよなとは思うが、これ自体が彼女らの強さでもあるわけで、難しいところだ。

 

ただ、次の展開を仕掛けるよりも、コットさんを気持ちよく送り出すのが向こう半年になるだろう。

 

昨年の愛海さんの時も思ったが、アイドルという枠組みである以上、そのままで走り続けられることは稀有なのだろうけど、残念なことである。

 

 

ともあれ、パフォーマンスの楽曲に演出に企画に、やっぱり面白いなと思うので、なおのこと次の展開がどうなっていくか、期待しながら見ていきたいところだ。


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