音楽放談 pt.2

ただの音楽鑑賞日記です

今年もCraftrockFes2026

今年もまたこの季節だ。

 

昨年は体調不良により音楽を聴くだけになってしまったわけだが、今年はバチバチに健康だ。

 

昨夜も飲酒に及び気絶するように眠りについたくらいだ。

 

それはともかく、天気も良くて最高なお日柄、ビール飲みながら音楽を聴こうぜという18禁イベント、クラフトロックフェスである。

 

Synchronicityに次ぐ日本の良質なオルタナイベントだ。

 

ここ数年はエモに寄っており、音楽的にクリティカルに好みかと言えばそうでないバンドも多いが、言うても基本的にはいいバンドが出ている。

 

今年も2日ともアクトは良かったが、私は1日のみに。

 

昨日はtoeも出ていたし、行けば楽しかっただろうが、他はそこまで聴いているバンドもいなかったのでね。

 

今日はceroとTENDREをお目当てに、昼過ぎからゆるゆる参加することに。

 

言うてもガブガブ飲むことはないので、昼をどこかで食べがてらというわけだ。

 

ちなみに土曜は例によってチャリで走っていたのだが、風が強すぎて短い距離なのに足がガクガクになってしまった。

 

まじで風はいらない。

 

 

そんなわけで会場入り。

 

Lucky Kilimanjaroが屋内ステージでライブ中だ。

 

このイベントでは常連バンドで、なんだかんだ毎年チラ見している。

 

聴いていて心地よい感じのバンドだが、結局音源聴くほどでもないというのが個人的なところだ。

 

ちなみに場内はかなりパンパンで、かなり人は入れているようだ。

 

 

そんなわけで一曲だけ聴いて早々に外に出て一杯飲む。

 

普段見かけることのないビールがたくさんあるので悩ましいところだが、初めましてのところで飲みやすそうなピルスナーを発注。

 

あっさり飲みやすく、ピーカンの晴れ空にもぴったりだ。

 

風は少し強いが、これくらいならちょうどいいか。

 

日差しは強いが真夏ほどでもなく、爽やかな風が心地いい。

 

この時期なら外で飲むのも悪くないね。

 

 

そうして一杯目を飲み終えた頃に野外ステージでライブスタート。

 

goetheというバンドで、なんとなく名前は見たことがあるような気もするが初めましてだ。

 

曲的にはSoul、R&B系でこのイベントっぽいバンドである。

 

先に書いたエモ系とこの手のバンドが多いよな。

 

以前はもう少し幅もあった気がするが、最近は少し傾向が寄ってきているね。

 

それはともかく、昼間に酒を飲みながら聴くにはちょうどいい、いわゆるチルい感じだ。

 

聴くともなく聴いている時間。

 

空が青い。

 

そうこうしているうちに最終局ということで早めに移動、次は屋内でTENDREだ。

 

ゆっくり観たいなと思ったので、三階席に行って良さげなところを確保。

 

この会場は規模感的にも良くて、どの場所でも音はしっかりいい感じに響いてくる。

 

ちなみにTENDREについては、この会場で観るのが3回目くらいだろうか。

 

彼もこのイベントは割と常連なので以前これで観たのと、Steve Lacyの来日公演がこの会場で前座がTENDREだったのよね。

 

他ではElephant Gymのゲストで出演したO-Eastか。

 

緩いキャラといい声のボーカルがあり、割と好きである。

 

 

ライブは毎年時間通りにスタート。

 

運営がしっかりしている。

 

それはともかく、こちらも音楽的にはソウル、R&B系だ。

 

この人はやはり声がいいですね。

 

柔らかくて優しい響きがあり、それでいてちゃんと色がある。

 

曲もメロウなものからアッパーなものまであるので、ライブもメリハリがあって楽しいし。

 

それによく喋る。

 

持ち時間は40分くらいだと思うけど、期待通り良かったですね。

 

 

そこからまた屋外へ移動して2杯目を飲みながらYona Yona Weekenderを観る。

 

このバンドも常連だし、私が行くイベントではよく目にするバンドだが、実はちゃんと見た事がない。

 

毎回繋ぎ的にちょろっと観るくらいなのよね。

 

なので、今回初めてちゃんと観た。

 

 

これまで割と静か目というか、チルい系が続いたこともあって割とアグレッシブさもある音楽がなんか良かったね。

 

イベント常連とあって、ボーカルは初っ端からビールを煽る。

 

夕方に差しかかった頃に程よくメロウに程よくアッパーな感じもあって良かったですね。

 

ステージ慣れもしておりさすがのパフォーマンスで楽しかったですね。

 

 

最後の曲をバックに少し早めにまた中へ。

 

クラフトロックフェスは一日中行ったり来たり飲んだりだ。

 

次はPenthouse 、こちらも名前だけはどこかで聴いたような…くらいだっだが、最近話題沸騰のバンドらしい。

 

音楽的にはファンク的な感じが強いのかしらと思ったが、フロントマンの男女がどちらも歌が上手いしめちゃ声が出てソウルフル。

 

どうやらドラマやアニメ、CMタイアップもあり、そこからか若い女の子のファンも多いらしい。

 

またメンバーのほぼ全員が東大出身というエリートバンドだとか。

 

曲はポップだし歌も演奏も上手いし、ステージも派手とありこれは人気出るだろうなという感じだ。

 

少し調べると、社会人やりながらマーケティング的に名を広めていったというからさすがである。

 

盛り上がってましたね。

 

ただ、この頃になると酒のためもあってか徐々に人が減り始めていたようだ。

 

こちらも最後の曲を待たずにお暇して移動、次のグソクムズを観るためだ。

 

 

今日は個人的に名前は知っているが聴いたことのないバンドをよく聴いたな。

 

彼らは昨年も出てきたようだが、日にち違いで私のいった日ではなかったようだ。

 

やはり名前は耳にしていだし、評判もよかったのでどんなもんかしらと。

 

結論、個人的には今日見た中で1番よかったね。

 

編成はギター、ベース、ドラム、ボーカルという基本的なロックバンド編成で、音楽的にも経路が違った。

 

日本のオルタナ系ギターロックという感じだが、曲がいい。

 

演奏も割とゆったり目ながら楽器のアンサンブルも心地よく、私の好きな感じだった。

 

というか、改めてこういうイベントで感じるのは、私はなんやかんやこの基本的なバンド編成の音楽が好きなんですよね。

 

ともあれ全体的にとても良かったので、今度音源もちゃんと聴いてみよう。

 

 

グソクムズは最後まで観て、個人的ラストとなるceroへ。

 

アルバムも全部持っているし、この手のイベントに出ていれば必ず観ている。

 

単独はどうしようかしら…といつも悩んでいる間に過ぎてしまっておりなんとなく行けていないが、とにかく好きなバンドである。

 

最新アルバムですらもう数年が経過しており、ライブについても多分1年半か2年近くぶりになるだろう。

 

近年はディアンジェロを引き合いに出されるようにブラックミュージックに傾倒した曲とライブで評価を確固たるものにした印象だが、その最新アルバムは少し違う方向へ向かっていたように思うので、果てしてライブはどうなっているのか。

 

ツアーは継続的にやっており、その中で変化していくバンドなんですね。

 

 

セトリ的にはそのアルバムからが中心で、従来の代表曲的なところは"Summer Soul"と"Yellow Magus"くらいだ。

 

しかも冒頭で立て続けに演奏して、それ以降はフェスの割にかなり攻めたセットとアレンジだ。

 

全体にベースやシンセの重低音が強めに感じたが、ボーカル以外はかなり重ためであった。

 

普通にもっと聴きやすい、このフェスに向いた曲もたくさんあるのに、あくまで今のモードなのだろう。

 

しかし、こうして聴くとやはりアレンジ自体、雰囲気とかは違うけどOgre You Assholeの近年の変化に呼応するような感じにも聴こえる。

 

どこか温度感がないような、かといって冷たいわけではないどこか達観したような感じというか。

 

これは個人的な印象でしかないけど、いずれにせよ違うフェーズにいるんだろうなというのは伝わってきた思いだ。

 

時間的にはやはり40分ほどであったが、バッチリ存在感を示したかっこうであった。

 

でも、初見の人はなかなかハードル高かったのではないだろうか。

 

 

そんなわけで、これで満足したのでここで切り上げて帰ることに。

 

ビールは3杯ほど飲んだが、どれも美味しかったですね。

 

音楽もしっかり聴きたい私はほどほどにしか飲まないのである。

 

そして帰って改めて飲むのである。

 

ここ数年、アクトについてはある程度固まっており、年により多少系統を寄せているような編成が多いため、必ずしも個人的にはクリティカルでない年もあるんだけど、なんやかんや会場もいいし、運営もスムーズで快適なので、毎年5月の恒例としてこれからも続けてほしいですね。

 

今年は例年になく客層も広く、特に小さい子供を連れた人も多かったように思う。

 

出入りは自由にできるし、移動も最小限、会場も広く酒を出すイベントの割に非常に治安がいいので安心してこられるのだろう。

 

また珍しく外人さんはほとんどいなかったな。

 

純日本的なアーティストが多いからかもしれないが、いずれにせよいいイベントである。

 

来年も期待しておこう。