ちょっと息抜き、というスタンスで書いているこの書庫も、10個目である。
いわばアニヴァーサリー。
しかし、こんなこっそりやっているチンケなブログに記念もクソもない訳で、そんなつもりも毛頭ない。
記事自体もまだまだ少ないし、肝心のNine Inch nailsやMad Capsule Marketsについてもここのところ止まってしまっている。
特にNINについては、恐らく日本ラストライヴとなるSummer Sonicまでには一段落させたい気持ちもあるので、またそろそろ書き始める。
現在「Downward Spiral」まで書いているので、次はいよいよ「The Fragile」である。
個人的にはこのアルバムが最高傑作であると思っているし、ファンの中でもこの作品を推す声は非常に強い。
アメリカのチャートではかなり悲しい結果を持って迎えられたが、日本人には非常に好まれているのかもしれない。
タイトル通り、繊細さが前面に出ているアルバムですからね。
ま、よかったら気にして挙げてください。
うまい記事を書ける自信はありませんが。
さて、そんな私ですが、ここ最近も相変わらずなけなしの金をはたいてはCDを買いあさっている。
新譜関係もさることながら、少し前の奴とか、あるいは夏フェスに向けて、とかね。
相変わらず洋楽が中心なんだけど、邦楽に関しても少しだが聴いている。
そのうちの一つが先日記事にも書いたTha Blue Herb。
これにはやられたよ、マジで。
2ndを今ネットで注文しているのであるが、他のものも頼んだのでまだ来ないようだ。
ちなみに何を頼んだかと言うと、Nine Black AlpsのEp、The Velvet Teen、!!!の1st、そしてTha Blue Herbの2ndである。
いずれも店頭では手に入りにくいようだったので、注文したの。
どれも入手困難、もしくは取り寄せ期間が1週間以上と長い。
場合に寄っては手に入らないだろうと踏んでいる(特にTVT)。
その場合は、また考えなければいけないね。
それ以外にも、今日はSquarpusherの最新Ep、Mutemathの1stを買ってきた。
先日はAphex Twinのアルバムなど。
聴きたい音楽は腐るほどあるのだが、どうも財布が追いつかない。
従って、聴いたことのない奴を優先しているのであるが、それでも尚。
古い奴もまだまだあるし、全く、贅沢と言えばそうかもしれない。
そう思える事が、平和な証か。
ところで、最近テレビの音楽番組もちょくちょく観る。
理由は特にないのだが、まあ一応色々知っておくことは重要だし、音楽は世相を映す鏡ですから。
しかしまあ、観ていても面白くない。
感動することは皆無だし、良いと思うものはない。
なんかつまんないんだよね。
内容がないというか、まあこういうことをわざわざ書くのはもう良いか。
で、そういうのを観ていて思うのが、「僕(私)は一生懸命アーティストやってます」というやつよりも、明らかに企画もののような奴らの方が、実は面白いと言うこと。
残念なことに、一生懸命ですと言えば言うほど、そのメッセージの軽薄さにガッカリする。
ならもう少し考えてみてはどうかね、と思う訳である。
一方企画ものの奴らと来たら、はなから自分たちが楽しむことしか考えてないから、馬鹿なことを言っていても確信犯的な感じもするので特に反感を抱くこともないし、げらげら笑っていれば良いのだから。
エンターテインメントという観点からすれば、それは当然であるかもしれないけどね。
でも、理想的にはやはり真摯にメッセージも届けつつ、音楽的にも面白いものであることである。
残念ながら、テレビアーティストにはそういうのは、少ないんじゃないかな。
やっぱり考えないと駄目なんだよ。
もっと物事の奥は深いし、ただそのときの感情を言葉にしただけでは、説得力は生まれない。
そういうのができれば、きっと面白いのも出てくるだろうに。
ま、それを期待するべき対象ではないのだろうけど。
ともあれ、色々な音楽は聴いておいて損はないよね。