音楽放談 pt.2

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姉御系ロッカー Charlotte Hatherley

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ひところまで、何故か女性アーティストは聴かなかった。

理由は自分なりに考えたりもしたんだけど、単純に歌詞が受け入れられなかったから、というのが、一番納得できた。

自分は男である以上、やはり男目線しかありえない、ゆえに女の書く詞にはコネクトでけん、というわけ。

そのころの音楽の聴き方の問題でもあったんだろうね。

でも、最近では特に隔てなく聴くようになっている。

まあ、先日もfeistを挙げているからね。

どうして聞くようになったのか、というと、別に理由はない。

色々聞こうというモードになっただけである。

そうして色々聴いていると、女だてらに男から観てもカッコいいと感じる人もいて、やっぱり大事なのは本質なんだな、と気づき、いろんな価値に触れることの重要性も学ぶのである。


なんて、大分大仰に書いてみたが、本日は女性ロッカー、Charlotte Hatherleyである。

この人はもともとASHというバンドのギタリストであった。

男3人の中で女1人という編成はそれほど珍しくもないだろうが、ギタリストというポジションは結構珍しかろう。

しかもめっちゃ美人やで。

私は雑誌をパラパラめくっているときにふと目に留まり、即効惚れました。

で、インタビューなんかを読んでびっくりしたんだけど、キャラがかなり男前で、カッコいのである。

思わず、姉御!お供しやす!!とでも言いたくなるようなその性格は、更に私を虜にしましたよ。


今回乗っけたのは、まだASHにいたときに出した、初のソロアルバムである。

ASHにおける彼女の存在としては、先にも書いたように、ちょっとした要石のような印象があった。

そんな人がどんな曲を、どんな声で歌うのか、というのがもっぱらの興味であったようだ。

ちなみに自分は彼女のアルバムを聴いてかASHも聴くようになったので、ま、ぶっちゃけ、ミーハー心で聴き始めたの。

でも、思いの外ポップで、キュートで、しかもロックな曲たちで、しかもXTCが好きだと公言するだけあって、メロディはそこらのガールズポップのようなそれとは違う感じで、それもまたよかった。

歌詞については、やはり恋愛とかがモチーフにはなっているんだけど、そんなにベタベタした、いかにもな歌詞ではなく、一歩引いたような印象の世界で、割と抵抗なく聞けるものであった。

まあ、何より驚いたのはその声だったんだけど。

めちゃくちゃかわいい声をしているのである。

え~、その性格でこの声?て具合にまたギャップ。

いやん、素敵、なんて。


昨年ソロとしての初ライブが日本でもあり、私は行ったのだけれど、そのときは緊張からか、前半は声があんまり出てなくてね。

アッパーな曲の勢いに任せて振り切っていた感があり、また構成や進め方などにおいても、やはりこなれてない感じで、今一盛り上がりきらなかった印象はあったんだけど、でもギターを弾いているときは普通にかっこよかったですよ。

そしてなにより、この人は写真などによってはえらくおばさんくさく見えるんだけど、生でステージ上に立っている姿は、もはや神がかって見えたよ。

めちゃくちゃ素敵よ。

また惚れました。


現在2ndアルバムも出されており、こちらはまた別の機会にかく。

で、現在は新譜の製作中で、今年中には出る、というアナウンスが今年の初めごろに出されたのであるが、このごろは情報が更新されず、どうなっているのかはわからない状況なんだけど、とにかく楽しみである。

もう一度、今度はより完成度の高いライヴも見たいものである。