音楽放談 pt.2

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小休止18「年の瀬のライブ」

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昨年末、クリスマスの日ですね。

久しぶりにライヴへ行きました。

MTVのやつ。

目的はなんと行っても9mm、ではなく、もちろんWagdug Futuristic Unityである。

1年ぶりとなるこのライヴを見ない訳には行かない。

ちょうど一年前も単独へ行ったのである。

前売りでチケットを取ったにも関わらず、仕事で行けず、友人に譲渡。

しかし翌日の追加公演には当日券で入場。

仕事終わりにそのまま渋谷へ急いだ、そんな記憶も早懐かしい。

今年は問題なく行けた。

ただ、今年は風邪をしょっぴいていた為、肉体的にはかなりキツかった。


今回のライヴはイベントという形であったので、他にもいくつかバンドが出ていた。

内私が観たかったのはte'というインストバンドとワグダグの2組。

他にもPay Money To My Painや9mmといった今をときめくラウドポップ系バンドが名を連ねていた。

チケットに書かれてあった順番に出演するのかと思っていたので、ちょうど時間的にte'から見られるだろうと踏んでいたのであるが、違った。

ちょうど到着したくらいのタイミングでte'は終わってしまったらしく、見られなかった。

そして、てっきりそうかと思って期待してまっていたところに始ったのはPMTMPである。

バンド名がなんとなくダサイので興味なかったが、まあせっかくだし、と言って聴いてみた。

率直な感想としては、日本産のLinkin Parkといったところであろうか。

何を今更騒ぎ立てる必要があるのか、というのが正直な気持ち。

まあ、人気なのはわかるけどね。


そんな彼等をやや冷めた目で見つつ、しかしステージは30分かそこらで終了。

そして幕間。

次こそはワグダグ、とて期待を胸に。

体の具合はちゃくちゃくと悪くなってゆく。

出来ればかえって寝たかったが、でもワグダグは観たい。

最後の力を振り絞る。


ようやく場内が暗転すると、いつものSEに乗ってメンバーがぞろぞろと出てくる。

そして最後にお待ちかね、Kyonoの登場である。

今回は1年ぶりということもあり、新曲への期待もかすかに抱きつつ。

とりあえず1曲目は昨年と同じ、"HAKAI"である。

彼等のベストライヴはこれまでAXでのM-Onだかのイベントであったが、今回はそれに匹敵する良いライヴであった。

とにかく耳を劈く轟音が実に心地いい。

半端な干渉や情など一切ない、ひたすら攻撃的で破壊力抜群のサウンドは、はっきり言って極端すぎるくらいなんだけど、その前に観たバンドとの落差の激しさたるや。

まあ、ついて行けないという人の方が多いんじゃなかろうかというくらいの激しさである。

曲は概ねアルバム順で、昨年とは若干ことなるセットにはなっていた。

途中"Nu Riot"をやったのはテンション上がったね。

Kyonoの喉の調子もいいみたいだし、バンドのメンバーも少々変わったようで、ベースが女の子じゃなくなってた。

でも、カメラを持ってステージをウロウロしている奴がいるのは相変わらずで、メロ部分をちょくちょく唄っていたりした。


風邪の体もなんのその、この音を聞いていたらもはやじっとしている方が無理である。

とはいえ革靴スーツなので、さすがにクラウドには入れないけど、やや空いた中程のスペースにて騒ぐ。

ここまでぶっちぎりの轟音を聴かせてくれるバンドって、ライド系といってもないので、本当に気持ちいいのである。

もっとも、それ相応に疲れるのも速いけどね。

なにせずっとアッパーなのばっかだし。

ライヴは最後までハイテンションのまま、突っ走ったのであった。

でも、いつも思うけど、ドラムがもう少ししっかりしてほしいな、このバンドは。


で、ここですっかり満足し、かつ肉体的にもしんどさが増してきたので、9mmは見ずにそのまま退散。

今やチケットを取る事さえかなり難しくなっているこのバンドをZEPPでみられるというのに、とファンなら怒るかもしれない。

しかし、私はあまり興味がないし、なにより体がマズかった。

そのままゆりかもめに揺られて、激しくなった喉の痛みをこらえつつ、帰途についたのであった。

ちなみに私はこの後の土日はもちろん寝込み、その風邪は症状こそ納まれど、かすかな咳に長く悩まされ、完治したのは昨日と言う有様。

空咳が止まらなくて。

ともあれ、久しぶりに脳天からぶちのめされる音のシャワーを浴びた私はすっかりいい気分で年を越しました。

そして、来週にはYeah Yeah Yeah'sのライヴもある。

今度は体調万全で、しかも土曜日なので、安心である。

今年もライヴへ一杯行けたら良いですね。