昨夜は久しぶりにライブへ出掛けた。
考えてみたら半年近く振りである。
前回は2月末頃のAA=だったか。
行きたいライブはたくさんあったのに、平日のライブだったので仕事で行けんかったのである。
そんな訳でいつも泣きながら過ごしていたのであるが、土曜日のライブとの事で、久しぶりに行こうとなったのですね。
で、何のライブかと言えば、8ottoである。
今年新譜も出し、それがメチャクチャよかった上、かねてより観たいバンドだったので、絶好のタイミングだった。
場所は代官山UNITで、行った事のない会場であった。
場所は恵比寿なのですぐにわかったが、なんと行っても代官山、お洒落スポットとして名高い。
意味不明な緊張感を持ちつつも難なく会場へ。
開始30分前くらいに到着したのだが、会場はスカスカ。
もっとも想像はしていたが。
何故なら1週間前に取ったチケットの整理番号が100番にも観たないのだから。
大丈夫だろうか、内心思いつつも待っていると徐々に人が入ってきた。
ロック好きなら絶対引っかかる音楽なので、足りないのは知名度だけである。
友人も別のバンドを目的に行ったライブでたまたま観て、いいじゃん!とて音源を集めたとか。
今時珍しい、ロックンロールな日本のバンドである。
ライブは5分ちょっとの遅れを持って始った。
新譜の曲から始った訳だが、のっけからD&Voマエノソノのテンションもバンドの演奏も最高潮であった。
とにかく熱量が半端じゃない。
思ったよりも音響もしっかりしているし、なによりベースとドラムが聴きまくっているのでずっしりと重みもありつつ、その上でギターが走る。
こういう音の絡み合いがバンドならではの魅力である。
聴きたいとずっと思っていたが、ここまでかっこいいと思わなかった。
途中MCも挟みつつ、正味2時間に渡るライブでは、聴きたいと思っていた曲も結構聴けたし、CDで聴くよりもアグレッシヴで、正直ちょっと勿体ないと思った。
CDで聴くともっとクールな印象だったから。
やはりこの空気感がこのバンドの魅力であり、ロックを感じさせてくれるところである。
思った以上にメンバーのキャラが緩かったが。
特にベースがよくしゃべる。
終止ニコニコしていたが、それを反映するようにベースも跳ねていて、いい味出していた。
マエノソノのMCはグダグダ感がありつつも、なんだか良かったね。
1曲目から客席に飛込んで息切れしているのはびっくりしたが。
アンコール後もなおも演奏を続け、結局また演奏がはじまったり、フロアにドラムキットを卸して演奏したりと、サービスも満点。
久しぶりに観たライブでメチャクチャ感動した。
演奏が良いのは当たり前くらい、そこにライブならではの熱量が加わり、このバンドが本物のロックバンドと言う事を証明された気分だ。
いやぁ、おおざっぱな説明で申し訳ないのだが、ホントに良かったとしか言えないのである。
理屈をこねる必要がないと言うか、言うとすれば取り合えず見ろ、と言う事である。
よかった、本当に。