音楽放談 pt.2

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小休止35「楽しむ視点」

リズム感のない人は音楽を楽しめないのだろうか?

先日損な事をふと思った。

なぜかと言うと、私の知り合いの子が、自分はリズム感がない、故に音楽の楽しみ方がわからない、と言った主旨の発言をした訳である。

実際彼女の聴く音楽と言えば、日本人の極一部のアーティストや、今巷で話題のAKB48のごときである。

一体何を聴いているのかと問うたらば、ズバリ重要なのは歌詞だそうな。

従って、言葉の理解できない洋楽はもはや埒外のようである。

しばしば、洋楽の何が面白いのか、と聴かれたが、私にしてみれば楽器それぞれのフレーズやその絡み合い、リズムやメロディ、ヴォーカルの声に至るまで、いくらでも好きな理由はある。

洋楽と言えど歌詞が良いと思って聴いているものももちろんあるし。

別に英語の歌詞がそのまま理解できる訳ではなく、単に歌詞カードを観ては訳してみたり、訳を観てみたりしているだけの話である。

それに、その音楽そのものに身を委ねているだけでも十分楽しいのである。

そういう楽しみ方が、どうやら彼女には出来ないらしい。

もっともこの子の場合、問題はもっと根本的なものであって、そもそも音楽に大して興味がないというだけであるが。


世間の人は一体音楽のどう言うところを楽しんでいるのだろうか。

バンドやっているような奴は楽器個々の演奏と言う部分にフォーカスするのだろうし、単に顔が好き、なんていう人もいるだろう。 

先日訳あって最近のヴィジュアル系バンドの曲をいくつか聴いたのであるが、歌詞からヴィジュアルから声に至るまで、私にはおよそ理解できないと思った。

一方で、これは高校生くらいの女の子が好みそうな音楽だとも思った。

見た目もね。

興味のある人は独自にチェック頂ければと思うが。


私の周りには意外と音楽好きは少ない。

というか私が好んで聴いているのがコアなもの過ぎるきらいはあるが、それにしてもである。

実際高校の時なんて全く趣味あわなかったもんな。

それは別に良いけど、しかし大人になってまだGreeenとか聴いている人を見ると、ちょっとどうなの?と思ってしまう。

あれは中高生の聴く音楽だろ、と勝手に思っているので、ついそう思ってしまうが。

ああいうのを聴く人はやっぱり歌詞を観ているんだろうな。

確かにみんな好きそうな歌詞だと思う。

ひねくれ者には理解できない、と言うだけか。


リズムの話からずれちゃったけど、やっぱり音楽リテラシーみたいなモノってあるんだろうな、と思うのである。

実際、中学生の自分がNine Inch Nailsを聴いて理解できたかと言えば、恐らく出来なかったと思う。

かといってGreeeenは聴かないだろうとは思うけど、今ほど音楽を楽しむと言う事は出来なかったと思う。

中学生まで遡らずとも、高校出てすぐのときでも一緒かもしれない。

つまり、聴く音楽が多様化すればするほど、それに伴って耳が鍛えられる訳である。

だから、リズム感がないと思う人はリズム感を覚えやすい曲を聴くなどすれば、自ずと鍛えられるのではないかと思うのだが。


まあ、何のかんの言っても結局興味の有る無しに帰結すると思うけどね。

今日は特に言いたい事もないので、垂れ流してみました。