音楽放談 pt.2

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小休止38-2「26歳のサマーソニック part.2」

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さて、夜の部である。

今年の夜は豪華過ぎて鼻血が出るかと思った。

その前に、マリンから出るのにえらい時間がかかった。

既成退場とやらで散々待たされた割には特にスムーズに退場できた印象もなかったし。

むしろ中途半端で却って時間を食った気がする。

22時までしかクローク引き出せないのに、結構時間的にヤバかった。

Mars Voltaをチラ観でも出来れば、という目論見はあっさりと崩れ去った訳だが、結局回収できたのは21時52分。

アブねぇ。

何かにつけ考えられていないね。

検討事項として改善に努めてほしいものだ。


さて、なんとか荷物を回収すると、取り合えずびちゃびちゃのTシャツを着替えて、栄養補給。

また同じラーメンを食う。

今年はラーメンしか喰ってないな。

それはともかく、栄養補給を終えるとKORNをチラ観に。

アンコール前の1曲だけ聴けました。

さすがの貫禄といった演奏で、遠くでも迫力満点でかっこ良かった。

もう少し観たかったが、本命はThese New PuritansとHorrors。

少し休憩したかったので、ソニックでへたり込む。


さすがにTNPを観る人は少なく、スッカスカであったが、ステージセットを観るにつけ期待値が上がる。

彼等を観たのは昨年の単独のときで、ちょうど2ndが出たばかりの頃だった。

既に独特のステージを披露していたのは記憶しているが、はたしてどうなっているか。

楽しみであった。

ライヴが始ってもゆとり満載で、じっくりとステージを観る事が出来た。

で、感想としては前回観たときとは少し異なり、より音楽的なステージに鳴っていた。

そして完成度が高い上、世界観抜群。

2ndの曲で組み立てられており、着いて来れない人もたくさんいたんじゃないかな。

実際途中退上が多かったと思う。

1stからは"Elvis"のみ。

この曲はさすがの盛り上がりであったが、この曲だけ聴きにきた連中も多かったようだ。

個人的には今年のベストアクトと言っても良いくらいのライヴだった。

もはやロックと言うよりは、ある種呪術的な儀式のような感じもするけど、こんなライヴやる奴が他にいるか?

前回来日のときは日本人のホーンを募集していたが、今回は帯同メンバーのようであった。

そして、ドラムを中心に鉄琴、電子ドラム、ツマミなどを駆使して、あらゆるビートを叩きまくる。

ギター、ベースはほとんど使わないステージ自体がなんだか新鮮だし。

一つの形として完成されている感じがしたな。

彼等の曲ははっきり言って暗いし不気味である。

特に2ndね。

だけど、一方で歌メロは救いというか、そんな安堵感すらあってそのバランスが抜群なのである。

いつでも聴いていたい訳ではないにしろ、ハマると抜け出せない、そんな世界。

素晴らしかった。


次が本日のオオトリ(個人的な)、Horrosである。

新譜も素晴らしかったので、このタイミングでのライブは嫌が応にも期待が高まる。

昨年の単独でも良かったけど、もう一声、と言う印象であったので、その成長ぶりも観られるだろうか。


デビュー当時はゴス全開の衣装であった彼等もすっかりカジュアルウェアである。

ただ、独特の雰囲気は変わらないけど。

特にキーボードは髪型も相まってクラフトワークみたいだったな。

それはともかく、セットリストは2ndと3rdのみで構成。

音楽的にも地続きなので、自然に馴染むしね。

3rdも大きく何かが変化したと思わないけど、風通しの良くなった印象はあったから、それがライブでどう表現されるか。


全体的にライブが馴染んできた印象はあるな。

ファリスのステージングも含めて、貫禄が出たと言うか。

ギターが途中不具合になったのは勿体なかったが、とはいえこのバンドの肝はやはりベースとドラムだと思うから、その2つはしっかりと聴いていてよかった。

でも、全開も思ったのだが、2ndのような世界観をライヴで完璧に表現できているかと言うと、まだ出来てないと私は思っている。

特に"Scarlet Feild""Sea Within a Sea"のような曲は、音が大き過ぎてもダメだし、それぞれの場面で効かせる楽器を明確に効かせる事が重要だと思うのだが、そこが他の曲と同じになってしまっていて、勿体ないのである。

特に"Sea Within a Sea"なんて曲として別格とさえ思えるような曲だから、もっとやり込んでほしいな。

とはいうものの、全体的には文句言うべくモなく、やはり素晴らしかった。

そして1stの曲は単独でのアンコールでしかやらないのかな、て言う感じだね。

まあ、タイプが違いすぎるもんね。


こんな感じで我が26歳のサマソニは終わりました。

始発を待とうとメッセで雑魚寝していたが、床の冷たさ+冷房の効き過ぎで寒くなって外に出た。

寝る場所はないので、コンビニでご飯買って、喰って、しばらくすると良い時間になったのでタクシーで最寄り駅へ。

そして家に帰ってきたのです。

いやはや、疲れましたね。

でも楽しかったな。

久しぶりに騒いで、あり得ないくらい汗かいて、好きな音楽聴いて、素晴らしいライブ観て。

こんな日々がずっと続けば良いのに。


さ、寝るか。