割にアンビエントな感覚が少し前まで気持ちよかったが、こう暑くなるとじっとしているだに息苦しく、であればいっそ暴れてやろうじゃないか、なんて気持ちにもなると言う噺である。
であるから、やっぱりアッパー系な音楽を心地良く感じる場面が多くなる。
一方で、夏の夜は不思議なもので、反対に静かな音楽に耳を傾けたくなる。
例えばヴェルベッツみたいのとかね。
夏は多感な季節なのだろうね。
暑くて参るが、うだうだ言っても言わなくても暑いものは暑いのである。
であれば、せめてその瞬間を彩ってくれる音楽に、少しだけ暑さを跳ね返す手伝いをしてもらうのも一興というものである。
さて、先日来期待値の低さを嘆いていたサマソニであるが、やはり今年も行こうと思う。
何故か。
それは、レピッシュの出演が決まったから。
観たいな、と思っていたのだが、なかなか機会に恵まれなかったので、これは良い機会とて。
サマソニでまさか日本人バンドを目当てにする日が来ようとは思わなかった。
一般的に観れば、決して悪い訳ではないラインナップなのかもしれない。
しかし、個人的には食指の動く場面は少ないのである。
Sigar Rossとか聴いた事ないしな。
フランツ、Passion Pit、Vaccinesくらいか。
あとは髭とか、きゃりーぱみゅぱみゅでも観てこようかしら。
ポンポンポンやで。
あの曲、あの子は意味不明で何故人気かわからん、という人はかなりいるらしいが、あの曲はああいう意味不明な部分はたくさんあるけど、メロディや歌詞なんかをきちんと聴けば、実は結構良い曲だと思う。
女の子っぽい曲だと思う。
美人顔ではないが、個人的にはあの丸顔は好きなので、暇だったら観に行こう、女子に交じって。
・・・何の話だ?
それはさておき、まあタイムテーブルみながら、緩く観ていく感じになりそうである。
で、新譜の方も続々出ており、Maximo Park、スマパンと、早速買ってきました。
アルバムごとに色合いが違うようなので、他のアルバムも追って聴いて行きたい。
あとは、2年くらい前から少し話題のSpoonとかね。
渋くて、いかにもアメリカンロックといったテイストの音楽なのだけど、これが実にいいあんばい。
『GaGaGaGaGa』を最初に聴いたのだけど、このアルバムの誇りっぽさと男くささ。
煙草の煙越しに観るような景色がいかにも素晴らしい。
一発で持って行かれるタイプではないけど、じわじわ来るぜ。
今は次作に当たる『Transference』を聴いている。
よりミニマルになって、尚渋いぜ。
聴きたい音楽はまだ山ほどあって、あいにく手が回っていないというのが実際である。
お金も足りないし、時間も足りない。
新譜もでるし、旧譜もあるし、どうしたものか。
でも、何のかんのこうして欲求に囚われる事象があるというのは、幸せな事なのかもしれない。
今日はLiteのライブだぜ。
かねてより観たかったMouse On The Keyも出るし、超絶楽しみなのでした。