
最近また狂ったようにCDを買い漁っている。
なんというか、ストレス解消の一つに聴きたい音楽を我慢しない、という方略が自分の中にあるのかもしれない。
某ユニオンや某塔のレコード屋とかをうろつきつつ、それでも飽き足らない私は某密林通販サイトでも購入、今月は使い過ぎである。
このごろも相変わらず世間ではマニアックと言われる音楽を好んで聴いている。
本当に良い音楽を探せば自ずと世界は広がるが、それがたまたま日本の音楽チャートに登場しなければイコールマニアックと言われるこの国には残念としか言いようがない。
そんなことはまあどうでも良い訳だけど、店舗を巡っても見つからなかったのでいくつかは密林サイトを利用した訳である。
で、購入したのはDirty Projector、Metricの初期のアルバムとStarsのヴォーカルであるAmy Millan
のソロ1stの3枚。
いずれも日本盤は流通していないようだ。
その中でとりあえず取り上げたのはAmy Millanのアルバム。
カナダのシンガーソングライターはニールヤングからFeistに至るまで、非常に評価が高い。
彼女のアルバムも感触としてはFeistに近いが、彼女の方がより声は甘い、というか、可愛い声と言えるかもしれない。
かといって音楽の印象は別にガキポップではない。
音楽的にはフォーク的なものからロックテイストなものもあり、実に多彩。
だけど彼女の優しいヴォーカルでどれも聴いていて実に心地いい。
質のいい音楽ってのはこういうのを言うんだよ。
しかし、日本ではきっと理解されない。
派手ではないから。
彼女もArts & Craftsに所属している。
Starsとしては既に離脱しているようだが、個人ではまだ所属のようである。
このレーベルは総じて音楽的にレベルが高い。
かつてはBSS初め地元優良バンドが所属していたが、最近が様々な国のアーティストも所属している。
Block Partyのいつの間にか入っていたのには驚いたが。
それはともかく、彼女は既に2ndも出している。
いずれまた購入する予定である。
暑い時期には激しい音楽もいいけど、一方で穏やかで優しい音楽も、苛立った気分を幾分なりとも沈めてくれて実に良い。
要するに良い音楽は何時聴いてもいいという噺なんだけどね。