音楽放談 pt.2

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盤石 ―AA=

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先週は久しぶりにAA=のライブであった。

仕事の都合などもあって、#3リリース以降はライブを見られなかったのですね。

まして私はロキノン系フェスは嫌いなので、なかなか機会がなかった。

今回は#4リリースツアーで、日曜開催だったのでようやっと機会は巡ったわけだ。

今回はスケジュールの都合でドラマーの金子がおらず、代理のドラマーであったのでそこがどんな感じかな、なんてことも思いつつ。


今回は東京はソールドアウトとあって到着時は既に盛況。

面白いのは非常にファンの年齢層が幅広いこと。

マッドのときからのファンはおおよそ30代半ばくらいが中心だろう。

一方で新規のファンは20代前半とかになるから、この手のバンドのライブではかなり幅広いといっていいだろう。

それこそこの間観たCrossfaithは10代からのファンだから明らかに若いんだよね。


さて、肝心のライブであるが、結論から言えば素晴らしかった。

前日に行ったBo Ningenのライブとは音楽性も違って、非常にストレートというか、あまりテクニカルでもないしグルーヴが云々というものでもない。

非常に耳馴染みしやすいメロディにノイジーな電子音が飛び交うも、基本的な曲の構成は真っ当というか王道なので、わかりやすく盛り上がれるんだよね。

新譜の曲からスタートした訳だが、音源で聴いていた通りいきなり盛り上がった。

2曲目に演奏した"War War War"なんかは狙い通りって感じだろうね。

ていうかこうしてライブで改めて聴いてみると、#4自体かなりライブ向きなアルバムだね。

特に#サイドはアッパーな曲も多いので、余計にその色が強い。

一方で4サイドはメロディアスさの際立つ曲も多く収録されているので、その心地良さもかなりいい。

ライブの運びに着いても、かなりアッパーな曲で責めた後にこういう曲がくるから観ている側も程度に休めてよかったのではないだろうか。


メンバーを観ても、Takeshiは大分ヴォーカルも安定してきている。

元々あまり声が強くないし歌もうまくないけど、今回のアルバムでは敢えて高音やエキセントリックな使い方をしているのがうまく嵌っている。

Takaは最近BDBのライブでもそうだけど、客を煽るような仕草をよく魅せるようになっている。

私がBDBを聴くようになったのは『Venometeoric』辺りからで、初ライブもこのアルバムツアーだったけど、そのときの突き放しっぷりから比べると大分変わったよね。

歌い方もかなり伸びがあるし。

ミノルはいつになく前に出てきている感じで、楽しそうだったね。

コーラスなんかも結構やっていて、今まで一歩引いて弾いている印象だったから、バンドとしてのモードもいいのだろうね。

そして代理ドラマーのZAXについては、かなりよかったね。

見た目普通の兄ちゃん風だけど、ドラムは力強く、楽曲のイメージにもばっちりあっていたね。

さすがあっくん自らの推薦である。

そんな具合で今日も文句なくいいし、パフォーマンスも最高で、なんか素直に楽しめましたね。


で、観客の動きに着いてはまた面白いのだけど、やっぱりモッシュの在り方がかなり変わったよね。

一方でダイブする奴がやたら多かった。

女の子でも平気でダイブしまくりなのはやっぱりちょっと変わったのだろうね。

ただ、個人的には無闇にダイブし過ぎだから、前方の人はかなり鬱陶しいだろうね。

でもモッシュが全く起きなかったのが逆に驚きである。

なんか自分勝手さの裏返しな感じがしてそれはちょっとどうかと思ったけど。


ともあれ、まだまだ現役感抜群のTakeshiには、まだまだこれからも頑張ってほしいね。

そして、いつかはまた3人の立ち姿も観たいものだ。