音楽放談 pt.2

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日本のアングラシーン ―世界的なバンドとか

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最近また日本のバンドを良く聴いている。

日本のバンド、といっても正直言ってインディもインディ、知る人ぞ知るというゾーンを掘り下げている感じなんだけどね。

例えば画像に上げたバンドは世界的なバンドというふざけた名前のバンドである。

しかし、まだ荒削りな印象はあるものの、ソリッドでざらざらした音触りがすごくいい。

曲そのものはまだまだこれから練り上げてほしい部分もあるけど、こういう音楽ってやっぱり好きみたい。

名古屋のバンドでメンバーもまだ若いらしいのだが、彼等の1stは12年に出ていて、その後公式HPでも特に更新がないのでひょっとしたらもう解散してしまっているのかもしれないのだけど、だとしたら惜しいなと思う。

とはいえ、形を変えてもまた何処かで聴く機会があればな、と思う次第である。


しかし、そもそも何故私がいきなりそんなニッチゾーンを攻める事になったのかというと、これはBo Ningenからの派生である。

アマゾンという通販サイトがあるが、あれでカスタマーレビューを読むのが好きなので暇なときは覗いては他人の評価を見てあれこれ考えるという暇の極みみたいなことをやっているのだけど、そこで「これを聴く人はこんなんも聴いてまっせ」というレコメンドという奴が表示される中で出てきたのである。

バンド名からしてアンテナに引っかかってしまったのですね。

早速注文した訳だけど、その派生の中で更に出てきたのがLillies and Remainsという奴。

で、よく見たらこの辺りはみんなStyle Band Tokyoというレーベル?のバンドらしい。

以前まとめてライブで見たPlasticzoomとか、Comanechiとか、ZZZ'sもそうかな。

Bo Ningen含めて日本のアングラシーンの一群を形成している連中のようだ。

残念ながらおよそメインストリームとは縁のなさそうな連中だけど、どれも音楽は独自性もあって、似た要素もありつつでもそれぞれがそれぞれに個性を持っていて面白かったものね。

あとは好みの問題はあるにせよね。


その一群のバンド以外ではThe New Houseというバンドにも手を出してみた。

このバンドは上記のバンド群とはまた別なところにいるのだけど、Twitterで見かけて、そこでAnimal Collectiveや Black Diceの名前も出されていたので、どれ一つと思ってね。

音楽的にはAnimal Collectiveが好きなら間違いないだろうというもの。

ほわおわしたサイケデリックなアヴァンポップである。

でも、日本人っぽくない。

何も知らずに聴いたらアニコレの新譜かと思ってしまいそうである。

こんなバンドもいたんですね。


と、まあそんな具合に今は邦楽のコアなところが非常に面白い。

掘り下げて行くと色んなところに色んなバンドがいて、色んな音楽性を持って独自に進化している。

およそ彼等が音楽だけで飯が喰えるイメージは正直ないのだけど、それでも頑張ってほしいね。

またライブがある時には顔を出してみようとおもうのでした。

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