毎年の事ながら、自分が買った中でのベストアルバムというのをランク付けしていこう。
今年は新譜も結構買ったのだけど、同時に昔の音源も買い漁っていたためあまり聴き込めていないものも多い。
特に年末に出たものの何枚かはまだ1通りくらいしか聴けていないものもあるから、後になってみればまた評価は変わるかもしれないが、それは仕方のない事だ。
ともあれ、とりあえず列挙してみますね。
1位:Maximo Park / Too Much Information
今年一番聴いたアルバムかも。
これまでのキャリアの総括的な内容で、曲もグッド。
久しぶりの単独公演も素晴らしく、個人的にはやっぱり大好きなバンドである。
2位:Spoon / They Want My Soul
これまでで一番明るいと言うか、オープンな印象のアルバム。
クールでドライな中に人なつっこさも感じさせて、ドラマティックな曲展開も刺さりましたね。
ライブ観たい。
3位:Bo Ningen / Ⅲ
日本人アクトでは一番ライブに足を運んだ。
初期の怪しさ満点の音楽から観ると遥かにポップになり、これまでで一番速いアルバム。
そして一番緊張感のあるアルバムだという印象だね。
4位:アナログフィッシュ / 最近のぼくら
3部作で一番身近でパーソナルな内容を扱ったアルバム。
全体的なトーンは決して明るくないし、どこかすっきりしないような所もあるけど、それが故にリアルなのかもしれない。
5位:Liars / MESS
思ったよりもどの雑誌でも取り扱われなかったが、キャリア史上最もポップで最も変態的なアルバム。
かといって大衆性はないから売れる事はやっぱりないけど、こういう音楽は好きですね。
6位:The Horrors / Luminus
はじめの印象はなんだか大人しくなったな、とか思ったけど、聴いていると非常に心地のいい作品。
一つの到達点と言っていいだろうね。
サマソニでのライブも最高でしたね。
7位:Kevin Drew / Darlings
今年は個人的にはこういう穏やかな曲がすごく心地良かったな。
疲れていたのだろうか。
8位:The New House / Kaleidoscopic Anima
今年は日本人の新しいバンドをよく聴いた年でもあった。
その中で今年出た新譜を買ったのが彼等。
ライブも見たけどすごくハッピーなフィーリングが心地良くて、こういう音楽がもっと売れるといい社会になるんじゃないかな、なんて思える。
9位:80 Kidz / Face
彼等の音楽はこれまでも友人に借りてほぼ全て聴いているのだけど、正直これまでは全くピンと来なかった。
しかし、このアルバムはすごくいい。
90年代的なフレーバーもありつつ、アグレッシブでノイジーなところもありつつ、メロディも何もあっていいアルバムです。
10位:Lily Allen / Sheezus
ポップフィールドからは彼女を。
破天荒でアグレッシブすぎなキャラクタが目立ちますが、歌は上手で声はきれい。
歌詞は相変わらず攻撃的でいいですね。
次点:Metronomy / Love Letter、Owen Pallet / In Conflic、Stars / No One Is Lost
今年は特に下期は仕事が忙しくて、あまりじっくり音楽を楽しむ時間が少なかったのだよね。
休日は可能な限りライブへ行くのだけど、思ったよりも疲労感もあって十分に他の締めに場面も。
一方でとりあえずで行って思いのほかよかったぜ、というのもたくさんあってね。
それこそNew Houseもそう、昨日行ったOrge You Assholeもそう。
まあ事前に音源は聴いているのだけど、思った以上に音が心地良くてね。
でも、日本人アクトのライブをよく見たよね。
Bo NingenにBDB、ポリとかイベントでブラフマンとかMouse On the KeysやLITEも行きましたね。
そう言えばムンチャの再結成ライブも今年の頭だったし、ササキオサムソロも初めて行った。
それと先日筋少も初めて行ったしね。
Jのライブも行ったりと、90年代にかなり売れていた人たちのライブにも行ったから、これまで行っていたライブと毛色の違う客層も多くてそれも新鮮だったね。
年明けからまたあれこれライブチケットを抑えているが、ジュリアンの来日中止はショックだった。
せっかく撮れたのに・・・。
しかし、アナログフィッシュもようやくライブでタイミングが合うから。
それとLilies and Remainsもある。
そこではSoft Balletの2人がやっているMinusも出るしね。
来日系ではあまりまだないのだけど、またちょくちょくライブには顔を出して行きたいですね。