音楽放談 pt.2

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マイペースに ―The Subways

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私は割と節操なく色んなジャンルを聴いている方だと思う。

それこそ所謂ロックンロールからオルタナ系はもとより、パンクもプログレもサイケもポストパンクもハードコアもテクノもアンビエントエレクトロニカもノイズもアヴァンギャルドもポップスもヒップホップもR&Bもジャズぽいのも広く聴いている。

もちろん全てが全て大絶賛すると言う事もない、なんやかんや好きなのはロックであるのは変わりない。

歌についてはあってもなくてもさして気にはしないが、たまにはシンガロングな曲が良いときもあるしね。

逆の場合だってあるから一概にどうこうというものではなくて、やっぱりそれぞれによさはあるよね、というのが実際だろう。

ちなみに今ステレオから流れているのがVelvet Undergroundの『White Heat/White Light』である。

ノイズが素晴らしい。

一方でメロディもあるしね。

彼等のアルバムで一番好きあのは3rdだけど、こういう頭をグルグルさせてくれる音楽も時にはいいものである。


こんな具合に節操なく聴いているので聴くアーティストも移ろって行くのではないか、なんて思う人もあるのだろうが、私の場合は単に拡大して行くだけであって、他を聴くからこっちは聴かない、なんていうことはまずない。

もちろん優先度はあるにせよ、割りと色んなアーティストの新譜が出ればリアルタイムでないにしても押さえているし、古い奴でも改めて聴いてみる事もある。

それこそストーンズのCDはこの間初めて買ったしね。

所謂古典とされているものでさえ全ては網羅できていないのだから、拡大するのは自明であろうか。


で、デビュー当時からなんやかんや聴いているバンドの一つにSubwaysというのがある。

イギリスのバンドで、デビューは10年前の2005年、その年のサマソニにも初来日していて、当時は話題になったものだが、その辺りは過去に彼等を取り上げた際に既に書いたので割愛する。

日本ではすっかり話題にならなくなった彼等であるが、活動は着実にしており、メンバーも変わる事なく3人で今も頑張っている。

イギリスのフェスでは割と毎年出ているようだし、アルバムもコンスタントに出しているのを観るとそれなりの一にはなっただろか。

といって、先日フェスの映像を見たが客席はあまり盛り上がっていなかった。

彼等の場合、デビュー当時から音楽性は変わっておらず、相変わらずグランジ直系なロックをやってる。

そういう音楽自体、ある意味では希少になりつつある現代なので、私もアルバムは3rd以外は持っている。

画像で載せたのは今年出た新譜であるが、ちゃんと日本盤は出ている。

曲は特に1stの頃から変わる事なく、彼等は彼等の音楽をやってる。

全体的にまとまりは出たが、1stの頃のようなある種の若さ故のはっちゃけた感じはなくて、自分達が好きな音楽をやってるんだ、という感じだろうか。

曲は決して悪くないし、アルバムとして聴いてもストレスもない。

ただ、スーーッと流れて行ってしまう感じはあるけどね。


上記のように方々聴き漁っているので、それほど隙という訳でもないアーティストについては聴き込むまでにそれ相応の時間が掛かるから、まだ私の中で評価するほどになっていない、という状態なのだけど、頑張っているバンドは応援したいですよね。

彼等の音楽は聴きやすいから、洋楽の入門用としても良いと思うし、誰でも楽しめる普遍性はあるのは確かなので、興味があれば是非一度聴いてみてはいかがだろうか。

そう言って書き終わる頃にはベルベッツは終わり、流れてきたのはDepech Modeの『Some Great Reward』。

”Peaple Are Peaple”の入っている奴。

後世まで残り続けるものを作る事は、どんな分野でも容易くはないよね。