音楽放談 pt.2

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小休止96「最近のライブ事情(私の)」

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最近はライブへ積極的に行くようにしている。

というより観たいと思うものが都合良くあるというのが実際だけど。

といいつつも毎週毎週という訳にも行かないんだけどね。


10月の頭頃にはアナログフィッシュのTown Meetingへ。

10月10日はアナログフィッシュの日、という訳でドラマー斉藤さん復帰以降定例イベントとしてやっているのだけど、いつもとは少し違った趣向でライブを行っている。

今年はオール指定席のアコースティックライブであったのだけど、それでもバンドのテンション(というか健太郎さん)は元気一杯で、一方で緩いMCもあったりして、終始良い意味でリラックスした空気が実に心地良かった。

また普段は佐々木さんヴォーカルの曲を下岡さんが歌ったり、下岡さんヴォーカルの曲を健太郎さんが歌ったりということもあり、そう言った部分が非常に新鮮であった。

アレンジもいつもと違ってそういう意味でもこういうのもいいですよね。

それにしても、今回は”City Of Symphony”はやけのはらパートを下岡さんが歌って、他を健太郎さんが歌う形だったけど、この曲はやっぱり良い曲だよね、ということもシンプルなほど改めて感じられた。

指定席でライブを観る経験自体初めてだったけど、たまには良いですね。


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続くは月末頃に行ったSalyuのライブ。

所謂ヴォーカリストのライブ自体も初めてだし、このライブはオーケストラとの共演という趣向で、私に取っては初めてづくしであった。

元々は彼女の歌を生で聴いてみたいな、というのが発端だったのだけど、タイミング的にちょうど良かったのですね。


まず生のオーケストラも初めて聴いたのだけど、やっぱりクラシック楽器は音色が綺麗だ。

弦楽器の柔らかい響きとかは生で聴くとなんだか落ち着く。

普段電子楽器のライブばかりを観ているので、スピーカーなんかを通さない音ってのはそれだけで新鮮に聴こえてしまう。


で、彼女の歌だけど、正直出足はちょっとまだなれていないのか今一な印象だった。

あれ?ていう感じというか。

ヴォーカルだけはマイクを通した訳だけど、それでももう少しボリュームを上げて欲しかったな。

歌はやっぱりうまいし、声もきれい。

でも、一番驚いたのは一瞬だけハミング的にマイクを通さずに歌った場面があったのだけど、その時の声と響きがすごく綺麗で、マイクを通すと却ってそれが消えてしまっているらしくて、勿体ないと思ってしまった。

彼女の歌であればアコースティックで中規模か小規模の会場で、本当の生歌で行くのが一番良さそうである。

ライブ自体も非常に良かったですね。

チケット代はさすがのビルボード価格で高かったが、良い経験であった。


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最後は昨日行ったThe Velvet Teen

今回のツアーについては既に一昨日の記事で書いたので割愛するが、この日はツアーファイナル。

サポートも元々Morestageというインストバンドのみだったが、直前でPredawnも出演決定。

残念ながらツアーTシャツには名前がなかったけど、好きなアーティストが観られて嬉しい限りだ。


1組目はMorestage、7人組だが1人はVJということで、編成的にはDowny意識してんだろうなと言う感じ。

やや変則的な楽曲も多いけど、ジャッ!ジャッ!みたいな感じでみんなであわせる場面はロック好きなんだろうなと言う感じ。

楽曲的にもtoeとかその辺りを通過しているから、ある意味素直なバンドなんだろうな。

ちなみにキーボードは女の子だったのだけど、ちょいポチャ目だけど笑うと可愛い子でした。


2組目はPredawn

激し目のバンドの後にアコースティックで穏やかな楽曲がどう響くかと思ったけど、単純に良いライブでしたね。

今回はギター1本で弾き語りだったけど、間近で観れた分手元もよく見えたけど、曲によって弾き方も変えているし、強弱もつけたりリズムのある曲では叩くように弾いたりと、やっぱりギターもうまいんだろうね。

何よりアコギと歌声だけなのに、すごく芳醇に聴こえるから、そもそも歌声もすごくいいし、こういうアーティストほど生で観るといいよね。

そしてMCもいつも通り緩くて、登場時も何か言ったけど何言っているかわからなかった。

彼女なりのTVTの思い出も語りつつ、ちょっと自虐もはさみつつで、やっぱり可愛かった。

それにしても、歌っているときとのギャップが激しいな。


そして待ちに待ったりTVT。

サポートメンバーも入れての編成だったけど、まず気になったのがドラマーのTシャツ。

坊主頭の髭面でマッチョなおっさんのプリントTで、一体なんだろう。

ライブは新譜の曲中心に構成していたのだけど、やっぱり曲自体がまずいい。

ギター初め彼等の楽器はどれも使い古した年季もので、所々テープで補強されたりもしている。

キャリアは10年以上で、もっと大きな売れ方をしても不思議ではないバンドなのに、彼等の佇まいはどこまでもインディって感じで、なんかすごく良い意味でロックバンドって感じがやけによかった。

ライブも熱が入りまくりで、激しい曲も穏やかな曲もいずれも素晴らしかったね。

ラスト近くで"Radiapathy"もやってくれたのだけど、こうして聴くと初期の曲はやはりシンプルだけど、この曲はやっぱり盛り上がったね。

アンコールも2曲やったのだけど、3rdの1曲目がラストだったのだが、ギターを置いてヴォーカルに専念していたのだけど、かっこ良かったな。

客も好きな人ばかりが集まっているからすごくいいムードだったし、幸せな空間だったね。


ちなみに今回は、地方のバンドやライブハウスがかなり主体的に動いた企画だったらしく、オリジナルパンフも配られた。

サポートで入ったバンドからのコメントなんかも掲載されていて、手作り感も満載ですごく良かった。

日本ではなかなかこういう活動は陽の目を観ることが少ないけど、いいよね。

日本のサポート視線でのドキュメンタリーとかに仕上げれば、ちょっと違うムーブメントの起点にもなるかもしれないから、今後もこういうのは期待したいよね。

久しぶりにロックバンドという感じのライブも観れて、すごく良かったね。


また来てほしいな。