音楽放談 pt.2

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嫌味なくポップで素敵 -Van She

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梅雨である。

だって6月だし。

その割には晴れた日が多いし、蒸し暑さよりも肌寒さが気になる日々である。

といっても日中はまあまあ暑いから、その寒暖さは油断できない。

会社でも風邪引いた人いっぱいいるし。

しかし、今年は5月からずっと晴天も続いていたことや、雪が少なかったこともあって関東の水瓶(ダム)の一部が貯水率数%という危機的な状況になっており、水不足が懸念されている。

最初ニュースで知ったのだけど、調べると幾つかダムがあって、そのうちの1つ2つがやばいが他はそれほどでもない、というのが実際であるらしい。

果たしてそれによりどこまでの影響があるのかまでは調べていないけど、いずれにせよメディアというのは本当にいい加減だと思ったものだ。

ところで、あるサイトではその貯水率のやばいダムの貯水率がリアルタイムで観られるのだけど、昨日まで9%強だったのが、今日は10%にまで回復していた。

まさに恵みの雨となったらしい。

かなり細かい時間刻みで更新されていくのだけど、一体だれがこんなにマメな更新をしているのか、そして誰がこんなのをマメにチェックしているのか、甚だ疑問ではあるが、見ていると意外と面白く、お、ちょっと回復した、あら、まずい、少なくなった、などと見ているのは、あたかも孫の成長を見守るような心境といったところだろうか。

多分違うが。

念のため言っておくが、この前置きは以後の話には基本的に関係ない。


さて、それはともかく、こうして夏が近づくと聞く音楽もやっぱりアッパーなものを聞いて気分を盛り上げようじゃないかとなるわけである。

世の中には上質なポップスは結構あって、洋の東西は問わない。

まったく世の中的に知名度がなくても、いいものはいいのであって、その埋もれ具合が実に口惜しい思いがするのである。

以前にも書いたFree Energyとかも、そうして聴く分には悪くない音楽だ。

平生暗い音楽を好む私でも、明るい音楽が聴きたいときだってある。


で、久しぶりに聴いてやっぱりいいなと思ったのがVan Sheというオーストラリアのバンドの1stである。

もう10年近く前のアルバムだと思うけど、一部では当時から評価も高く、話題になっていた記憶もあるが、大きく売れることはなかった。

かくいう私も、聞いたのは数年後、2ndを友人から借りてからなので、スルーした1人であった。

彼らの音楽的にはエレポップとして紹介されることが多いのだけど、実際シンセ音が実にいい具合に配置されている。

でも、基本的にはベースとドラムのリズム隊がしっかりあるからそれも映えるわけで、基本的にはロックのフォーマットだろう。

でも曲は極めてピースフルで明るくてポップ。

聴いていてとにかく気持ちがいい音楽である。

アルバムは約40分ほどの収録時間なのだけど、全曲ポップで捨て曲なし、素晴らしい出来栄えである。

中でもシングルにもなった"Kelly"なんかはちょっと青春のような匂いもあって、学生諸氏にも聞いてもいただきたい。

何か難しいことをああだこうだというよりも、素直に楽しくなる音楽なので、ぜひこのクソ蒸し暑い季節のBGMとして取り入れてもらいたいところだ。

いいか悪いかわからんが、中古で1,000円もせずに買えるから。

"Kelly"