音楽放談 pt.2

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小休止131「冬の歌」

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こんな雪景色はついぞみたことがないが、冬といえば雪景色。

やたらとイルミネーションがきらびやかになっているが、相変わらずそんなものにはなんの感慨もなく、それよりもこんな雑然とした自然風景の方がよほど綺麗だと感じる。

人工的な構築性を否定はしないけど、だけどやっぱり無造作の中に自然と出来上がる調和というものは、素晴らしいよね。

そんな冬に聴きたくなる曲を列挙。

クリスマスに縁のない人は、是非チェックしてみてくれ。


まずはこの曲。


Fleet Foxesの"White Winter Hymnal"、厳かな雰囲気と綺麗なコーラスがいかにも冬っぽい曲で、この季節になると頭の中に響きだす。

ちょっと教会音楽っぽい感じもあるけど、パーっと景色が広がっていく感じがすばらしい。

ひところ話題になったフォーク系ロックの代表的なアーティストであるが、ここ最近は音沙汰がない。

とはいえ、しっかり残る楽曲を残しているバンドである。


続いてはこちら。


Ashのヴォーカル、Timのソロ作より”Vigil”。

ソロでもバンドでもつくづくいい曲を書く人である。

本当はアルバム1曲目の"Snow In Nara"があるとよかったのだけど、音源がなかった。

ソロ作ではバンドよりも曲そのもののメロディが非常に際立っており、穏やかで素晴らしい。

彼の個人的な背景もあっての作品なので、全体としてウェットなトーンだが、静かな時間にはぴったりだ。


ちょっとアップテンポな曲ではこんなのも。


Kevin Drewの”Tbtf”。

私の大好きなBroken Social Sceneの中心人物、Kevinのソロ1作目から。

彼のイノセントな声と、歌詞の綺麗さが際立っている。

ちなみにタイトルの"Tbtf"は「Too Beautiful To Fool」のイニシャルを取っている。

ソロ2作目は逆に大人の音楽に変わるので、そうした表現の違いを見るのも面白い。


また静かめな曲に戻ると、打ち込み系ではこの曲も冬になると聴きたくなる1曲だ。


Massive Attackの"Tear Drop"。

ひんやりした音の感じと女性ヴォーカルの冷たさが冬っぽい。

冷たい感触の曲なんだけど、そこはかとない温もりが聴いているうちに感じられるのも秀逸だ。

こちらも新作が囁かれているね。


ロック的な曲でいえばこの曲も好き。


Charlotte Hatherleyの"White"。

1聴して彼女の曲とわかる出来栄えで、ソロ名義では最後のアルバムである。

Silver Toungueと変えて、EPを出して以降音沙汰がないのが残念だ。

色々音楽活動自体はしているようだし、アルバムについても制作していたので、完成が待たれる。


最後はこの曲。


Smashing Pumpkinsの"Winterlong"。

ベストアルバムに付属の未発表曲集に収録された1曲で、タイトル通りの冬の1曲だ。

というかこのアルバム?自体冬になるとなぜか聴きたくなる。

大学の頃を思い出すのですよ。

ぽかっと空いた時間を感じさせてくれて、何も考えないで風景をみながらこの曲を聴いていると妙に落ち着くのである。

アルバムでも終盤に配置されてるので、余計にいいのですね。

オリジナルメンバーでの集合も期待されて久しいが、スマパンとしてアルバムを作るのも次に最後と宣言しているので、ついオリジナル布陣での制作を期待してしまうのはノスタルジーなんだけど、そこは個人のわがままとして許してほしいところだ。


1人だろうが何人だろうが、音楽はいつでも寄り添ってくれるよね。

是非自分に馴染む曲を探すのも、楽しいものですよ。