音楽放談 pt.2

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小休止134「自称ファンの承認欲求の怖さ」

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この間、One Ok Rockのヴォーカル、Takaが自身のインスタグラムでファンに対して苦言を呈したことが方々で話題になって、その後謝罪コメントを書き込んだもののさらに批判されるという事態が起きていた。

彼の苦言の内容としては、要するにアイドル的な見方しかしないファンに対する不満について、そのフラストレーションをつい吐き出してしまったという感じかなと思うのだけど、そこで彼に向けられたのは「天狗になっている」「ファンを大事にしていない」「がっかりした」「カッコ悪い」といった上から目線のものばかりで、その状況こそが彼によって息苦しかった一番の理由ではないだろうか。

そういう熱心なファンがいて今があるはずなのに、なんて言っているわけだけど、そんなもの応援する側のエゴでしかない。

私はワンオクは聴かないし、彼のこともよく知らない。

だけど、コメントを見る限り結局彼らの楽曲を好きで聴いている人ってどれくらいいるんだろうという気がしてします。

お客様は神様だ、なんていう言葉があるわけだけど、この状況って完全にモンスターじゃんと思う。


私は音楽を聴くのが好きだし、ライブにも結構いく。

自分がいいと思える音楽を聴けることは幸せだし、生で聞けばそれを全身で感じられてとても楽しい。

だから、私はそんな音楽を作ってくれるアーティストにありがたいと思うし、応援してやっているなんて思ったことはない。

自分の好きなアーティストが、ファンを突き放すような発言をしてしまうのが悲しい気持ちになるのは理解できるけど、かと言ってあの過熱ぶりは完全に調子乗っているのは自称fファンのやつだろう。

挙げ句の果てに「海外っていっても所詮その程度」などと言って見せるわけだが、まだで始めたばかりだし、それでも所属はフェルドバイラーメン、それなりに人気のバンドも多数抱えるレーベルと契約しているわけだ。

音楽で勝負したいという思いがある中で、アイドル的な自己満足と承認欲求を満たしたいだけの連中にがっかりするのは当たり前だろう。

彼らに対するリスペクトもなければ結局音楽じゃなくてみんながカッコ言っているから聴いているだけみたいな奴らばっかりということだろう。

それが彼らにとっては悲劇だし、だからこそ海外でちゃんと勝負したいという思いがあったんじゃないかと思うけど、そういう思いを汲み取って応援するのがファンというものではないだろうか。


私はロッキンオン系のフェスやイベントは基本的にいかない。

理由は、そういうファンが多いというのが会場中で感じられて気持ち悪いから。

別に好きに楽しめばいいし、アイドル的な捉え方をするの否定しない。

だけど、いかにも自分たちはそういうのとは違うという態度を見せてその実まごうことなきそれでしかなく、むしろそれを素直に出しているアイドルファンの方がよほどストレートで正しいファンだと思える。

そんな連中にあんな批判のされ方をするのは実にかわいそうだ。

もっとも、そんなくだらないことでいちいち騒ぎ立てない本当の意味でいいファンもたくさんいると思うけど、そういう人ってわざわくだらないことはいわないから目に見えづらく、だからクソみたいな奴らがにおい立って困るわけだけど、ほんとにかわいそうだったな。


ちなみに冒頭の画像はマーク・チャップマンという男。

クソみたいなファンの代表と言っていいだろう。

もっとも、この人については諸説あるらしいけどね。

日本じゃなくて、海外でしっかり活動のベースができるといいよね。