音楽放談 pt.2

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ダークポップな女子力 -Warpaint

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先週日曜日に体調を崩して、そのまま寝込んでしまった1週間であった。

なんのことはない、インフルエンザという流行り病にやられたのである。

気をつけていたつもりだが、それだけでは防げるはずもなく、あえなく屈した格好だ。

もっとも、実を言うと土曜日の時点で既にすこし調子悪いかも、という兆候はあったのだ。

その時点ではすこし喉がイガイガするかも、程度だったので、その夜は楽しく酒を飲んで寝たのだ。

翌日朝はすこしだるいかも、と思いつつ用事があったので出かけたのだが、帰る頃にはやばい状態だった。

夜にはすっかり熱が出て、そのまま寝込んで、明けて病院に行ったら認定、出社停止で今に至るわけだ。

休んでもやらんければいけないことはあるからそれをやりつつ、そんな1週間であった。

咳のしすぎで気管を痛めたせいで空咳がやまないが、ともあれ無事復旧している。

風邪には気をつけたいものだ。


さて、2月からは結構毎週のようにみたいライブが続く。

今夜は日本のバンド、LITEのリリースツアー。

Ogre You Assholeも同じくワンマンがあったのだけど、そちらは悩んでいるうちにソールドアウトしてしまったので、LITEに行くことに。

19日はDANの企画、翌25日はHosstess、3月4日5日はアナログフィッシュ、翌6日はMoon Child、9日はBo Ningen、11日はDowny/Toe、12日はTBH、と行った具合に盛りだくさんで嬉しい限りだ。

もっともまだチケットを取っていないのもあるし、スケジュール的に行くのが厳しそうなものもあるので、それらはまだ悩み中だ。

ライブだけでなく、新譜のリリースもバンバン出ているので嬉しい限りである。


で、行くのを悩んでいるバンドの一つがWarpaintというバンド。

アメリカの女の子4人組のバンドなのだけど、NW、Goth、Post Punk的な音楽で、要するにダークな感じの音楽をやっているのだけど、その単独公演が2月28日にあるのである。

昨年アルバムを出して、それまでのアルバムと比べると格段に聴きやすくポップで明るい曲調のものも増えて、一つのブレイクスルーになるのではないか、というタイミングでの来日になるが、多分チケットが売れていない。

私は以前Hostessでライブを一度見ているのだけど、ライブはめちゃくちゃかっこよかった。

ちなみにメンバーはこんな感じ。

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そこそこ綺麗なメンバーもいる、という感じなのでそういう売り方ではないのはよくわかるだろう。

ただ、彼氏がJames Blakeのメンバーもいたり、他にも近年のインディーシーンで話題の人とも結構交流があり、1stアルバムは元レッチリのジョンにも絶賛されていたりと、業界筋で非常に評価の高いバンドであった。

余談だが、初代メンバーはレッチリの元メンバーと結婚し、今は女優さんになっているとか。

かなりアーティスティックな色の強いバンドだというのはなんとなくわかるだろう。

ジャケットや佇まいもスタイリッシュでかっこいい。


彼女らのデビューした2010年あたりは結構女性アーティストが注目を集めていた時期でもあったと思うけど、彼女らもそういう文脈で紹介されていることが多かったきがする。

ただ、音楽的には先にも書いたようにかなりダークでポップさよりは独自の美学みたいのを感じさせるものだったので、早々に異なる扱いになって行ったと思うけど。

その後セルフタイトルの2ndでもすこし話題になったが、正直あまりかんばしいリアクションは得られていなかった。

少なくとも雑誌の扱いは減っていたし、音楽的にも日本ではおよそ人気の出る感じでもなかったしね。

私は2ndの方が聴きやすくて好きだったけど、コア?なファンには1stの方がという声も多かったようだ。

その後おそらくメインソングライターであるベースの子がソロ作も出したのだけど、こちらは1stに近い感じの音楽で、あまり聴き込めていなかったがバンド本体の音楽性とあまり変わらないかな、という印象だった。

その時の気分もあって、じっくり聴かずじまいになってしまったというのが正直なところだが。


こうしてみると、結構コンスタントに作品はリリースしているし、本国では着実にキャリアを積み重ねているのだろう。

目下新作の3rdアルバムは、これまでで一番明るい、というと語弊があるが、音楽的な起伏の富んだ曲が多く並んでいる。

それこそシングルカットされている”New Song”は楽器の音色もヴォーカルメロディも非常にわかりやすい。

歌詞のテーマも恋愛だと思うから、その意味でも受け入れやすさはあるんじゃないかな。

ちょっとヒップホップぽい要素も入っているし、彼氏の影響かダブっぽい感じのものもあったり。

リズムも跳ねているし。

派手な曲はないけど、実にいい感じに聴き込めるアルバムになっていると思う。


そんなアルバムを携えての来日である。

平日なのだけど是非見に行きたいと思っているし、せっかくなので行ける人は見て見てほしいと思ってこの記事書きました。

実際ライブはすごくいいし、音楽的にも少なくともNW、Post Punkとか好きなら引っかかるところがあると思うし、ダブとかヒップホップ的な要素の音楽も好きなら聞いて見て損はないだろう。

最新作のアルバムタイトルも『Heads Up』。

是非チェックしていただきたいアーティストである。

それこそ音楽をやっている女の子とかでも、日本以外でこんなことやっている子らおるんだぜ、ということを知って、いろいろな音楽性に向かってほしいと勝手に願うよね。


それにしても、最近場所、ジャンルを問わず女性がたくましいですよね。

職場にも結構女性社員が多くて、一緒に仕事する機会も多いけど、みんな優秀だし真面目だししっかりしていて、取引先でもこちらが発注する立場の場合は女性担当の方が信用できる場合が多い。

プロレスでも女子の団体の方が勢いがあったりして見てて面白かったりするんだよね。

いやはや、男頑張らないとね。

"New Song"


"Disco//Very"