7年ぶりか、ついにBroken Social Sceneの新譜のリリース日が発表された。
7月7日、七夕の日である。
嬉しい。
すでにリードシングルは発表されており、TVライブの映像もアップされているが、彼ら流の賑やかなんパーティソングとも言えるかもしれない。
今回もAmyやEmilyなんかも参加しているし、アルバムにはFeistも参加しているらしい。
Starsはすでにレーベルから離れているけど、だからと言って仲違いしたわけではないからね。
なんやかんやStarsもコンスタントにリリースをしているところから、そろそろ新譜が出てもいいくらいのタイミングだし、Metricもそうである。
だとすると、今年か来年の早いタイミングでまた彼らのパッケージツアーにも期待してしまう。
その時はStarsとのツアーだったけど、1日だけしか行かなかったのが今でも悔やまれる。
ちなみに1曲目は当時の最新作『Broken Social Scene』収録の"Fire Eyes Boys"だったと思うけど、音響が芳しくなくて1回仕切り直しになった記憶がある。
それでも、いいライブだったんだ。
余談だけど、向かう電車の中でジョシュ・バーネットに握手してもらった。
私がライブを見たのはその1回きりだったけど、音楽はずっと好きで、首謀者二人のソロ作もちゃんと買っている。
だから、単独でしっかり見たいのよ。
ぜひツアーしてくれ、マジで。
そんな彼らはArts&Craftsというレーベルに所属しているのだけど、カナダの優良インディレーベルとして有名である。
ていうか、いつのまにか結構入れ替わっているな。
Dearsももう離れているんだね。
設立当時の看板バンドたちはすっかりそれぞれの道に行っているようだ。
いわゆるインディレーベルというやつだけど、私が最初にそういう単位で興味を持つきっかけになったしね。
今年フジでの来日も決まっているLCDの首謀者、James Murpyhらが中心になっていたDFAや、BrightEyesやCursive、FaintらのいたSaddle Creec、TortoiseのJohnらのTrill Jockeyなど、優良レーベルががっと出て来たのと同じくらいの時期だろう。
あ、DFAはプロデュース集団か。
昔ながらで言えばRagh Trade、Sub Pop、日本で言えばナゴムなど、昔から歴史を作って来たのはこうした志のあるレーベルだったんじゃないかな。
とはいえ、近年はもうアーティスト個人レベルで情報発信して、自らを売り出してプロデュースする時代になって来ているから、今後はどういう役割を果たすのかは難しいところなのかもしれないけど、自分の好きなアーティストが主催するレーベルで、彼らの集めるアーティストは気に入る場合が多いし、テクノならWarpみたいなカラーもはっきりしているから、聞く側からするとそういうのも面白くていいのだけどね。
まあ、いずれにせよ7月だ。
本当に楽しみ。
"Halfway Home"