音楽放談 pt.2

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ロックンロールの煌めき -The Strokes

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ライブってやっぱり楽しいな、と行くたびに思うのだけど、平日にあるとなかなかいけないことも多いから、それがとても悔しい。

先週はRobert Glasperのライブがあったけど行けなかったのがとても悔やまれる。

でも、思った以上に対して話題にはなっていなかった気もするけど、そもそもジャズの人のライブが日頃から話題になることは少ないから、こんなものなのかもしれない。

個人的に興味があるから目につくだけで、そうでなければまあそうだろう。

職場の近くにもライブハウスがあって、割と私もよく行くキャパのところなんだけど、そこもよく行列をなしているがなんのライブかは調べてもわからない場合が多い。

私も割と音楽を聴いている方だとは思うけど、それでも偏って聴いているんだなとそういう時に思うし、やっぱり人1人の人生で網羅できる量をすでに超えているのである。

それでいいのかもしれないが。


で、せめて気持ちだけでも味わうにはライブアルバムはとても嬉しいものである。

ちょこちょこ色んなアーティストのライブ盤を買うのだけど、この間Strokesのやつを買って来て聴いている。

2006年のもので、ちょうど3rdのあたりまでのライブなのでもう10年以上前のものである。

今や期待されつつもされないバンド扱いになったStrokesだが、私は新譜もそれはそれで好きなので聴いているけど、でも初期作の持つあの感じはやっぱり一つの魔法のようにも感じるのである。

1stはシンプルで何気無いわけだけど、聴いているとなぜか高揚するし、思わずにやけてしまう。

ジャーン、というバンド名通りのストロークからギター、ベースの絶妙な抜き差し具合や、ジュリアンの気だるそうなヴォーカルも相まって、ミラクルだよ。

実際のライブはサマソニで1度だけ聴いたことがあるのだけど、ライブでは音源以上に音が強くてロックバンドって感じでカッコよかったな。


そんな思い出も胸に聴いているわけだけど、1曲目が”Modern Age”で、この曲はイントロから最高。

ドタドタしたドラムにギターのジャッジャッジャッジャていうのとか、ロックンロールのきらめきはこの曲を聴けば一発で理解できるんじゃないか、なんて気もしてくる。

3rdの曲でも"Heart In A Cage"とかは複雑なギターイントロが最近の彼らっぽさを感じさせるところもあるけど、やっぱりかっこいいし、"Is This It""Someday""Lat Nite""Hard To Explain"とか、好きな曲も満載。

ギター音の謎な"12:51"など2nd曲も代表曲は網羅。

3rdからは"Juke Box"がないのが残念だけど、全曲通して演奏にも勢いがあってとても素晴らしい。

でも、せっかくのライブ盤なのに13曲しか入っていないのがまた勿体無いけど、とはいえ公式の音源としてはいい出来だし、一つの入門編にもいいのではないかというアルバムである。

すでに廃盤になっているのか、アマゾンでも入手困難なようだが、もし見つけたら聴いてみてほしい1枚である。


しかし、いかにいいライブ盤でも、やっぱりライブはただ音を耳に入れることとは違って、体に響く振動や観客の熱気とか、そういうのも含めて体験だから、こういうのを聞くほどにやっぱりライブに行きたいな、と思ってしまうよね。

彼らもまた自作を作っているとかいう話があったような気がしたので、新作を期待しつつ、来日も待っている所存である。