音楽放談 pt.2

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地続きのロックシーン -Age Factory

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一昨日は個人的に2回目のThe Velvet Teenのライブだった。

今回の来日ツアーでは東京では都合5回ライブがあって、今日はツアー最終日でもある。

実質一番メインの回が土曜だったのだけど、ライブはやっぱりよかった。

セットリストは大きく変わらなかったけど、それでもなお最高でした。

今回はベースの人が誕生日だったらしく、アンコールで一度引っ込んだ後でてきてから急にパーティは音楽を流してお祝いとなった。

スタッフや対バンも出てきてなんだかよかったですね。

"333"ではそれまでフロアにいたはずのCinemaの人が登場してやっぱりギター弾いてた。

そのままヴォーカルのジュダもフロアに降りてきて、モッシュもダイブも飛び出して。

いきなり後ろの方かいっぱいきたんだけど、この人たちこれまでどこにいたんだろうと思ったものだ。

ともあれ、目の前でああやって歌っているのを見るとどうしてもテンションが上がってしまう。

楽しかったです。


で、この回の対バンはLITEとAge Factoryという2バンド。

LITEもアルバムリリースツアー以来となるのだけど、そもそも今回の対バンの中ではちょっと異色のブッキングである気がしていたんだけど、どうもアメリカでのレーベルが同じという縁らしい。

個人的にはどっちも大好きなので嬉しいことだ。

相変わらずライブは流石の出来で、彼らのライブは外れなく素晴らしい。

間近で武田さんのギターみたけど、やっぱすごいよな。

あんなに手が早く動くものなんだね。


そんな中、初めましてだったのがAge Factory。

ちょこちょこ名前は目にしていたけどどんなバンドかは知らなかった。

この間TwitterThe Novembersの小林くんが、羨ましいと思う歌声として確かここのヴォーカルをあげていて、どんなもんかしらと興味を持ったものだ。

彼らの地元は奈良県らしいのだけど、先日見たLostageと同じ地元で、音楽的にも彼らと通じるところがある感じで、かなり熱量のある音楽で、ヴォーカルが確かにいい声をしている。

男臭い感じで、今時のはやる系バンドと比べても色があって、この声は好きだね。

楽曲も日本語詞でそれこそエレカシとかに通じるところもあるかもしれない。

ギター、ベース、ドラムのシンプル編成で、楽曲もさることながらとんがった佇まいもよかったね。

余計なMCはしないし、みんな観客の方を指すように見るのである。

お前ら舐めんなよ、という空気感が好きだね。

曲も激しさもメロもあって、ヒットソングになる類ではないけど、間違いなくロックであった。

調べると、彼らはまだ20代前半のバンドらしい。

終演後、ドラマーが「もっと精進せねば」というつぶやきをしていたんだけど、そういうのも私はすきなんだよな。

今度音源も買って改めて聞いてみよう。


それにしても、こういう知らなかったバンドを知る機会ってこういう対バンとかイベントである場合は多いけど、それが来日ツアーのサポートというのは結構個人的にはレアケースである。

そもそもサポートって通常そこそこ大物につくし、つくバンドもすでにある程度知名度のあるバンドである場合が多い。

今回サポートについたバンドも、もちろんある程度以上のキャリアとインディーズの中ではそれなりのバンドもたくさんあるわけだけど、そんな中でまだまだこれからというバンドもたくさん出ていて、それがよかったね。

TVTの好きなところというのは、そういう日本のインディーズシーンとも地続きでいるようなスタンスもあるのである。


今日は来日最終日である。

時間のある人はぜひ見に行って欲しいね。

その価値のあるバンドであるのは間違いないから。


Age Factory