音楽放談 pt.2

SEO強化をしていこう。

小休止158「How To」

イメージ 1

この休み中は、特に何もしなかったな。

いつも通りの休みを反芻したような日々だったな。

とりあえず部屋を片付けて、久しぶりに掃除機をかけたりクイックルウェットワイパーをかけたりして、すっかり部屋は綺麗になった。

私はスーパーのレジ袋をつい溜めこむ習性があって、気がついたらべらぼうな量になっていたので一気に捨ててやった。

それだけでもかなり部屋が広くなったのは実に驚いたものだ。

そのほかは美術館に行ったり、フラフラ散歩したり、ライブ行ったり酒をのんでいたんだけど、その合間にちょくちょく映画やドキュメンタリーをDVDでみていた。

ちなみに本筋からは外れるんだけど、この間ついにBD、DVDプレイヤーを買ってテレビに接続して、さらに枕元用として買ったスピーカーもほとんど稼働していないのでもったいないというわけでテレビに接続、これまでテレビ内蔵スピーカーで唸っていたテレビの音が少し前に出て来たのであった。

そのこともあったので、昔見た映画でも改めて見てみようと思ったのであった。

で、何を見たかというと、ドキュメンタリーはThe NovembersとMoroha、映画は『This Must Be The Place』と『Fight Club』、『Lost Highway」であった。


ドキュメントについては、2組ともほぼ自分と同世代のバンドなので、いろんな生き方があるよな、とか思いながらダラダラ見ていた。

映画については、『Lost Highway」はBDなんだけど、実はこの映画をてっきりDVDかと思って買ったらBDだったのでプレイヤーも買ったという曰く付きである。

昔レンタルで一度見たことがあったんだけど、その時にダビングしたのがVHSだったので、今は見られないのである。

改めて見たいなと思って買って来たんだけど、やっぱりイマイチよくわからない映画である。


続いて『This Must Be The Place』。

この映画はもう何度も見ていて、全体に流れる静かな時間が心地よくて酒を飲みながらよくみるんだけど、この映画も非常にシュールで端的な形でしか説明的な描写がないため、結局よくわからない設定などが要所要所にある。

とはいえ、映画のテーマとしてはそのタイトル、そしてその由来になったTalking Headsの同名曲で歌われるようなところだろう。

トニーって結局誰なんだ?といまだによくわからない。


そして『Fight Club』。

この映画も随分前の映画なんだけど、一時フィンチャー映画を立て続けに見ていた時があって、その時に安かったのでDVDを買ってきたのであった。

有名な映画なのでもちろん名前は知っていたんだけど、どんな映画かは知らなかったし、予備知識なしで見たんだけど、その時はやはり殴り合いのシーンが非常に強烈な印象を残したんだけど、ラストの展開については正直イマイチよくわからなかった。

何このラスト?どういうオチ?とね。


すでにお気付きかと思うが、私はあんまり感受性が豊かでない。

割と映画も、特に初見ではなんとなく見流すようにみるので、1回見ただけで全部理解することはまずない。

何度かみるうちになんとなくそういうことかな、という自分なりの解釈を持ったり、考えることができるようになったりもするけど、基本的には多分映画の半分も理解できていない場合が多いだろう。

でも、そういう映画ほど逆に何度も見たくなるというか、自分なりの解釈が落ち着かないうちはなんとなく居心地が悪いので何度かみるのである。

だからDVDも買うんだけどね。


で、この『Fight Club』についてはこれだけ有名な映画だけあって、いろんな所に解説を挙げている人もたくさんいるので、せっかくなので一度勉強しようと思って少し調べて見た。

そのなかで書かれているのも一つの解釈だし、正しいのかどうかはわからないんだけど、その解説がわかりやすいのは原作にも触れていることである。

原作ではこうだけどここは映画的な演出で変えている、というような書き方をしていて、それを読んでなるほどなと思ったのだ。

この映画的演出という話なんだけど、私は映画とテレビドラマって尺以外何が違うのか、よくわかっていない。

それに、映画ならではという言葉の意味がわからないのである。

なので、そういうことに触れた解説を見るとなるほどなと勉強になるわけである。

それこそもう終わってしまうらしいが、Ryhmstarの宇多丸がやっているラジオの1コーナーで映画評論をしているのがあるんだけど、それも聞いていると面白いんだよね。

この映画の冒頭はラストシーンの手前から始まって、あたかも主人公のモノローグのような形で始まる。

この手法自体はフィンチャー映画の割とお得意みたいで、『Gone Girl』も最初と最後が同じシーンが描かれる。

ただ、見終わる前と後ではそこで出されるセリフの意味合いが全然変わって聞こえる面白さがあって、だから私はあの映画はコメディだと思っている。

それはともかく、このファイトクラブでも一つの大きな仕掛けがあって、その種明かしのためにも非常に大きな布石になっている。

しかも布石はそれだけじゃなくて、物語の最中にも色んな布石があって、知ってから見るとなるほどなと思う。

それに、この映画のメッセージみたいなものもそうした表現の端々に表現されているというのも確かになるほどと思えて、それがあるとまた改めて見返してみるわけである。

この映画は暴力的な描写や反社会性を煽るような展開も多くあるけど、あたかも『時計じかけのオレンジ』同様、逆説的なメッセージになっているので多くの人は素直に描写されることだけを見て批判するんだろうなと思う。

まあ、触発される人は実際いると思うけどね。

なにせブラピがかっこいい。

とはいえ、そうしていろんな要素を端々に入れることで実はちゃんと伝えることもしようとしているのも、映画的な表現なんだろうね。


ところで、この映画の劇中、ブラピ演じるターデンが仕事として映画のフィルムをつなぐ仕事をしているんだけど、そこで子供向けのアニメ映画に一コマだけポルノの男性器が全面に出たフィルムを差し込むといういたずらをしている、というシーンがある。

この映画のラストでも一瞬そのコマが挟まれるのである。

悪ふざけといえばそれまでだけど、そことの関連でいえばこの映画自体R指定とかじゃなくて、ファミリーで見て欲しいというジョーク的な表現とも言えるし、あるいはこの映画自体がアニメみたいな作り話として見るべきだ、というような意味もあるのかな、とか考えるわけである。

ま、すでにどこかにインタビューなる解説が出ていると思うので、また探してみよう。


私は美術館に行くのも好きで、昔からふらりと出かけてなんとなく眺めて出てくる、ということをやっていたんだけど、最近は少し美術史の本を読んで見たり、画家について調べてみたりと、絵の見方を少しだけ勉強している。

そうすると、なんでこの絵がすごいと言われるのか、~派ていうのは何が違うのか、そういったこともわかるようになると、見ていて単に好きだ綺麗だと言っていただけのものから、見え方が変わるのである。

それが面白いからまた勉強するわけだけど、やっぱり裏側を知るということは結構大事である。

音楽でもなんでもそうだけど、やっぱり一定のマナーというようなものがあって、それにそって作られているものについてはその考え方を知っているだけでだいぶ厚みが出るしね。

あえてニュートラルに楽しむのも一興だから、初めはそれで楽しむほうが多分いい。

一度ついた知識はなかなか抜けないし、一度規定された視野はなかなか動かない。

それが面白くもあるから、時間的に初見でいられる時はそういう楽しみ方をするのがいいと思うという話である。


また色々調べて、改めて見てみよう。

曲はご存知Pixies"Where Is My Mind"