この間久しぶりに据え置き型のゲーム機を買った。
高校生の頃にPS2を買ってもらって以来なので、実に16年ぶりくらいだ。
その間PSPは買ったんだけど、こうしてコントローラーを握ってゲームをやっている。
何を買ったかといえばPS3だ。
中古だと1万円ちょっとで買えるんですよ。
やりたいと思いながら見送ってきたゲームもいっぱいあったので、暇だしと思って買ってきたのだ。
そしてソフトとしては北斗無双とメタルギアソリッド4をまずは買ってきた。
初代のファミコン版なども全部やっており、完全にこのシリーズのファンだ。
私は昔からゲームは好きだったんだけど、中でもアクションゲームが大好きだ。
また性格がひねくれているので、敵に見つからないようにする、というコンセプトがめちゃくちゃ刺さったのだ。
なおかつこのゲームときたらストーリーもハードボイルドで面白かった。
おっさんが主人公の渋い展開ばかりだが、それがめちゃくちゃ刺さったのだ。
3まではPS2だったのでしっかりやっていたんだけど、PS3にハードが移行してからすっかり分断してしまっていた。
それを今のタイミングでこのゲーム自体久しぶりにやってみた訳だが、ゲームとしての難易度は高いけど、やっぱり面白い。
一緒に買ってきたゲームと比べても、ストーリー性やゲーム性など、とてもよくできている。
殺さないことが前提というところも素晴らしいじゃないか。
ちょいちょい蜂の巣にされているけど、それでも殺さずに駆け抜ける訳だ。
今は2週目に突入して楽しんでいる。
私にとっては思い出もあるゲームなので、やっぱりこのゲームは面白いな、なんて感動しながら楽しんでいる。
この年末年始は、目下最新作を買ってやろうと思っている。
面白いものって、やっぱり面白いよね。
さて、話は変わるが、私が大好きだったMad Capsule Markets、そのヴォーカルであったKyonoが先ごろ本人名義のソロアルバムをリリースした。
Wagdug Futuristic Unity、TCLとしてはライブもアルバムもリリースしていたけど、意外やソロとしては初である。
ていうか、今までなんで出さなかったのかという気がするし、なぜこのタイミングであえてソロ作を作ったのか、という問題もある訳だが、ともあれ私は彼の声が大好きだ。
よくマッドファンから上がる声としては、曲としてはやはりTakeshiのやっているAA=の曲はかっこいいし、ファンとしても嬉しい要素満載ではあるが、何かが足りないということだ。
その何かとは、やっぱりKYONOの声である。
ポップでハイファイな曲にKyonoの攻撃力満載な声が乗ることで、マッドは唯一無二となっていたと行っても過言ではない。
爆撃機のようなと言われるKyonoの声は、低くてドスが効いているという感じではないけど、私は彼の声がとにかくすきなんですよね。
ただ、一方で彼の別バンド達では正直曲がイマイチだったり、彼以外も歌っているためそこがちょっと引っかかったりしてね。
とはいえ、wagdugの1stは好きなんだけどね。
そんな彼があえてソロとして出したアルバムな訳だが、結論からいうとマッド以降の彼の音楽という感じだ。
ハードコアなラウド系な音楽で、いかにも彼らしい、彼が好きな音楽という感じだ。
だから、彼の諸作に感じた物足りなさみたいなものはクリアされるものではなかった、というのが正直なところだった。
それでもKyonoの声ってやっぱりいいなと思うし、改めて歌詞にも目を向けると、そこにはTakeshiとの共通点みたいなものも感じるし、彼の歌詞は基本的にポジティブなベクトルを持っているのが面白い。
なんで彼の声がこんなに正直よくわからない。
最近はラウド系の音楽自体あんまり聞かないし、元々そんなに好みなジャンルでもない。
でも、Kyonoの声って好きなんだよな。
今日ようやくライブも発表されたので、チケット抽選には申し込んでおいた。
このアルバムでは若手バンドのヴォーカルもゲスト参加しており、RISEのJesseやSiMのMAH、マンウィズのTanakaなどが歌っている。
そのあたりのバンドが好きな子なら、多分刺さるところはあるはずだし、なんならやっぱりマッドを聴いてみてほしい。
Dragon Ashだって、マッドの影響下にあるバンドだし、そんなバンドはこのジャンルでは少なくないのだ。
いち早く世界のフェスでその存在を認められた彼らは、やっぱり当時の最先端だったと思うし、何よりポップさと攻撃性のバランスが抜群で、しかもそのメッセージがポジティブだったのもよかった。
だから、今でもマッドの曲はよく聴いているものな。
人は年をとれば変わるし、時代が変われば価値観もそれに沿って変わってくるところもある。
反面いいものはやっぱりいいし、自分にとって大切なものや好きなものってそんなには変わらないのかもしれない。
最近改めていろんな場面でそれを感じることが多いんだけど、ともあれ、楽しい人生を歩みたいものだね。
"Toake feat. tokyo tanaka"