音楽放談 pt.2

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シリーズ第1弾 -Broken Social Scene

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Broken Social Sceneが新作EPをリリースした。

リリースされたのは先月なんだけど、私はメディアリリースを待っていたんですね。

しかし一向に出る気配もないため、とりあえずiTunesで購入。

サブスクリプションでもまだ配信されてなかったのである。


前作『Hug Of Thunder』は7年ぶりくらいのアルバムで、その間バンドとしてはソロ活動などを中心して休止状態だった。

このアルバムを作ろうと思ったモチベーションの一つは、今ある現実に対する不満とか、そこに対して音楽で何かできないかというところだったという。

実際久しぶりのアルバムは、楽曲的には結構バラバラな印象で、一方で歌詞についてはメッセージ性を孕んだものが多かったように思う。

その前の『Forgiveness Rockrecord』と比べると、あくまでその延長という感じもあった。

今改めてこのアルバムについて見てみても、歌詞も結構啓発的な印象である。

もともとそういう社会性のあるバンドではないと思うけど、近作はその傾向にあるように思う。


で、今回は前作からそれほど間を開けずにリリースされたわけだが、音楽的にはまた変化を遂げたようだ。

一曲目からエレクトロな処理が目立つアレンジで、このあたりはむしろ原点回帰かもしれない。

歌メロはいかにも彼ららしいんだけど、音楽自体が前作よりもアグレッシブに感じられる。

再度集まって作られた前作を経て、もっとこのバンドでやりたいと思ったのだろうか。

残念ながら英語がわからないので歌詞については意味を拾えていないけど、たった5曲ではやはり物足りないと思えるくらい充実感のある楽曲である。

この作品にはVol.1とついているので、おそらく同じコンセプトのものが何作かリリースされるはずである。

引き続き期待して待ちつつ、全体像を楽しみにしたいところだ。


それにしても、この作品もそうだしMaximo Parkも、そして先週末リリースされたThe Faintも日本にはメディア版が入ってこない。

いずれも私はCDで買っているアーティストなんだけど、とても残念だ。

まあ、世の中的にもはやメディアは主流ではないので、そもそも仕方ないところはあるんだけどね。

ともあれ、また来日してくれることも待ってます。

いかにもKevinっぽい歌メロな"Boyfriends"