音楽放談 pt.2

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何故か惹かれる ―TV On The Radio

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最近はアーティスト本体だけでなく、プロデューサーの注目度もあがっている。

少し前はそこまででもなかった気がするが、リバイバル系のバンドを一人の人間が複数手がけていたりしたことがそのきっかけではなかろうか。

プロデューサーとして今をときめくのは、RaptureなどののDFAArctic Monkeysなどののジェームス・フォード、
Cajun Dance Partyなどでは元スウェードだかの人もそうだし、あと名前忘れちゃったけど、Maximo ParkやLakesなんかを手がけた人もポストパンリバイバルの立役者的な感じで有名である。

大御所で言えばリック・ルービンやブライアン・イーノなどは、プロデュースするというだけで話題になるほどである。

そんなプロデューサーとして、今一番注目されている一人がデイヴィッド・シーテックである。

Yeah Yeah YeahsやLiars(未聴)はじめ、最近ではFoalsのプロデュースでも話題になった。

他にもさまざまなジャンルで幅広く活躍しており、彼の動向も逐一注目を集めている。


そんな彼が所属するバンドとしても有名なのが、TV on the Radio(以下TVOTR)である。

かなり大きなふれこみと共に1stは発売され、同時に大絶賛され、NINはじめデイビッド・ボウイなんかにも支持されるほどであった。

NINも某雑誌のインタビューで、最近もっとも刺激的な音楽として彼らをLCDとともに挙げていた記憶がある。

自分はリアルタイムでは聴かなかったが、その年のベストアルバムにもいろいろな雑誌で選出されていた。

そんなわけで気になってはいたのだが、結局ようやく聴いたのは2ndも出た頃であった。


一応最初は1stから聴いたのであるが、第一印象は「やけに濃いなぁ」であった。

ベースがずっと底辺をうねっているような感じがするし、やかましい感じとは違う、空気のように音が空間に満ちている感じもして、奇妙な感じがしたものだ。

キャッチにはポップもアヴァンギャルドも消化した、とか書いてあったけど、正直ポップとは素直に思えなかったし、ぶっちゃけどうしてそこまで評価されていたのかがよくわからなかった。

聴いていると確かにいいと思える曲はあったが、そこまではまるわけでもなく、それゆえ繰り返し何度も聴こうとはなかなか思えなかった。

しかし、何故か気になる感じがしてちょくちょく聴いているうちに、2ndも聴くか、という漠然としながらも何故か次も手を出すに至った。


そうしてなんとなく気になる彼らになったわけであるが、あるときふとこれを聴いているとやけに心地よい気分になることに気がついた。

どうもこう、やけにふわふわしているというか、浮世離れしたような感覚がして、それがよいのである。

あらら?こらなんど?とかいいながら聴いていた。

やはりというべきか、"Stair in at the Sun"、"Dream"あたりは特に耳につくし、1曲目の"The Wrong Way"の陽気なラッパのすぐあとのベースからして既にすごいんだけど。

で、聴いていて思ったのは、やはり名プロデューサーがいるだけあって、結構色々やっているのがわかる、気がする。

実際生楽器だけでここまで奇妙な空間は出来ない気がするし、やけにドラッグ的な気だるさを漂わせているのも引っかかる。

そういえばトレントがほめるアーティストてのはえてしてスタジオワークのすごい奴らであったりする(ライヴが駄目て意味ではなく、純粋にいい仕事する連中、てことね)。

カテゴライズ不可能な音楽性も確かに特殊だけど、そう言うスタジオワークによる音の構築の仕方見たいのが評価に繋がったんかもしれない。

まあそん辺の事情に詳しい人はぜひわかりやすく、すごさを説明してくれると助かります。

正直言えば、やっぱり何がすごいのかはよくわかんないけど、それでもやけに癖になるような音楽だ、てことかな。

今年は新譜も出したし、書いている途中で日付も変わっちゃったので、明日分は再びTV on the Radioで、新譜をご紹介しようじゃないか。

乞うご期待。

でも、変な音楽だよね。