音楽放談 pt.2

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目のないサイコロ - Black Dice

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音楽て、何だろう。

そういうと、音楽、て書くんだから音を楽しむものだよ、という奴がかならずある。

解釈は人それぞれだからそう思いたい人はそう思えばいいのですが、もともとはそう言うわけでもないらしいという話を聴いたことがある。

残念なのは、それを忘れてしまったこと。

興味のある方はネットで調べてください。

よかったら私にも教えてください。


最近色んな音楽を聴くようになった、というのはよく書いているんだけど、つくづくそう思うのはこういうのを平気で聴いているときである。

Black Diceをご存知の人はどれくらいいるだろうか。

大体自分だって何で知っているのかよくわからないんだけど、確か誰かのインタビューで出ていたのである、たしか。

HMVなんかでみると、日本版が出ているのは自分が買った画像のアルバムのみであるようだ。

実際近所の塔の上のレコード屋には、これ一枚しかなかった。

でも、YouTubeとかには動画があるから、やはりどの世界にもマニアはいるんだということがわかる。


で、実際どんな音楽をやっているのか、といえば、なんというか、なんとも言いようのない音楽である。

人によっては、こんなの音楽じゃあないというかも知らん。

個人的な感想を言えば、AutechreLSDかなんかでぶっ飛んでいるような感じ、と思った。

Autechreほどに緊張感はない、というと少し御幣があるんだけど、なんか奇妙にゆるいっつうか、フワフワしてんだよね。

まあぶっちゃけ曲と曲の境目もよくわかんないし、気づけば終わっているような印象である。

アルバム1枚でひとつなんだよね。


これを聴いていると、自分でも不思議なんだけど、やけに心地よいときがあったりしてね。

何がいいのかよくわからんのだが。

たとえばAutechreの場合、やたら自分というものが突きつけられるような感覚がすることがあり、そういう感覚がものすごくはまる瞬間があるんだが、Black Diceに関してはそう言う感覚ではない。

むしろ自分がどっかへいっちゃう感じかな。

ちょっとした自失体験なのかもれない。

考えることが無効化されるというかね。


音楽に何をもとめるか、というのは人それぞれである。

それこそとにかく楽しませてほしいという人もあるし、あるいは少しでも救われたいと思う人もいるだろう。

その中のひとつに、自分を異次元へ連れて行ってくれるという要素もあってしかるべきであろう。

こういう珍妙な音楽も、聴いてみると意外と癖になる、かも。