音楽放談 pt.2

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2012-01-01から1年間の記事一覧

小休止57「趣味はガラパゴス」

いよいよ大晦日とあって、明日からは新しい年が始まるという訳だ。 しかし、最近はそうした世間のそういった動きに対してまったく興味関心が亡くなってきている。 年が明けたからなんだというのか。 所詮カレンダーで定められた一つの定点に過ぎず、殊更騒ぎ…

小休止56「2012年のベストアルバム」

気がつけば師走も後少しで終わる。 なんだか今年は去年以上に年末感がない。 色々あったしまだまだあるし、仕事もまだ一息もクソもない。 でも変なストレスがないのはせめてもの救いか。 さて、毎年恒例にしているが、今年のベストアルバムをまとめてみよう…

若人よ ―Two Door Cinema Club

昨日は久しぶりに単独ライブ、Two Door Cinema Clubのライブへ行ったのですね。 最近聴くようになって、なかなかいいじゃない、と思っていたタイミングで単独が発表されたので、土曜日だし、とチケットを取ったのですね。 今年2ndも出して、そのツアーであっ…

政治的である事 ―AA=

選挙が世間では話題を集めている。 今は非常に重要なポイントでありながら、焦点は絞りきれないというのが正直なところ。 自民党への不信感とメディアの煽りにより見事政権を取った民主党であったが、その内実は不甲斐ないものであった。 原発事故の対応につ…

自己表現をする人 ―Sylver Tongue

私はあまりミーハーな方ではないと思う。 もちろんテレビでかわいい子を見かければおや!と思うが、そうかと言ってその子のファンになるということはあまりない。 殊音楽についてはそれが尚顕著であると思う。 自分としては当然と思うが、世間的には必ずしも…

古くても新しくても ―Friction

気がつけば年の瀬、12月ではないですか。 毎年恒例の年間ベストアルバムなんてものを考える季節である。 今年も新旧問わず聴いていたから、今年の作品といってもすぐに出てこないが。 ぱっと思いつくのはStars、LITE、下山、ササキオサム、Zazen Boys、Vac…

名作は色あせない ―Velvet Teen

最近は出費を抑えるべく、新しい音源の購入は控え、過去のものを聴き返している。 そうして遡ると、購入当時は見えなかったものが見えてきたり、楽曲に対する印象なんかも変わってくるから面白いのである。 私の場合は特にコアな奴ばかりなので、興味本意に…

小休止55「Synchronicityでシンクロしてい」

昨日は渋谷のSynchronicityへ。 2週続けてライブだなんて、なんて贅沢な! しかも参加バンドはSawagiとLITEが名を連ねている。 まあ、この2バンドだけ観に行ったようなものだけど。 あいにくの雨の中だが、屋内で行ったり来たり出来るので特段の不便はない。…

地下のダンスミュージック ―Factory Floor

いわゆるソーシャルメディアという奴が社会に普及して久しい。 このブログなんかもその走りになる訳だけど、今一番勢いがあるのはやはりFacebookだろう。 一応登録はしてみたが、結局まったく使えておらず、友人や好きなアーティストの更新を何となく眺める…

小休止54「偏っててもニュートラル」

先週の日曜日には新木場で開催されたnutralnationへいってきた。 出るバンドがかなり上質だったので、一日中、かぶりのストレスもほぼなく見られるであろうという目論見もあり、実際タイムテーブルを見てもばっちりだった。 この日はしょっぱなから見ていっ…

芸術は爆発か ―ハナタラシ

昨日に引き続きアングラ畑からお送りしたいと思います。 昨日は昼間出掛けて、またCDを買ってきました。 中古新品合わせて4枚を購入したのですが、その内訳はLow IQのメジャー1st、Super Srupidのこちらも1st、Factory Floorというイギリスのユニット?の日…

輪郭が揺らぐ ―Bo Ningen

最近はノイズ、アヴァンギャルド系が面白くて仕方がない。 もちろん普遍的なメロディがあって、歌があって、という楽曲も聴いてはいるが、どちらかと言えばやはり意味不明なくらいの方が心惹かれるのである。 で、このほどBo Ningenの2ndが発売されたので、…

小休止53「Moon Childの再結成」

なんの因果か、神の思し召しか、先日ササキオサムさんのソロについて書いてみた訳であるが、そのすぐ後に衝撃的ニュースが流れた。 Moon Childの再結成ライブである。 現状年明けに1回だけであるが、それだけでも久しぶりに狂喜した。 ちょうどオサムさんの…

変わらない姿勢と世界と音楽と ―佐々木 収

私は割と色々な音楽を聴いてる方だと思う。 とはいえ当然偏りはあるけどね。 中学の頃からその萌芽があり、高校でそれが成長し、大学で一気に花開いた。 それ以降は自分でも不思議なくらい色々なアンテナが反応するようになった。 先日ネットで裸のラリーズ…

日本のロックの濃いところ ―裸のラリーズとか

最近日本のバンドをよく聞いている。 今更ながらゆらゆら帝国なども聴きながら、其の流れで(?)昔のとんがってる人たちへも再び興味が惹かれているのである。 例えば、裸のラリーズ。 メンバーが赤軍だったりという曰くつきではあるが、音楽自体は凄まじ…

楽しんでいる人 ―How To Destroy Angel

時が流れれば人の価値観や、表現は変わってくる。 蓋しそれは極自然なことである。 経験した事も変わる訳だし、いつまでも同じ感性のままではなかなかいられない。 それを成長ととるのか、あるいは日和ったといわれるのか、それは見る人によるのだろう。 従…

ライブバンドとして ―Back Drop Bomb

昨日はファッション雑誌「Ollie」のライブイベントへ行ってきた。 この系統の雑誌のファッション、いわゆるストリート系ってやつかな、には欠片も興味ないのだけど、BDBがこの6人組としては最後のライブだったから急遽行こうと決めたのですね。 ドラマーが…

小休止52「Underground Face」

最近は洋楽で邦盤の出ないものや、それどころか輸入盤すら見当たらないケースが増えてきた。 一重に洋楽市場の縮小が故であろう。 そもそも音楽自体の価値というのが日本社会では薄れている。 一時の暇つぶし程度に共有できるものであれば良くて、求められる…

大人のロック ―Stars

急激に秋らしくなって、むしろ寒いくらい。 今まで30何度が普通だったから、体は熱帯仕様になっている訳である。 今は長袖Tにジャージを上下。 いやはや、季節の変わり目には気をつけたいものだ。 さて、そうして季節が移ろえば、聞きたくなる音楽の種類が変…

The プログレ ―King Crimson

新しいものは刺激的で面白い。 今まで自分が観た事も聴いた事もないようなものであればあるほど、それは確かだ。 もちろん合う合わないの議論はあるわけだが、決まりきった退屈なルーティンを繰り返すくらいなら、いつもと違う刺激を欲するのが人間という生…

メジャーの素養 ―Heavenstamp

最近は邦楽バンドもよく聴いている。 たまたまタイミングがそういうとき、というだけで、特段の理由はないのだけどね。 強いて言えば友人から借りる機会が多いから、てとこだろう。 こうして聴いていると、日本にもかっこいいバンドはたくさんある。 だけど…

自分史の中の音楽 ―レピッシュ

先日のサマソニでのベストアクトは、個人的にはレピッシュであった。 なんか無条件に楽しめたんだよね。 余計な事を考えなかったというか。 何故かはよくわからなかった。 他のバンドも好きな奴しか観てないし、好きな曲をやってくれた。 楽しかったのは事実…

小休止51「私的サマソニ観戦記2012 ~石と砕けて~」

なんやかんや言いながらも、今年も行ってきました、サマソニ。 私は東京の18日のみ参戦したのですが、この日の大阪は凄まじかったみたいですね。 東京でも雨が降ったりやんだりしていたが、私はタイミング良くメッセにいたりして、結果的に快適な一日になっ…

小休止50『ライブな夏休み』

今年はどう言う訳か夏期休暇が長い。 社長のご意向とのことだが、明日は強制参加の会社イベント。 いらんやろ、と誰もが思いつつ勅命とあらば従わざるを得ないのがサラリーマン。 仕方ないので中途半端な長期休暇を楽しんでいる次第である。 で、せっかく休…

山に登る前に ―下山

最近は図らずも邦楽を良く聴いている。 友人から借りたいしたのもあるのでね。 とはいえ、相変わらずなのはヒットチャートとは縁のない音楽ばかりという点である。 個人的にはもっと売れても良いと思うようなものばかりなのだが、世間はそうは思わないそうだ…

言葉遊び ―スムルース

暑いですね、いかにも夏らしい毎日。 学生の頃はエアコンも使わ真っ裸で部屋に横たわっていた。 夜中にバイトをしていたので、昼間はそうして寝ていたのだが、危うく死にそうになった事もあった。 それでも無闇に元気だったのは若さ故か。 時の経過とは儚い…

過去にはすがらない ―Smashing Pumpkins

再結成したオルタナ組も、意外とパッとしない印象である。 レイジは再結成当初はライブも精力的に行い、新音源も出すのでは?などと期待半分の適当な憶測も飛んだものだ(バンド側は「作らない」と明言していたが)。 しかし今に至ればすでに活動はしていな…

小休止49「映画を観に」

私はたまに映画を観に行く。 ふと興味をそそられて、半ば衝動的に赴く事がほとんどであるが、概して外れたと思った事はない。 といっても観に行ったのは数えるほどしかないけどね。 で、この間久しぶりに観に行ったのは、一部雑誌ではちょこちょこ取り上げら…

安心の高水準、しかし・・・ ―Maximo Park

6月からは新譜が活発にリリースされる。 夏のフェスシーズンに向けてのリリースラッシュ、て奴だね。 先日来話題には挙げているが、Maximo Parkも新譜も出している。 既に日本盤は出なくなっているし、リリースもパチンコレコードとかいう恐らくどインディレ…

進化と真価 ―LITE

昨日も少し書いたのだけど、昨夜はLITEの新譜リリースイベントへ行ってきた。 対バン形式のイベントで、mouse on the keys、環LOYも出ていた。 この2者の内、特にマウスはかねてより観たかったバンドなので、非常にテンションも上がった。 このバンドに付い…