音楽放談 pt.2

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Nine Inch Nails

久しぶりに映画を映画館にみにいく ーThe Killer

今日は久しぶりに映画を劇場へ観に行った。 私はDavid Fincherの映画が好きなんだけど、目下最新作だ。 元々はNETFLIXにて放映されていたものを、一部映画館で上映となったらしい。 すごいな、ネトフリ。 以下ネタバレも含むので、未見の方は要注意です。 こ…

私の成り立ち ~ただの自分語り編 pt.2

自分の音楽遍歴を振り返るという極私的な記事である。 前回は10代までをざっと振り返ったけど、私はなんだかんだ原点が残っているだなと感じる一方で、大槻ケンヂによって随分と人生を変えられたということに改めて気がついた。 back-to-motif.hatenablog.co…

私の成り立ち ~ただの自分語り編 pt.1

先日のLUNA SEAのライブへ行ったわけだが、最近は改めて昔聴いていた音楽を掘り起こして聴いている。 いっときは売れている音楽なんて(笑)とか厨二病全開の時期もあり、その後だいぶ拗らせていたわけだが、流石に40手前にもなればどうでも良くなってくる。…

小休止199「最近のリリース」

ここ半年くらいで私の好きなアーティストのリリースが続いており嬉しい限りだ。 緊急事態宣言もすっかり常態化して、これはコロナよりも日本の政治の緊急事態性を表しているのではないか、などと言ってみたり。 ずっとやばかったのが、ここに来てようやくわ…

個人的おすすめライブ作品7選

散々閉じ込められた今年ももう終わるわけだが、来年もこの状況は当面は変わらないだろう。 楽になった部分もあるにせよ、制約の方が増えたのでやっぱり窮屈ではある。 私個人で言えば、音楽イベントの休止は辛かったな。 数少ない趣味の一つなのでね。 今年…

小休止196「2020年は何を聴いていただろうか」

年末なので、恒例の年間ベストアルバムが各所で発表されている。 パラパラとめくる程度であるがみていると、かつないほど聴いていないアルバムが多かったのであった。 家にいる時間が圧倒的に長かったし、時間がありそうなものだが、考えてみたら私が音楽を…

歩幅があっていること -Nine Inch Nails

最近改めて思うのだけど、女優さんってやっぱり美人が多いよね。 自分も歳をとるごとにいろいろな見方が変わってくるわけだが、自分が高校生くらいだった頃はアイドル的な人気だった子達も、当然同じように歳をとるんだけど、どの女優さんも相応に大人の落ち…

小休止186「人生の10曲-2020」

いろんな切り口で音楽をまとめるのはなかなか面白い作業で、こうしてせっせとPVもないブログを書いているのも極めて個人的な作業であるわけで、普段何気なく聞いている好きな音楽をそうして切り分けることで、自分の中の感覚を整理できるところもある。 聴く…

My Favorite NIN -NINアルバムの私的ランキング

数多くいるオルタナ世代の中で、結局勝ち組と言えるのはトレントだけではないだろうか。 Nirvanaはデイブくらいしからいないしスマパンはビリー太ったし、Soundgardenはクリスが死んでしまったし、90年代アメリカを彩った数多のバンドの中で、引き続きバンド…

健全にして充実 -Hesitation Marks

今日、Nine Inch Nailsの新譜が出た。 ひとまずデジタルリリースが先行で、メディアはあとからになるようだが、日付を超えた時点でDL。 早速聞いたのだけど、この書庫では時系列に追っているのでひとまずアルバムとしては今の所最新の『Hesitation Marks』に…

NIN的オルタナティブ ― Nine Inch Nails

今週はNine Inch Nailsの単独があった。 当初2日間の日程であったのが、金曜日にも追加公演が決定。 追加はあるだろうと思っていたけど、この中一日の空白は恐らく観光の為だろう。 さすがに社会人になった私は金曜日まで参加することは難しかった・・・と…

新たなるステージ ―Nine Inch Nails in Fuji Rock Festivsl

今週末はフジロックフェスが開催されている。 毎年良いラインナップを揃えてくるので、行こうか行くまいか迷うのだが、なんだかんだ見送ってきた。 一つに地理的要因、一つに割と毎年忙しい時期、そしてもう一つは天候の問題である。 野外フェスであるが故に…

温度感不明の心地良さ ―How To Destroy Angels

Trent Raznor久しぶりの音源は、嫁と盟友と組んだHow To Destroy Angels。 活動開始は2年くらい前になるので、こうして形になるまで意外と時間がかかった印象である。 セルフタイトルの1stEpでは、正直NINの『Ghost』的指向性を少し尖らせたような印象で、こ…

待たれる人 ―Trent Reznor

毎年1月2日は何もする事がない。 大体において新年と言ったって特段何かが変わる訳ではないしね。 長い休み時間を持て余しているのはもっぱらである。 それにしても、どうして正月番組ってこんなに退屈なのだろうか。 ダラダラとし過ぎなんだよ。 ただ時間…

楽しんでいる人 ―How To Destroy Angel

時が流れれば人の価値観や、表現は変わってくる。 蓋しそれは極自然なことである。 経験した事も変わる訳だし、いつまでも同じ感性のままではなかなかいられない。 それを成長ととるのか、あるいは日和ったといわれるのか、それは見る人によるのだろう。 従…

サウンドトラックの妙 ―The Girl With The Dragon Tattoo

昨日は久しぶりに映画を観に行ったのです。 何かと言うと「The Girl With The Dragon Tattoo」。 何故かというと、私の敬愛するTrent Reznorがサントラを担当していたから。 昨年は『Social Network』でもフィンチャー監督と組んで、Attica Rossとともにアカ…

Trent Raznorという男 ―The Slip

既に活動を休止して久しいNine Inch Nails。 日本最後のライヴはサマーソニックでのトリ前という、ある意味彼らしい締めくくりであった。 「トリを喰ってやる」という宣言通り、天気までも味方に付けたような劇的なライヴは、まさに伝説と言えるほどの、身震…

This Is The Perfect... ―Lost Highway

私は普段、それほど熱心に映画を見る方ではない。 というより、映画には極めて疎いと言える。 あんまり興味がないのですね。 そこにさしてこの捻くれた性格である。 少なくとも昨今流行の若手俳優の出るラブロマンス(なんて大層なものでもないが)なんて。 …

Year Zero ―NIne Inch Nails

アルバムは5年に1枚、というオリンピック以上のスパンが当たり前となっていたNIne Inch Nailsであるが、「With Teeth」の次には僅か2年というスパンで新作が届けられた。 当時既にネット上から音源を無料配信し、ファンが音楽ソフトを使って自由にアレンジで…

新生 ―With Teeth

私がNine Inch Nailsを初めて聴いたのは「The Fragile」からで、時期的には初来日公演も終わって大分経った2003年であったと思う。 その後間をそれほどおかずにそれ以前のアルバムも全て揃えたのであるが、ネット上ではNINとしての活動はもうしないのではな…

I Can Still Feel You ―The Fragile2

2枚目は、洞窟の入り口を覗き込むような冒頭で始る"The Way Out Is Through"。 ほぼインストの曲であるが、1枚目のラストと情景的にもつながる。 ところで、全然関係ないのだが、車に乗っているときにこのCDを掛けたら、同乗していたオヤジが「変わった音楽…

I Can Still Feel You ―The Fragile

既にNine Inch Nailsとしてのツアーを今年限りで休止することが宣言されている訳であるが、年齢的にもラストツアーともなり得る来日公演が、いよいよ今週末に迫っている。 よりに寄ってサマーソニックのマイケミの前なんて。 その状況を選んだのはトレント本…

and I wont you ―The Perfect Drug

Nine Inch Nails史上、最もポップな曲と言ったら何を挙げるであろうか。 ここ数年の彼は非常にアッパーな曲が多く、しかも取っ付きやすさのある曲も非常に多い。 無料配布されたことでも話題となった「Slip」収録の"Discipline"などは、まさにそうした要素を…

90年代の病理part.2 ―The Downward Spiral

圧倒的な破壊力を持った"March of the Pigs"に続く5曲目は"Closer"。 先行シングルとして発表されたこの曲は、アルバム中でも独特のムードを持った曲で、一番聴きやすい曲でもある。 このアルバムをトレントが完成させたとき、プロモーターだかに「まったく…

90年代の病理part.1 ―The Downward Spiral

92年、Nirvanaの「Nevermind」の爆発的なヒットにより、グランジ/オルタナティヴはいよいよムーヴメントとして大きな流れになる。 過去のものを参照しつつ、新しい価値観を叩き付けるバンド群は、とても刺激的で、破滅的で、時代的閉塞感に苛まれていた当時…

壊れている正常者 ―Broken

オルタナティヴなムーヴメントが次第に顕在化するにつれ、その中にあるアーティストが急激に脚光を浴びるようになるのはいつの時代も同じ事である。 そうなると、商業主義者はそれらを如何に金にするかを考える。 それに素直に従う奴もいれば、冗談じゃない…

開かれた密室の音 ―Pretty Hate Machine

新年である。 2009年という事で、まあ、時間の経過の早さを感じる今日この頃である。 さて、そんな新年1発目、何を書こうかと考えたが、ちょうどいい機会である。 ここでようやくNine Inch Nailsについてようやく書こうではないか、と思う。 Nine Inch Nails…