音楽放談 pt.2

SEO強化をしていこう。

25年目のKYOTO TO TOKYO

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三連休だが天気がよろしくない。

 

最近の私は週末には専ら自転車で出かけるのが慣わしになっているが、こう雨が降ってはそれもままならない。

 

今日は夕方に予定があったので、思い切ってダラダラすることに。

 

久しぶりに本当に生産性のない時間を過ごした。

 

しかし、たまにはこういう時間も大事よな。

 

おかげで元気だぜ。

 

 

そして夕方になったのでお出かけ。

 

毎年恒例、アナログフィッシュの冬のワンマンKYOTO TO TOKYOだ。

 

ここ何年は開催されれば足を運んでいる個人的にも恒例である。

 

先週オードリーのイベントで彼らの曲が東京ドームで鳴り響いたわけだが、やっぱりいい曲なのよね。

 

最近は単独でしか行けていないが、いずれにせよ楽しみだ。

 

今月はイベント盛りだくさんだったのだが、このライブが一旦の締めである。

 

新譜も今年は期待されるが、その辺りも情報でないかしらと楽しみに電車に揺られる。

 

 

今回は整理番号も比較的早く、開場から開演までも短かったので、久しぶりに前の方でみた。

 

意外と言ってはなんだが、割と女性ファンも多くおり、私のいたエリアにもお姉さん方が固めていた。

 

それはともかく、既に新曲はリリースされていないものも含めてライブでは演奏されており、またセットリストをみても少しずつまたモードも変わってきているのかなという感じだ。

 

なので、どんな曲を組むのかも楽しみ。

 

今年25周年のバンドだが、定期的に過去曲縛りのライブもやっているのでキャリアのほとんどの曲をちゃんと演奏できるのが何気にすごい。

 

で、1曲目は個人的には意外な"Still Life"でスタート。

 

この曲の収録されたアルバムのタイトル曲だが、こうやって聴くと洒落てていいですね。

 

ちなみに今日はこのアルバムから3曲やったのだけど、これまで定番だった曲は少なくて、久しぶりの曲も多かった。

 

"FIT"、"希望"、"平行"、"紫の空"、そして"Hybrid"なんかも演奏されて、最近少なめだった社会的な歌詞の曲も演奏している。

 

"アンセム"、"fine"、"No Rain, No Rainbow"などはなかったのよね。

 

一方で最近少しアレンジを試しているのか、"Time"もよくやるよね。

 

また"Saturday Night Sky"はよりダンス的なものを意識したアレンジにしており、健太郎さんがベースを弾かずに、多分下岡さんがギターで低音部を弾いているような感じだったな。

 

かっこよかった。

 

また、次のアルバムに収録されるであろう"Lady Lady"はもう何年も前にできていた曲で、健太郎さんのソロでは演奏されていたみたいだが、改めてバンドでアレンジされたものは疾走感があってすごく良いのよね。

 

特にドラムのドタドタした感じがちょっとThe Libertinesみたいだと思いながら見ていた。

 

やり始めた当時はボーカルのキーも定まらない感じだったが、安定してきましたね。

 

すでに定番になっている他の曲ももはや鉄板化しつつある。

 

そして本編のラストは"車窓"であった。

 

アコースティックアレンジのアルバムにのみ収録されている曲だが、私は好きで、以前定期配信でリクエストした時に演奏してくれて嬉しかったが、その時にもこの曲もアレンジしたいよね、みたいなことを言っていたのだが、バンドアレンジされたこの曲もやっぱり良いのよね。

 

しっとりとした雰囲気で終わるライブ、悪くない。

 

 

そしてアンコールでは3人編成でオリジナルの"BGM"、そして誕生日を迎えた健太郎さんの"スピード"が演奏された。

 

たまたまだが、なんとなく最近またナルトを読み返していたので、よくわからんがテンション上がったな。

 

さらに観客の拍手に押されてダブルアンコール、"抱きしめて"。

 

下岡さんと浜元さんだけが出てきて弾き語り的に始まり、途中から2人もジョインして、アウトロでは浜元さんギターが唸る。

 

もはや彼のギターはなくてはならなくなっており、正式に加入しちゃえば良いのにと思うが、浜元さんもソロでやってるしな。

 

ともあれ、都合100分ほどで終焉となった。

 

 

彼らのライブで毎回思うのだけど、みんな楽しそうなんだよね。

 

まさにパッション全開、天然満載の健太郎さんは今日は3回くらい腕をぐるぐるさせて、MCでは3回ともほぼ同じ内容のことを話していた。

 

そんな健太郎さんをみながら下岡さんが嬉しそうに笑っている。

 

斉藤さんもたまに笑いを堪えるような表情をしながら健太郎さんに合わせてドラムを合わせたり、浜元さんも一歩引いたところから弄ったり見守ったりと、なんとも距離感がいい。

 

表現てやつは、その表現者自体が楽しんでいるものの方が、観ている方もやっぱり楽しいのよね。

 

ボーカルが2人もいるバンドがよく25年も続いてるなと思います、とMCでも話していたが、それぞれがそれぞれで表現していて、それをバンドという形を踏まえた上で健全にリスペクトしながら作り上げているからなんだろうなと勝手に思っている。

 

 

いずれにせよ、今の曲も昔の曲も、それぞれの時代で変わってきていることと、本質的に変わっていないところがあって、もはやライブはそれを確認しに行っているような気すらしているが、ともあれさ良いライブでしたね。

 

今年もビルボードライブはやるし、クアトロワンマンも発表された。

 

ナツフィッシュもまだ企画は発表されてないし。

 

10/10の日は今年はないかもだが、ファンとしては毎年の恒例として、引き続き頑張ってほしいところである。


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小休止219「エンタメの形いろいろ ーオードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム」

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今日はオードリーのANN東京ドームイベントへ。

 

運良く会場チケットが当たったので、私は現地観戦である。

 

普段音楽のライブはよくいくのだけど、この手のバラエティ的なイベントやお笑いライブも行ったことがないのだよね。

 

なので、その辺りも新鮮な気持ちである。

 

少し予定をこなして、着いたのは開演15分前くらい、ちょうどサトミツさんと正銅さんの前座が生配信に突入したあたりだった。

 

会場はさすがに大型イベントとあってステージのセットもラジオをモチーフにした大掛かりで豪華なものだ。

 

真ん中あたりにステージが作られているので、あすこで話すのだろうなと思いつつ。

 

 

で、ほぼ前振り程度の前座ラジオが終わると、イベントはほぼ時間通りにスタート。

 

まずは大ビジョンにウェルカムアニメが星野源のテーマ曲と共に流れる。

 

そこからオードリー2人の、映画フィールドオブドリームのパロディ的な映像が流れていよいよスタートだ。

 

若林は昨年1年間プロモーションで走り回った自転車で会場を一周、春日は完全にオマージュしたユニフォームで入場、私のいる席の目の前あたりからだった。

 

 

今回コンテンツはいくつかのブロックに分かれており、最初はいつものラジオのようなトークだ。

 

オープニングに始まりタイトルコール、そこから2人のトークゾーンに入るわけだが、演出の豪華さに対してしれっと始まるトークパート。

 

もちろん構成とかはかなり考えているのだろうけど、二人の佇まいは何気ない感じがあって、この東京ドームで何万人もいる前で雑談している体なのがなんだか面白かった。

 

実際は若林の方がちょっと緊張気味だったかな、という印象だったが、ある種ラジオコントのようだと思うと、ちょっと違った味わいのある感じだ。

 

ラジオでは若林が理不尽にキレるくだりがあるわけだが、ここは東京ドーム、音声が結構反響してしまい、あまり大声を出すと音がダブって不明瞭になってしまう。

 

また観客も序盤では拍手を挟むわけだが、そうするとトークのペースが観客前提になってしまいラジオ感が薄れてしまう。

 

しかし、さすがというべきか、これはオードリー2人だけでなくお客さんもなんだけど、割と序盤でみんな察して、拍手は暗転した時にするように変えたのは流石のラジオリスナーだ。

 

そういうのも感じながらみているのが楽しかったね。

 

いつものSEが流れてコーナーが変わっていくのも、なんかテンポ感があってよかった。

 

 

トークパートが終わると、次は企画のコーナーだ。

 

まずはお馴染みのチェ・ひろしのコーナー。

 

春日のチャレンジ企画みたいなものが、最近話題のベンツのゲレンデが登場。

 

企画自体はしょうもないといえばしょうもないのだけど、ここでバラエティタレントとしての春日が大躍進だ。

 

尺も目配せしながら、ちゃんとオチはつけているわけだが、そこにいくためにスタッフも含めて総出でフォローするあたりにチームを感じる。

 

春日もやっぱり芸人だよなと思ったものだ。

 

 

そしてここからはイベントならでは的なコーナー。

 

ラジオでも、春日が煮卵のトッピングを許さないくだりが度々披露されているわけだが、その精算とてなんとプロレスの試合が展開された。

 

相手は奥さんのくみさんとも交流のある親友フワちゃんである。

 

フワちゃんといえば、スターダムでプロレスデビューしており、私も2回目の試合は現地観戦したが、実際動きは良かったしね。

 

ただ、さすがに3回目はなさそうかなと思っている中で、今回バラエティ的なものとはいえ再びリングへ、しかも東京ドームとは。

 

セコンドには当時の師匠、葉月と飯田の姿も。

 

試合中もマットを叩いて拍手を促すなど、さすがのセコンドワークであった。

 

対する春日も自身のプロレス知識を振る動員したオマージュ満載。

 

出立は大仁田厚、Tシャツロゴと入場曲はnWoと蝶野、猪木みたいなムーブもあれば武藤的なことやったり、途中小川直也の飛行機ムーブやったり、最後はカズチカのレインメーカーポーズだ。

 

ノア道場で修行したんだから、そこはノア的なもの入れろよとちょっと思ったけど、まあ仕方ないか。

 

ちなみにリングアナウンサーはなんとケロちゃん、ちょっと滑舌は不安があったが、ともあれ声は高らかだ。

 

レフェリーはノアの西永さん。

 

プロレスファンの私としては、嬉しくもあり、ちょっと複雑なおもいも抱きつつ、とはいえこれがプロレスの懐だよなと。

 

春日のちょいちょい色んなレスラーのムーブを入れるのは、やっぱりにやけてしまうが。

 

最後は謎の大円団を迎えたが、よくやるよなほんと。

 

 

続いては若林のコーナー。

 

数ヶ月教室にも通ったというDJプレイを披露。

 

元々自宅にDJ卓を持っているという話はしていたし、ヒップホップ好きはもはや言わずもがな。

 

そんな趣味を生かした企画だが、思ったよりめちゃ真面目にやっているのが面白かったね。

 

さらにここからこの日イチくらいのサプライズ、星野源登場である。

 

何せ今回のテーマ曲も歌っているしね。

 

しかし、2曲披露したがテーマ曲は歌わなかった。

 

だが、若林ラップとのコラボで良かったね。

 

曲自体も相まって、この日イチくらいにエモい時間でもあったね。

 

いうてもと思ったが結局テーマ曲は歌わなかったが、それが正解な気がする。

 

 

ちなみに、コーナーの間にゆかりの人たちのプチコーナーがあったのだけど、まさかの松本明子さん本人が登場し、東京ドームの舞台で歌っていた、ちょっとだけ。

 

すぐに切られて90年代的な顔芸を披露して落とすという。

 

ただ、割と私のいた席の近くにいたんだけど、やっぱり綺麗でしたね。

 

テレビじゃいじられキャラみたいな感じだけど、森口博子さんや井森さんもそうだけど、この世代の人らは元気だし綺麗な人多いね。

 

 

これが終わると死んでも止めんじゃねぇぞ、のコーナー。

 

お馴染みの服部3世が大躍進だ。

 

他にも耳馴染みのあるハガキ職人の投稿を読むあたり、さすがよなと。

 

ここでラジオ感復活。

 

 

そしていつものエンディングテーマが流れると、ワゴンが登場し、それに乗ってオードリーが会場中をめぐりながらトーク

 

しっかりファンサしてくれる。

 

会場をねり周りながらお客さんもちょいちょいいじるわけだが、やはり日向坂メンバーもいたようで、ちょっとしたボケを拾われてしっかりオードリーにいじられていた。

 

私の位置からはキャプテンと、おそらくおたけがちょっとだけ見えたが、いじられた時にめちゃはしゃいでて、遠目ながら可愛かったな。

(あれはおたけでなく、どうやらこのちゃんだったしい…)

 

今回スクリーン裏の、ステージの見えない席もあったのだが、ここでようやく顔見せもして、この辺りはファンとしては嬉しいよね。

 

そのままはけて暗転となり、静かにイベントは終了となった。

 

 

かと思ったら、センターステージにサンパチマイクがスポットされて、会場には”Showがはじまるよ”が流れ出す。

 

かつての武道館イベントの時のテーマ曲だが、ちょっと期待していたもののこの大きな会場でこの曲が響いたのはやっぱり痺れた。

 

スーツにピンクカーディガンだ。

 

この曲、やっぱりいいんだよな。

 

ラストはやっぱり漫才だ。

 

前回のANNでもポロッとこぼしていたのでやるだろうなとは思っていたけど、やっぱりいいよね。

 

ネタはちょいちょい春日が飛ばしたり、親父の霊を入れる的なネタの構造を模したものだったが、面白かったな。

 

なんか2人とも楽しそうだしね。

 

 

漫才も終ってはけたが、再び登場して最後の挨拶。

 

記念撮影もして無事終了である。

 

次回もやる的な匂わせを残して2人もはけていったのであった。

 

ラストのエンディングムービーもしっかりみてしまった。

 

 

かくして4時間近くにわたるイベントだったが、体感はあっという間だったな。

 

単純に面白かったのもあるけど、ラジオのいつものSEをしっかり使っていたので、ああもう中盤なんだろうな、ああそろそろ終盤か、とか時間がなんとなくわかるののあるかもしれないが、いずれにせよもう終わりか、という感じ。

 

いつものラジオ感を基調としつつも、テレビ的なバラエティあり、プロレスあり、音楽あり、漫才ありと、コンテンツ盛りだくさんで楽しかった。

 

この手のイベントを初めて生でみたんだけど、やっぱり何事も現場の空気感って大事だよなと思うよね。

 

お客さんもみんな好きで来ているからあったかいし、変な空気にもならない。

 

まあ、オードリーのラジオ聴いているような人らだしね。

 

また次もやるなら行きたいし、とりあえずは来週のラジオでの話に期待だ。

 

 

昨日のLITEのライブも最高だったし、今日も楽しかったし、いい週末でした。


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らしさと新しさ ーLITE

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今日は久しぶりのLITEのワンマンへ。

 

かなり新規軸満載の新譜を先ごろリリース、まだメディアが出ておらずヤキモキしたのだが、その理由もこの日明かされることに。

 

音楽的にどんどん幅を広げている中で、ライブはバンドの本質が現れるものだ。

 

どんなもんかしら、ただ楽しみ。

 

 

前回の単独はコロナ明け早々だったわけだが、ゲストも多く迎えてのちょっとしたイベント的なものだった。

 

前作『Multiple』のリリースが2018年とのことで軽く驚いたのだけど、もうそんなに前なんですね。

 

リミックス的な作品を挟んでの今回なわけだが、年々彼らはオープンな雰囲気になっていくように思う。

 

会場の入りは多分8割くらいかな、という感じだが、明らかに期待値に溢れるようないい空気が漂っている。

 

割と女性客も多いのが印象的だ。

 

 

さて、ライブは新譜の曲でスタート。

 

インストバンドとして有名な彼らだが、今作では武田さんがめちゃ歌う。

 

なんならポエットリーディングからラップまでやる。

 

どうしたLITE!?と思わず突っ込みたくもなるが、不思議なもので割とすんなり受け入れている。

 

どんな感じよ?ていう興味の方が強くなってしまうのだろう。

 

実際以前も歌っている曲もあるし、最近のアルバムでも色々やっているので、今更彼らが新しいことに挑戦しても別に驚かない。

 

それよりも、それがどうなっているのかが気になるというのが個人的な見解だ。

 

MCでも特にラップについては触れていたが、多分少なくとも今日会場にいた人の大半はそんな感じだったんじゃないかなと。

 

まぁ、要するに出てきた曲がカッコよくて、LITEじゃんと思えたからそれでオッケーなのである。

 

型にはめて価値を固定するよりは、流動性すら楽しんだ方が良いではないか。

 

 

そんなわけで新譜からの曲を中心に序盤は展開、打ち込みも多く、凄まじい手数をかます彼らのライブにしてはその様相すらだいぶ異なる。

 

しかし、同期させながら要所に見せるフレーズはまごうことなきLITEである。

 

1曲目は新譜でも1曲目を飾る”Upper Mantle”、打ち込み主体の曲だが、中盤から演奏も入ってくる感じがいかにもオープニングトラックだ。

 

すでにかっこいい。

 

武田さんもエゴサしまくったというラップ曲”Thread”も余裕でかっこいいぞ。

 

”Deep Inside”も”Dark Ballet”も、ヴォーカル曲は全部様になっていたぞ。

 

過去にもヴォーカル曲はあったが、それでもやはりラップは結構大きなチャレンジだったようだが、そりゃそうだよな。

 

さすがに歌っているときはギターフレーズは比較的シンプルなものが多かったように思うが、その鬱憤を晴らすように”Breakout”なんかは気合い入りまくり。

 

この辺りのバランスはかなり配慮したようなセットリストだったように思う。

 

実際問題どんなリアクションなのか、というのを考慮して、ある程度新譜の曲をまとめて、間で旧譜の曲も入れ込むことで置き去りにはしないようにしたのかなと。

 

”Endless Blue”の序盤なんてAphex Twinの"Flim"のカバーを彷彿とさせるくらいだし、やはり従来のLITE像とはだいぶ違うからね。

 

彼らも思ったよりリアクションがよかったこともあってか、演奏にもどんどん熱がこもっていくのもよかったね。

 

 

正味100分くらい、アンコール2曲と長丁場だったが、あっという間だったな。

 

彼らは今年21年目だそうで、私が彼らを知ったのは14年前だったな。

 

3rdアルバム『For All The Innocence』以降は全てリリースツアーにも足を運んでいる。

 

何年経ってもかっこいい音楽はかっこいい。

 

何より、特に近作はアルバムごとにどんどん変わっていて、その分過去曲もライブでやるとアグレッシブさが凄まじい。

 

ほんと昔から思っているけど、なんであんなに手が早く動くのか、意味がわからない。

 

プレイヤビリティがまず凄まじくて、その上曲自体もすごくいい。

 

インストというジャンル自体がマイナーではあるが、音楽の本質を彼らは持っていると思う。

 

今後もずっと楽しみなバンドの一つである。


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立川で最高のLacy

今日はSteve Lacyのライブへ。

 

The Internetのメインメンバー、ソロ作も充実しており音楽的な評価も非常に高い。

 

と、偉そうにいいながら私はちゃんと聴いたことのあるアルバムは1枚だけなのだけど、これが実にいい。

 

お気に入りでよく聴いていたので、単独あるならいきたいじゃん。

 

平日だけど、フルリモートなのでどうとでもなる。

 

17時半に家を飛び出して立川へ。

 

なんで立川なんだ?とちょっと思ったが、ここはいい会場なんですよ。

 

 

で、到着したのは開演時間ギリギリ、と言っても前座で今日はTENDREがやるのでまあ最悪遅れてもいいかとか思ったけど、TENDERよかった。

 

先日もElephant Gymのライブでもゲストヴォーカルで出ているので登場したが、キャラクラ的にも絶妙にゆるい、しかし音楽は洒落ていながら前座を考慮してか重低音聞きまくり。

 

隣にいたでっかい外人さんもノリノリだ。

 

正味20分くらいだったけど、とてもよかったね。

 

今度ちゃんと音源も聴こう。

 

 

終わって転換に10分くらいだろうが、思ったよりも間をおかずにスタート。

 

演奏陣はギター、ベース、ドラム、シンセとシンプル編成。

 

Steve自身もギター抱えて歌っている。

 

観客の入り自体はおそらく7割くらいだったけど、終始ご機嫌、客層を見てもオシャレ系ギャルから私みたいなさえない系まで多様だ。

 

ライブについてはもう言うことなんてないよ。

 

2曲目にいきなりRage Against The Machineのカバーを披露、なぜだ?と思いながらなんかテンション上がる。

 

たまにギターの不具合もあったようだがインプロで余裕で繋ぐ。

 

客席からの声援に応えて見せるなど、とても親密な雰囲気だった。

 

この間のQOTSAもそうだったが、日本在住の外人さんも多かったみたいで、英語でのヤジもよく飛んでいたな。

 

途中なぜかLacyが中座してバンドメンバーだけの場面もあったが、演奏自体めちゃいい。

 

白いユル布で囲まれたステージで、ステージの映像をリアルタイムで映しながらサイケデリックに、もといカラフルにエフェクトもかけられてよかったんだよな。

 

ライブ時間は80分くらいだったと思うけど、ずっと心地よくて、最高だったな。

 

気持ちよかった。

 

アンコールもなかったが、満足度は非常に高かったな。

 

 

The Internetも好きだし、相方のSydのソロも好きだし、こいつらまじですごいぞ。

 

HIpHopR&Bとかがベースとしては強いけど、ロック的な要素もあるし、音楽的にやっぱりよくて、もっと売れてほしいよな。

 

明日もあるので、行ける人はまじでおすすめだ。

 

オシャレ感もあるし、視覚にも耳にもいい音楽です。

 

よかった。


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渋くてセクシー、Queens Of The Stone Ageが最高だった

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今日は約6年ぶりとなるQueens Of The Stone Ageの単独だ。

 

正直フェスにでも託けないとわざわざ来ることはもうないと思っていたので嬉しい限りだ。

 

前回もアルバムリリースに合わせてと言うタイミングではあったが、フジロックに来て、翌年はサマソニ+単独と、2年連続だったのも驚いたが、その時の感触が良かったのかな。

 

私は全部観に行ったが、全部かっこよくて最高だった思い出だ。

 

あまり日本ではメインストリームに人気の出る感じの音楽ではないのは確かだろうが、好きものにはたまらない色気や硬派なカッコ良さがある。

 

それはフロントマンにしてバンドの核であるJosh Hommeによるところが大きいが、でもバンドメンバーもみんなカッコいいのよね。

 

残念ながら渋いボーカルを聴かせていたマークラネガンは数年前に他界してしまったが、バンドとしてのカッコ良さは健在だ。

 

現在はTroy、Dean、John、Michaelという布陣だ。

 

割とバンドメンバーは流動的だったが最近は安定している感じかな。

 

本国では数万人規模の会場が当たり前だろうから、こうして3000人とかのキャパで見られるのは貴重よね。

 

しかし、前回の来日の時も思ったけど、このバンドは外人の客が明らかに多い。

 

海外バンドなのでさもありなんとは思うけど、他のアーティストはいうても日本人が多いんだけどね。

 

ともあれ、仕事を早々に切り上げて会場へ向かったのだった。

 

 

ライブはほぼ時間通りに開始。

 

1曲目は1stアルバムから”Regular John”、まだKyuss的なザラザラした感触のある曲だ。

 

出てきて早々なんでこうもこのバンドの絵面はかっこいいのだ。

 

ジョシュを中心に、ステージに向かって左側はディーンとトロイのジャケットでキメたダンディ組が配置され、右側には野生児のようなジョンとヤンチャっぽい感じのマイケルが配置されており、その対比もいい。

 

まあ、何よりジョシュが髭面でクソ渋くてかっこいいんだが。

こんな中年に、私はなりたい。

 

 

そんなことを思いながら2曲目は”No One Knows”、例のギターリフで合唱という意味不明な現象が起こる。

 

このバンドはギターリフがかっこいいんですよね。

 

事前インタビューでもやると明言していたので分かってはいたけど、やっぱりうれしいよね。

 

今回はヒットメドレーという感じで、全アルバムから満遍なく披露されておりサービス精神満載。

 

途中音響の不具合があり少し中断される場面もあったが、MCとメンバー紹介で繋いでいるうちに回復。

 

また『Era Vulgaris』収録の”Make It Wit Chu”は海外で人気なのは知っていたが、正直静か目な曲で、彼ららしいかといえばそうでもないと思うのだけど、今日はそのわけがわかった思いだ。

 

すぐ隣が外人さんだったが、この曲のサビのところの「Chu〜」というところの響きを本場の響きで覚えたぜ。

 

ここは裏声で歌っているところだけど、「女の子だけ歌ってくれ」というジョシュの要請を受けて2節くらい数少ない会場の女の子だちの合唱が響いたが、「次は全員だ」の声を待って野郎どもの汚い声が響くとジョシュも苦笑いだ。

 

普通にコーラスしていた時より汚いのだが、なんか楽しかったな。

 

新譜の曲もどれもかっこいいし、むしろ最近の曲の方がポップでわかりやすいのでこうしてライブで聴くとやっぱりいいんだよね。

 

ジョシュのギターはかっこいいし、マイケルは若いから気合いも入っているのステージ上をあちこちしているし、ジョンのドラムは猛々しくてかっこいいし、ディーンはずっとクールだし、トロイはたまに前に出てきておりゃ〜とやっているのも最高だ。

 

なんだこいつら、かっこいいな。

 

本編ラストは”Little Sister”だ。

 

3rd『Lullaby to Parallize』収録の曲なので、かなりシンプルでストレートな曲だと思うが、やっぱりかっこいいな。

 

あっちゅう間やった。

 

 

しばらくしてアンコールスタート。

 

3曲披露されたが、最初は”Sick, Sick, Sick”、個人的に1、2を争う好きな曲で、とにかくギターリフがたまらない。

 

そんなに展開するわけでもないのにこの熱量よ、最高だろ。

 

そして"Go With The Flow"、この曲のかなりポップな方だと思うが、疾走感の素晴らしい曲だ。

 

ラストはやっぱりこの曲、”Song For The Dead”、ギターイントロからドラムが入る瞬間は個人的最高イントロの最上位に位置するくらいだ。

 

この曲もギターは同じリフをひたすら反復しているような曲なので、QOTSAここにありという曲だと思うけど、やっぱり最高です。

 

Youtubeフジロックで来た時に映像があり、そこではあのデイブ・グロールが叩いているのだが、このイントロの荒々しいドラムがまじでかっこいいのだけど、今叩いているジョンのドラムがかっこいいのよ。

 

さすが元Mars Volta、あの狂ったアフロ2人に負けないぜ。

 

ちなみにマイケルは途中で上着を抜いでタンクトップになっていた。

 

若いぜ、27歳だってな。

 

 

そんな感じで会場も大盛り上がり、メンバーも終始ご機嫌で最高でした。

 

いやね、男臭くていいのよ、このバンドは。

 

カッコいい、私はこういう色気のある大人になりたかった。

 

そんな憧れを抱く数少ないバンドである。

 

こんなクソみたいな国にわざわざ来てくれてありがとうだよ、ほんと。

 

ちなみに隣の東京ドームではテイラー・スウィフトがライブしていたので、帰り道は音漏れを聴きながら帰ってきた。

 

 

最近海外バンドの来日がガンガン決まっている中で、正直私のみたいバンドはなかなかきてくれていないのだけど、その中でまさか彼らがくるとは思っても見なかった。

 

ただただ最高、カッコよかった。

 

あんまり楽しかったので、帰ってきてからビール飲んじゃった。

 

今まさに飲んでる。

 

もうしばらく飲む。

 

ロックンロールは1回だって死んでないよ。

台湾ポストロックElephant Gymのライブがすごかった

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今日は台湾のポストロック系バンド、Elephant Gymの単独へ。

 

昨年末にリリースされた新譜に伴うワールドツアーの一環だが、日本では先に大阪、名古屋と回っており、東京が日本ラストだ。

 

一昨年のフジロックでかなり評判となったこともあり、その時の単独はLiquidroomながら早々にチケットがソールドアウト。

 

当時仕事の都合もありどうしようかしらと思っている間に売り切れてしまったので、こうして観られる機会はありがたいことだ。

 

大阪、名古屋は少し苦戦したようだが、東京はO-Eastにランクアップしたが無事ソールドアウトだった。

 

彼らは1stの頃はtoeとLITE辺りにかなり影響受けてるのかな、という感じですこの手のジャンルが好きな人にはツボを押さえまくったような曲だったが、アルバムを経るごとに音楽の幅を広げており、4枚目となる新作では曲によってはCorneliusのようでさえあった。

 

また前作もそうだが日本のアーティストも多く客演しており、お馴染みLITEの武田さんや、TENDER、さらには亀田誠治さんも参加ということでそうしたトピックも特にここ日本では話題の種であった。

 

そんな彼らのライブを生で見るのは初めてだったので、そりゃ嬉しいよね。

 

ホーンなども迎えての豪華編成と謳われていたので、その辺りも楽しみなところだ。

 

 

ライブの一曲目は1stアルバムの3曲目"遊戯"という曲だったのだが、とても好きな曲なのでいきなり盛り上がる。

 

ベースラインが印象的で最高なんだけど、ギターも軽やかでドラムもタイトになっていてとても心地いい。

 

あの複雑なフレーズをライブでも見事に演奏するし、なんなら動き回って歌ってたまにビールをあおっているのだからびっくりだ。

 

よく演奏に熱がこもるという表現をするのだけど、特にインスト中心の彼らのような音楽を聴いているとその意味がよくわかるように思う。

 

どの曲も音源で聴くよりも熱量が高いし、他方でやっぱりギターの音色が心地よさの根源のようにも感じられる。

 

いい。

 

MCもしばしば挟んでいたのだけど、カンペに書いてきたのだろう、辿々しいながらにこなれたような様は面白かったね。

 

基本的にはベースの子が話すことが多いのかしらと思ったら、メンバーみんな話すんですね。

 

慣れないながらに敢えてカンペスタイルをとっているところとか、諸所の発言を見ても、実はベースのKTはいわゆるサバサバした子で、本当はこういうの好きじゃないのかなと思ってしまったが、ともあれこういうのは日本人好きですしね。

 

変ないやらしさみたいなものはないですがね。

 

 

それはともかく演奏は流石のもので、ずっと気持ちがいい。

 

好きな曲も結構聴けたし、音源とはまた違った味わいもあってずっとよかった。

 

ゲストパートももちろん良かったけど、ギターの人は曲によっては銀盤を弾いて、その間は同期も使うなど3人ながら表現は最大限だ。

 

実質的な本編ラスト(と本人たちが言っていたが)は”Finger”を演奏。

 

ベースイントロのポストロック曲としてはトップクラスではないだろうか。

 

この曲はイントロのあのベースフレーズももちろん素晴らしいのだけど、曲が進むに従って徐々に盛り上がっていくような展開もとても気持ちよくて、何度聞いても素晴らしい曲だと思うよね。

 

そしてラストは再び金管楽器舞台を従えて2曲やって終演となった。

 

MCでも、アンコールはしないと明言していた通りそれで終了。

 

満足感も半端なく、素晴らしかったね。

 

3月にアメリカツアーをするようで、ラスト2曲は動画も写真もOK、でもSNSであげるときはちゃんと「最高!」て書いてね、We Need Promoteなどといってみせるものなんだかいいですね。

 

 

ライブは正味1時間半くらいだったけど、楽しかったですね。

 

4月には再びSynchronicityへの出演で来日予定だが、きっと入場規制だろうな。

 

いずれにせよ、演奏力も楽曲もいずれも素晴らしいので、今後の活躍にも期待だ。

 

アジアのバンドってあんまり知らないのだけど、知らないだけでいいバンドはたくさんあるという一つの証左だ。

 

それにしても、台湾のバンドでここまで受けているのって彼らくらいだろうか。

 

次の来日も期待だ。


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Bruno Marsはスターだった

 

昨日は友人の好意もありBruno Marsのライブで。

 

正直そこまでファンでもないし、彼の音源も友人から借りた1stアルバムくらいしか聞いたことがなかった。

 

もっといえば、今回5日にわたっておこなれる正規公演は速攻でソールドアウトしたそうだ。

 

追加公演が決まって、それに抽選応募した友人が見事当選したのでチケットを一つ譲ってもらった格好だったのだけど、結果的には行ってよかったなと思った。

 

 

そもそも私が好きなアーティストは、ほとんどがインディと区分される規模の人が多く、せいぜい2500くらいのキャパの会場でも大きな会場と言われるくらいが大半だ。

 

ライブ体験としてはそれくらいが一番面白いと個人的には思っているけど、とはいえ大きな会場になればステージセットが明確に変わる。

 

エンタメという観点で言えばそこの面白さは圧倒的なので、東京ドームであればやはり期待はそこである。

 

席としてはスタンド1Fだったが、ステージも肉眼で捉えられるし、モニターもあったので十分に音も視覚も楽しめる場所だった。

 

友人、ありがとう。

 

 

ライブはほぼ時間通りに開始、セットリストの詳細は詳しい人に譲るとして、個人的な感想に終始する。

 

まず演出についてだが、規模に対してギミックはそこまで凝ったものはなく、スクリーンとライティングの組み合わせという比較的シンプルなもの。

 

ただ、シンプルといってもスクリーンの映像は曲によって昔のTV風だったりモノクロだったり、結構細かく調整していてかなり練っているなというのが感じられた。

 

ライティングについても、ステージからのレーザーライトもさることながら、スポットの打ち方、また観客席側にも模様を出したりと、細かいところだが凝っているのが目に見えた。

 

またスモークももちろん使われているのだけど、こちらはむしろブルーノのMCと合わせて目立つ場面が多かった印象だ。

 

そしてパイロン、1曲目で一番使っていたけど、やはりでかい音と炎は見ている側としてもテンション上がるし、派手なので温度感を上がる。

 

ちょっとRamsteinを思い出したりもしたが、それは個人的な問題だ。

 

 

こうした装置的なものもあるけど、何より演出のパワーを生んでいるのはやはり演者だ。

 

当然主人公たるブルーノ自身のカリスマ性みたいなものや華やかさもさることながら、バンドやダンス、コーラスメンバーの存在感もなかなかだ。

 

こうしたファンク・R&B系のアーティストのライブのバンドといえばビッグバンドが当たり前だが、編成は最小限で、コーラス含めて全て男性メンバーという編成だった。

 

昨今の政治的な趨勢も踏まえても珍しいなと思ったけど、言い方はあれだが男子校的なノリがあってそれはそれでよかったよね。

 

 

そして何よりブルーノ自身のスター性、茶めっけやサービス精神もたっぷりで、日本語も交えたMCも伴ってやっぱり好きになってしまう。

 

いわゆるチャーミングという言葉が一番しっくりくるのだけど、観客との距離感も近くて、大きな会場であるにも関わらず親近感が凄まじい。

 

これはちょっとびっくりしたんだけど、完璧なスターというよりは、ところどころに人間味を出してくるのよ。

 

ちょっとした仕草や言葉なんだけど、例えばピンスポットでソロで弾き語りをする場面で「恥ずかしいからスモークを炊いてくれ!w」なんて言って見せるわけだが、そうした所作や言動の一つ一つがチャーミングなのだ。

 

そのくせ歌はめちゃくちゃ上手いし、ダンスすればセクシーさもあって、私のようなものから見てもこりゃスターだぜって思うよね。

 

曲は漏れなくポップだし、方方で聞き馴染みのある曲も多かったが、そんなことは問題なく楽しめましたね。

 

なんならこんなにちゃんと合唱が起こるのか、という驚きもあった。

 

こんなに人気があったんですね。

 

 

正味2時間弱、アンコールを1曲やっての終焉だったけど、とても楽しかったですね。

 

普段は演奏とか楽曲そのものへのフォーカスになりがちだが、大きな会場ならではの演出だったり観客を含めた空気感だったり含めて、個人的にはなかなかない体験なのもよかった。

 

今日が最終日だと思うけど、「またすぐに戻ってくるよ」とか言っていたので、単なるリップサービスか、あるいはサマソニあたりのヘッドラインもあるのかなとか思いつつ、いい体験でした。

 


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