音楽放談 pt.2

SEO強化をしていこう。

iPodと私

先日、遂にiPodの生産停止が発表された。

 

そもそもスマホの機能やらストレージやらが進化しすぎてポータブルオーディオ自体が斜陽であるといえる。

 

ついでにいえば、今はSpotifyのようなサブスクがスタンダードになりつつあり、音源を買うという人の方が少数派ではないだろうか。

 

音楽はアルバムではなく曲で聴くというリスニングスタイルも手伝って、どうしてもライフスタイルとマッチしなくなっている現実は否めない。

 

もちろんある種のマニアやこだわりのある人にはまだまだニーズがあるのかもしれないが、それでは商売にはならないし、少なくとも機能においては完全に代替可能である以上、企業としては当然の判断だろう。

 

しかし、そもそも今のようなリスニングスタイルの基礎を作ったのは間違いなくこのデバイスが一因であって、それを考えればお役御免と言ったところだろうか。

 

 

私が大学生の頃にこのiPodは登場して、当時もあのAppleらしいスタイリッシュなCMが印象的だった。

 

曲はインディーズ系のアーティストのものを起用しており、FeistCSS、フージャーズとかフランツなど、割と当時の若手の先端アーティストばかりで、洋楽の聴く幅も広がっていた私にも非常に刺さった記憶だ。

 

大学に入ってすぐはまだMDウォークマンを使っていたが、大学で必要になりノートPCを購入、そして大学でできた音楽好きの友人がすでに使っており、めっちゃ便利やで、というレコメンドもあって使い始めた。

 

彼はクラシックを使っていたが、私は価格なども考慮してnanoを買ったのだ。

 

確か第一世代。

 

ちなみに、その友人は今に至るも親交のある数少ない友人である。

 

まさにこれを書いていて思い出したが、随分と時間が経ったものだ。

 

そして一度使い始めると実に便利で、バイトも初めていろんな新しい音楽を聴くのが楽しくて仕方ない私は、新しいCDを買い漁ってはiPodにぶち込んで、暇があれば聴きながら大学の中庭で缶コーヒーを啜っていた。

 

その時間がとても幸せだったな。

 

かなりの時間使いまくっていたので、バッテリーの消耗が激しかったのか、何年に一回かは買い替えていたが、その頃はAppleも主力商品としてアップデートもしまくっていたので、最新モデルが出るとニヤニヤしながら欲しいな、欲しいなとか思ってたな。

 

 

その後確か第7世代くらいまでnanoについては出た記憶だが、私はとりわけ第5世代がお気に入りで、このモデルだけで都合3回くらい買い替えた。

 

理由は、まずデザインがこの型以降大きく変わって、サイズ的にはshuffleみたいな感じになって、さらにそのあとはタッチパネルも採用して小さなiPod touchみたいな感じになったのだけど、胸ポケットにこいつを入れて聴いていた私にはあの縦長デザインが取り出しの際なども使い勝手が良かった。

 

加えて、私はアルバム毎に聴くのが好きなんだけど、第5世代まではアルバム単位でのシャッフル機能があったのだ。

 

それを重宝していたので、例によってバッテリーがなくなるとネットで探しては買い直していた。

 

色も多様化が進んだのはこの頃で、私はメタリックな緑のモデルに青い半透明のカバーをつけて使っていた。

 

色味がエメラルドグリーンのようになってカッコよかったのよ。

 

余談だが、この第5世代から動画も見られるようになり、またカメラも搭載された。

 

ただ、色々の問題もあったので次の型ではカメラは消えたが。

 

 

そして、やはり時間が経てば在庫も少なくなっていくし、徐々に謎のプレミアもついたりし始めて入手が困難になっていった。

 

加えてスマホに切り替えたり、仕事が忙しくてそもそも音楽を聴いていられる時間が少なくなったりと、さまざまな背景もあり我がiPodは引退となった。

 

今ではすっかりiPhoneがその代替をしてくれているが、本体は家で静かに眠っている。

 

音自体は出るし、何より捨てることがなんだか忍びなくてね。

 

 

そんなわけで、すっかり使わなくなって久しいとは言え、こういうニュースを見るとちょっと寂しい気持ちにもなってしまうよね。

 

寂しいというか、ノスタルジーに近いが。

 

まあでも、文字通り時代を変えたプロダクトのひとつだろうし、何より私の音楽体験を劇的に広げてくれたツールの一つだったので、素直に感謝よね。

 

今の20代前半くらいの子にとってはすっかり当たり前のようなツールやソフトも、実はここ十年で急激に浸透したという事実は驚異だし、図らずもリアルタイムでそれを経験できたのはいい時代に生まれたと思うよね。

 

まだまだオンタイムで新しい価値観に塗り替えられている世界なので、なんだがんだ結構楽しんでそれを見ている。

 

なんだか悲観的に語られることの多い現代社会だけど、ちょっと考え方を変えて、これまでを変えてやろ、という好奇心があれば面白い時代なんじゃないかな、なんてことも考えてしまうよね。

 

 

ともあれ、素直に感謝したい製品でした。

 


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酒を飲んだら飲まれたい

私は飲酒が好きで、週末もしくは翌日休みの折には必ず飲んでおり、ほとんどの場合泥酔しないと気が済まない。

 

幸いあまり強いわけではなく、また基本的にアルコール度数の低いビールを8缶くらいしか飲まないので、それでも肝機能は意外と健康だ。

 

アル中になる心配も暫くはなさそうだ。

 

ビールは大手メーカーからクラフトビール、またビール系の奴も幅広に飲み漁り、基本的には家飲みなので全て違う銘柄のものを並べてはニヤニヤしながら飲んでいる。

 

それでも好きな銘柄というのがあって、エビスビールが好きなんですね。

 

麦の味もしっかりして、またエール系のシリーズも須くうまい。

 

日本では人気のアサヒは、私には味が薄くて物足りないのである。

 

クラフト系ではヨナヨナエールはやはり鉄板よな。

 

エドビールも良いし、たまに遠出をすれば地場のビールを買ってはやはりニヤニヤしながら飲んでいる。

 

たまに昼から飲み始めるが、そうすると早い時間に眠くなってしまうので、生活リズムを考えて出来るだけ夕方から飲むようにしている。

 

人生の楽しみが飲酒と音楽とプロレスとアートだ。

 

ビバ精神世界。

 

 

さて、そんな素敵なお酒だが、先日行われたあるイベントで大御所アーティストが楽屋で飲み過ぎてステージ出演時には泥酔、せめて演奏だけしっかりしていればよかったものの、どうやらかなりグズグズであったらしい。

 

それに対して後輩筋のアーティストが苦言を呈したことが少し話題になっていた。

 

その人ではないが、Twitterでもステージ前に酒を飲むのはうんぬんと書いている人が何人かおり、何かあったのかしらと思いながらその時は特に調べもしなかったのだが、なるほどこの出来事だったのねと詳細を知ったのは今日のことだ。

 

 

ステージ上で酒を飲むアーティストは少なくないし、それ自体はまあよくあるロックの風景と言えなくもない。

 

問題はそのことで金をもらっているにも関わらず、仕事をちゃんとこなせなかったことである。

 

よしんば単独ならいざ知らず、フェス型のイベントだったので尚更よろしくない。

 

なぜならそこにいるのは彼らのファンばかりではないからだ。

 

それに、私もライブにはよく行くし大好きだし、酒もちいとばかし飲む。

 

でも、基本的には音楽を聴きたくて行っているので、演者がまともな演奏もできないとなれば流石にそれはあかんだろとなる。

 

観客の中にはライブが始まる前に酔い潰れている輩もしばしば見かけるが、私には理解できない光景なので,それと同じくらいにやっぱりちょっと腹が立つな。

 

 

まあ、この問題は当事者同士でやりとりして、大御所の人も別に選ぶっねいるような人ではないので素直にすまんかった、て感じだったんだろうね。

 

ただ、SNSで批判的なことを言ったことでこうして拡散しているわけだが、大御所側のファンはいかにもな強硬な態度を批判した側に浴びせており、中には2度と共演するなというよくわからんものもある。

 

しかし、批判文言の中にあった裸の王様という比喩は、こういうファンこそ向けられたものなんだろうなと思うよね。

 

ダメなものはダメと言わないと、あなたの好きなアーティストが恥ずかしい存在になっていくぞと。

 

痛いファンに囲まれて、ダセェことになってるぞと、それを許してあなたは悲しくないの?ていう話だと思うんだよな。

 

特定のアーティストを好きになるきっかけは、やはり最初は音楽ありきだけど、ライブだったりインタビューなんかで人柄も知る中でまた違う評価軸も出てくるのはよくある話だ。

 

だからこそ、人柄やキャラクタはどうしても不可分なところがあるので、コアなファンは自分とアーティストを勝手に同一化しているところがあるので、好きなアーティストが批判されると烈火の如く怒るのだろう。

 

でも、やっぱりそれはちょっと違うだろと個人的には思っているので、少なくとも今回の事案は対応の仕方含めて批判した側の思いの方が私は共感できたな。

 

 

ともあれ、私も酒は飲むのも飲まれるのも大好きなので、他山の石でなく気をつけないとな。

 

寝ている時に人に抱きつく習性があるらしく、また肌の感触が気持ちいいから服の中に手を入れがちらしいので、人と飲みに行った時には注意しているがね。

 

今まで大惨事を招いてなくてよかった…

 

楽しく生きていきたいね。


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ストレスの落とし方

今月に入ってから体調があまりよくなくて、明確な不調という感じよりはじわじわと胸を潰されるような、なんとなく嫌な感じのものがあって、それが加速したのが先々週くらいからだった。

 

まあ、端的に言って仕事のストレスが原因なんだけど、この感じは久しぶりだったな。

 

ただ突っ走ればいいという感じでもなく、要は事業計画を作っているわけだが、数値をまずは目標ベースで積んで、どう実現させるかという行動計画を作っているのだけど、なんど考えても蓋然性が薄いのだ。

 

なぜかって、手が足りなさすぎで追いつくイメージがない。

 

事業の位置付けとしては、利益の根幹で、ここで挙げた利益を新規事業に投資して事業領域を拡大するというのが来期に向けての大きな動きになるのだけど、その割に営業は実質私一人。

 

これまで営業部長の人が足掛け3年くらいやっていたが、あまりスケールしなかったのだ。

 

そうしている間に市況も変わってくるので、営業のハードルはさらに上がっている。

 

そこへきて私がそれを担当する話になったのだが、直近で案件が2件終了していて、しかもその理由ははっきり言えば営業対応だ。

 

私もしまったなと反省することが多かったが、しかしその途中途中で当時フロントだったこの人に、こういう動きをしてテコ入れしましょうと話をしていたが、結局何も動かず死んでいった。

 

入社してすぐだったし、私自身6年でだいぶモノの見方も変わったり、多少なりとも成長した実感もあったし、だからこの人も何かしら進化していたり、また役職的な面でも私自身が追いついたところもあるのではと思っていたが実際はそうではなく、この人は何もかわっていないどころかむしろ退化していた。

 

それが明確にわかったのはここ2ヶ月くらいだ。

 

まあでも、人のせいにしても仕方ないからな・・・とか思いながらどうするか考えているうちにストレスを溜め込んでいたらしい。

 

頭が重いし、手元がおぼつかないようなことがちょくちょくあるし、全身が変に冷たい感覚に襲われたり、胸焼けがひどくなりすぎて咽せるし、急にふっと自分の中から精神がふわふわと浮いて他人事のように世界が見えたり、胸の辺りがぎゅっとなるという肉体的な不調も出てきたので、これはあかんなとなったわけだ。

 

金曜日は帰り道で足が動かなくて、本当に体が重かった。

 

 

なので昨日は家でゆっくりしながら、夜はライブへ。

 

ライブ自体は元々チケットをとっていたんだけど、正直行くのやめようかと思いながらも行ってよかった。

 

音楽に救われることって本当にあるんですよ。

 

Loft Heavenというライブハウスの企画でいろんな対バンをやっている中で、今回はアナログフィッシュとPaioniaというバンドの回。

 

Paioniaは最近新譜を出しており、アナログフィッシュのメンバーがアルバムにコメントを出していたので名前を聴いて少し音源を聴いてみたんだけど、正直そこではあんまりピンと来なかった。

 

とはいえ折角に機会なので最初から観たんだけど、結論よかったんだよね。

 

音源以上に感情が載るからから、演奏も歌も迫るものがあるし、改めてちゃんと歌詞も耳に入ってくると、ちょうどいい感じに染みてくる曲があったりして。


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"跡形"という曲で、こちらは前作のアルバムに収録されていた曲だそうだ。

 

日本のサラリーマンにとってなかなか共感的に感じられる内容ではないだろうか。

 

私はそこまで仕事にネガティブな感情を持っている方ではないので、嫌で嫌で仕方ない、世に言われる社畜とかいう概念ではいないけど、そう入っても疲れる時はあるしね。

 

とはいっても20代の時はもっと違うストレスでやっていたので、当時に聞いたらまた違った印象だったかもしれない。

 

この曲以外も非常に泥臭いような曲が多く、ああこんな歌詞だったんだと思いながら聞いていた訳で、非常によかったよね。

 

ちなみに、途中MCも少しだけあったが、トークの切り口が謎すぎてツッコミ不在ではなかなか成り立ちにくいやり取りもかましていたが、わかったのは彼らはきっと捻くれ者だと言うことだ。

 

でも、実際は本気で世界平和とか願っていそうな人たちなのかなと思った。

 

これはポジティブな意味ですよ。

 

 

続くはアナログフィッシュだ。

 

タイミングがあえばほぼ毎回東京のライブには足を運んでいるのだけど、基本はアルバムの曲をやりつつ、過去曲もリアレンジしながらセットリストも変わるので、毎回新しさがあるし、何より彼らの楽曲が好きなので、とにかく楽しいんですよね。

 

今回は1時間かそこらだったので、彼らのライブとしては短尺だが、『SNS』の曲を中心にしながら、過去曲も織り交ぜた内容を展開。

 

“Hybrid”も少しアレンジを変えていたが、久しぶりに聴いた気がするな。

 

最近はこういうメッセージ性の強い曲よりも、よりポップな曲を選んでいる印象だったので、このシリアスな曲を持ってきたのは意外だったな。

 

Paioniaの“跡形”のカバーもやってくれて、健太郎さんのソウルフルなヴォーカルと演奏はシンプルに削ぎ落としたようなアレンジにしていて、カッコよかったな。

 

短いながらに、ラストはアンコールの"抱きしめて"、何回聞いても名曲だ。

 

アウトロで浜本さん、健太郎さん、州一郎さんが暴れまくって終焉となった。

 

 

短い時間だったし、ライブ中も頭がふわふわしていたんだけど、終わった後は何か付き物が落ちたようにちょっと頭がすっきりして、帰ってから少し酒を飲んで寝たんだけど、今朝はだいぶすっきりしたね。

 

本当に面白いくらい昨日のふわふわもなくて、胸の辺りのぎゅっとした感じもなくなった。

 

ストレスってのはやっぱり目に見えないだけに良くないね。

 

今日は少し仕事をしないといけないけど、ちょっと体を動かして、ご飯食べて、午後に取り組むことにしよう。

 

新社会人の子達も、ちょうど疲れがグッと押し寄せ始める頃だと思うから、無理せずにやっていってほしいと社会人15年目は思うのであった。


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小休止205「初めまして」

ここ数年はあんまり新しいアーティストに手を出しておらず、特に洋楽系は疎くなっている。

 

一応あれこれと名前くらいは知っているが、いわゆるトレンドについていけないなという感覚が強くなっている。

 

理解できないという意味ではなくて、文字通り追いつけないという意味で。

 

昔から好きなアーティストは引き続き好きで、新譜も出しているのでそれを聴いているし、そういうアーティストは年々増えてきていたからそりゃ物理的に無理が出てくる。

 

一応昼間は仕事をしているので、聴いていられる時間も限られてくるしね。

 

とはいえSpotifyで流し聴きしたり、イベントで機会を得て聴いたりしている中で、ええやんけ、となるものもあって、そういって新たに聴くようになることはあるのは嬉しいことである。

 

そんな感じで最近聴くようになった、あるいは気になって音源を買ったものをいくつか。

 

 

羊文学

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まずはこちら、羊文学。

 

音源はちょろっと聴いた事があり、かっこいいやんけと思いながらガッツリは聴いていない、そんなポジションだったが、ライブで観る機会があったのでそこでようやくちゃんと聴いたのが彼女達だが、やっぱりかっこいいやんけどなり音源を購入。

 

音楽的にはオルタナギターロックな感じで、ライブでの印象は個人的にはNumber Girlとかその辺りを彷彿とさせるもの

だった。

 

ただ音源ではそこまででもなかったので、表現の仕方が違うのだろうか。

 

また少しだけ読んだインタビューでのキャラクタも、芯のある感じの発言でカッコいいぞ。

 

とりあえず2ndを買ったので、これから聴き込んでいこう。


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Wool & The Pants

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続いては、Spotifyを流し聴きしていた時に気になったバンド、Wool & The Pants。

 

煙臭いような臭気の漂う怪しさがあり、日本のアングラバンドという感じ。

 

やる気があるのかないのか分からないボーカルに、サイケデリックさもある音、流れ出した時に思わずバンド名を確認した。

 

調べてみると、まだキャリアはそこまででもないらしく、2020年に1stが出たばかりだ。

 

アー写も怪しくていい。

 

本日休演を聞いた時にも感じたような、休日にボーッとしながら聴いて酒飲みたいような音楽だ。

 

既に海外のレーベルとも契約しているらしく、今後注目である。

 

そんなことより、とにかくこの音像が素敵だ。


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MONO NO AWARE

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続いてはSynchronicity で初めて聴いたバンド、MONO NO AWARE。

 

名前は知っていたけど、聴く事なくここまできていた。

 

評判は高いが、私がきいていた音楽の文脈では出てこなかったからだろう。

 

とはいえ、折角だしライブ観たろ、と思ってみたらばその絶妙に肩の力が抜けつつどこか捻くれた佇まいと曲で、面白いじゃないかと。

 

曲もキャッチーで歌詞も少しおどけているのだが、特に"ゾッコン"という曲が耳をひいた。

 

どうやら何かのタイアップ曲らしいが、冴えない男が主人公な印象で、自分の中で好きな気持ちが昂りまくっているような状態。

 

しかし、どこかそれを客観視する目線もあって、その描き方が好きなんだよね。

 

今のところ最新となるアルバムを買ったが、アルバムとしても他の曲個々も素晴らしいので、いい出会いであったね。


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Hiatus Kaiyote

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最後は洋楽で、Haiatus Kaiyote。

 

こちらも数年前からちょくちょく名前は知っていた系。

 

ここ数年でJazzやソウル、R&Bとかその辺りをよく聴くようになったので、一方でイメージはそっち系とは思ってなかった。

 

調べてみると一括りにはしづらい音楽という事と、彼らはオーストラリアのバンドということもありちょっと違う文脈から出てきたらしい。

 

オーストラリアって定期的に欧米とは違う文脈でかっこいい人たちが出てくる。

 

昔でいえばThe VinesとかVan She、Savege Gardenなども音楽性は違うがそんな印象を持ったものだ。

 

こちらもSpotifyの垂れ流しの時に耳に入って、お!となったのが彼らだった。

 

今年フジロックにも出演が決まっていたのでそこでも名前は目にしていたが、ようやく音源も聴いたわけだ。

 

良かったね。

 

確かにボーカルやスイートなメロディからソウル系を想起させるけど、曲はなんと言ったものか難しく、Jazzとかその辺りはベースではありそうだが、全体としては独特なものに仕上がっている。

 

既に何枚かアルバムをリリースしているので、少しサブスクで聴いて、音源も追っ付け買おう。


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番外編:日向坂46

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最後に番外編という事で、たまにはアイドルなんぞを。

 

女性アイドルの中心的な存在は、今は坂道系と呼ばれる乃木坂や欅坂の子達らしいが、その中で多分1番新しいのが日向坂46という子達。

 

元々は欅坂46の妹分的な存在で、ひらがな表記のけやき坂だったらしい。

 

それが数年前に改名して日向坂46になったとか。

 

私が彼女らを知ったのは、オードリーの番組に出ていたためなんだけど、その時はメンバーのうち4人が出ていて、バラエティでもオードリーと共演しているので非常に距離感の近いやりとりをしていた。

 

そんな中で、メンバーの1人がなんと一回の放送で4回も泣くという珍事が。

 

ちょうど少し前に体調不良で休んでいて復帰したばかりの頃だったそうだが、結構いろんなバラエティにも呼ばれる中でどう振る舞うのか正解なのか、と言って苦悶しているという話からだったのだが、それに対しての若林のアドバイスで感涙するという。

 

アイドルも大変なんだな、なんて思ったわけだが、その後何とはなしにそのオードリーとやっている番組も見るようになったのだけど、その時の子が松田好花さんという子だった。

 

この子も見ていると真面目そうな子なんだけど、真面目な子って好きなんですよ。

 

そしてその後、この子はラジオ番組をもつことになるのだけど、最近そのラジオのオリジナルのジングルができたのたが、なんとそれを作ったのはアナログフィッシュ佐々木健太郎さんである。

 

またつい最近、メンバーの齊藤京子さんとヒコロヒーの番組にもアナログフィッシュが登場。

 

二人のしょうもない怒りを歌のするという企画だが、見事なしっとり曲に昇華。

 

健太郎さんらしいメロディをきかせてくれた。

 

これらは構成作家のサトミツさんが健太郎さんと懇意なので実現したらしいが、まさかこの文脈で登場するとはびっくりした。

 

そんな思わぬ縁はありつつ、番組自体普通に面白く、若い子たちが頑張っている姿というのは観ていて微笑ましいものである。

 

まあ、そうはいっても曲は流石に聴かないのだけど、ともあれ私自身、何かにつけ受け入れ方とか変わったなと思ったものだ。

 

 

これからまたイベントやフェスも再開されるようになるので、国の内外に関わらず新しいものにも触れて、幅を広げていきたいですね。

Craftrock Fes ‘22 -0416-

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昨日はCraftrock Fesというイベントへ。

 

クラフトビールを多く出店しており、ビールを飲みながら音楽を楽しもうぜという、ビールも音楽も好きな私のような人間には素敵すぎるイベントだ。

 

イベント自体は割と昔からやっており、以前はお台場付近でもやっていた記憶だ。

 

昨年もコロナ禍の中配信と併せて開催となり、確か家で観たな。

 

今年は立川の、割とできたばかりっぽいイベント会場で開催。

 

屋内のホールと芝生のある中庭での2ステージで、タイムテーブルは真っ核被らないよう交互に使用し、その間に転換を行っていくスタイル。

 

良心的だ。

 

ちょっとと遠かったが、ともあれせっかくだし、土曜日だし、ビール飲みたいし、というわけで出立。

 

ラインナップも好きなのばっかだったので何一つ文句はない。

 

今回は2日間開催で、初日は先のSynchronicityとアーティストの傾向は全くと言って良いほど同じ、オルタナ系アーティストを集めている。

 

よだれしか出てこない。

 

2日目はロック色強めでラインナップ、こちらはこちらでみたいと思うバンドはあったのだが、密度と2日連続という体力的な憂慮もあり私は初日のみにした。

 

 

会場に着いたのは14時ちょっと前、もう良い歳の私はみだりに開演早々には顔を出さない。

 

単に朝ゆっくりしたいだけだったのはあるが、D.A.Nあたりから見られれば良いかなとか思っていた。

 

とはいえ興味のあるアーティストもあったので、せっかくだしね、というわけだ。

 

着いて早々にビールを一杯飲んで少し会場をうろうろ。

 

非常に綺麗で、屋内ステージはオール座席、ビールは持ちいり禁止。

 

外のステージは芝生スペースで、そこでビールを売っている。

 

屋外ではビールをのみながらゆるゆる聞くことができる。

 

ぱっと見た入りの人数から、おそらく入場規制にはならなそうだったので、この日は後方でまったりみていくことに。

 

最近新しいアーティストを聴く機会が減っているので、この機会に興味のあるものは聞いていこうというわけだ。

 

 

で、私はNabowaから。

 

このバンドは名前はもちろん知っていたが、聴いたことはなかった。

 

知人がいいよと言っていたので聴いたんだけど、良かったね。

 

好き。

 

インストで、メンバーにバイオリン?の人がいる。

 

私、ストリングスとかバイオリンとか、クラシックの弦楽器好きなんですよ。

 

音が上品で綺麗だから。

 

昨日までの雨とは打って変わって今日は穏やかないい天気、ちょっと汗ばむくらいの陽気だが、この空気とも実にマッチするグッドミュージック。

 

まずはサブスクで聞いてみよう。


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続いてはDAN、先日シンクロニシティでも観ているので,二階席で座ってまったりと聴くことに。

 

セットリストは少し変えているが、今回もDJ セット。

 

酒も入ってちょっとうとうとしながら聴いていたんだけど、やはりグッと引き込むライブをやってくる。

 

酔いも手伝ってなんかぐるぐるするような感覚が心地よくて、終盤になるに従って盛り上がっていく展開もやっぱりさすが。

 

きっとライブのたびにどんどん良くなっていくんだろうなと思えてくるので、何度でもみたいアーティストになっていくだろうな。

 

やはりちゃんと単独みたいな。


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ちなみにこの映像ではドラムが生だが、現在は打ち込みverでライブをやっている。

 

 

ここで少し休憩を挟んで、軽く仮眠をとった。

 

最近昼過ぎから夕方にかけての時間でめちゃ眠くなるんですよ。

 

時刻は16時前くらい。

 

そのまま屋内ステージの椅子にて。

 

 

で、次に登場したのが羊文学。

 

1stアルバムの頃にすでに話題になっていたので、印象的でもあったしバンド名は知っていた、程度だったが、最近になってサブスクで聴いてみると意外とオルタナロック全開でかっこよかった。

 

3人組で中心メンバーは塩塚モエカさんという、可愛らしい名前の女性だが、歌詞も割と女性的なものが多いが、演奏はフィードバックのいず聴かせまくりの爆音系でもあって、しかし歌メロはめちゃポップで声もガーリーで可愛らしいが、そのコントラストがなかなか痺れる。

 

音源で聴いた時も、曲かっこいいなというのはあったが、ライブで聴いたらもっとはげしかった。

 

3ピースながらなかなかの音圧で、調べたらそうでもないのかなと思ったが、ちょっとNumber Girlも彷彿とさせるなと。

 

ただ、ここでほたえ騒ぐ一軍が。

 

こういうのって決まって男なのってなんでなんだろうな。

 

ヴォーカルの子に「モエカ何チャラ〜」と叫んでいたが、女性アーティストに対して上から目線的に相対するのも決まって男だ。

 

私も男だが、なんかこういうのって恥ずかしいなと思うようになったな。

 

他方の女性ファンだと、ちゃんづけとか愛称で呼ぶことが多い印象だが、この辺りがメンタリティの違いみたいなものだろうか。

 

ともあれ急にほたえはじめたやつに対して、演奏開始してすぐに停止し、マイクで「声出さないでくださ〜い」とラフな感じで、しかし結構突き刺さるニュアンスで言ったのは痺れたね。

 

言語化するのは難しいのだけど、こういう芯のある女性って好きなんですよ。

 

で、ライブは思った以上に爆音もあり、曲はポップで私好みの音でした。

 

サブスクではちょいちょい聴いていたけど、終演後CDもAmazonでポチってしまった。

 

先のシンクロニシティでは急遽キャンセルになってしまったが、ここでみられてよかった。

 

今後改めて注目していこう。


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次は屋外へ出てPolarisのライブ、こちらも名前は知っていたけど、という人だ。

 

バンドの素性も知らなかったけど、元Fishmanの人もいるんですね。

 

音楽的にはポストロックやダブの要素もありながら、全体的にマイルドで夕暮れ始めた景色も伴ってめっちゃ心地いい。

 

ビールを飲みながらゆるりと聴いて過ごした。

 

こうやってライブで聴くと余計に思うけど、やっぱりいいバンドってたくさんいるよね。

 

ただ、夕方になり急激に寒くなってきたこともあって、演奏に入りきれなかったのは失敗だった。

 

油断した。

 

いく人は絶対あったかいアウターも持参を推奨だ。

 

 

終わるとまた中に戻ってYogee New Wavesだ。

 

先日野音で観たが、そのライブでベースが脱退、新体制になって初のライブとなるが、今回はベースはサポートメンバーを入れての編成。

 

特に若い子たちは、彼らを今日のトリにしようとしている人も多かった印象だ。

 

すでに野音のライブについてで彼らに関してはあれこれ書いたのでここでは割愛するが、といあえずやっぱりよかったですよ。

 

彼らの音楽を聴いていて、私は気分が落ち込むとかそういうのが一切ない。

 

単に暗い歌っていう意味じゃなくて、例えば気分が沈んでいる時にその気分に寄り添われすぎたり、あるいは言葉のほんのちょっとしたことで悲しくなるとかそういうのって意図するしないに関わらずあると思うが、彼らの曲ってそういう印象がない。

 

ちょっと切なくなるような瞬間はあるけど、それが心地いいところもあるから、聴いていると底明るい気分にさせてくれるのだ。

 

イベント仕様の短いセットリストだったが、ラストは"Climax Night"から"How Do You Feel"の連弾、最高でした。


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また、このライブで気になったのは客席だ。

 

遠くだったのではっきり見えなかったけど、おそらく女の子二人組と思しきが2回席でめっちゃ踊っているのだ。

 

しかもおそらくアドリブ的にノリで振り付けを歌詞に合わせて変えており、どちらかがそれっぽいのを見つけるとそれに合わせてシンクロするような動きをしており、観ていて楽しかったね。

 

めっちゃ楽しそうにしている様もなんだか可愛くていいですね。

 

最近私の中でこの可愛いという言葉のニュアンスが好きで、別に外見的などうこうよりも内側から出てくる愛らしさというか、ある種の純粋さみたいなものがキラキラして見えるんだけど、それを表現するにいい言葉だなと感じるのだ。

 

それこそいく前に駅そばを食べたのだけど、そこの店員さんはどうやら留学生らしく日本語の辿々しいアジア系の女の子だった。

 

私はネギが嫌いなので、いつもネギ抜きをお願いするのだけど、昼時で忙しいということもあってか、その店員さんはルーティンの動きでガッツリネギを乗せてしまい、私に給仕する段で「あっ!」と気づいたらしく、「ネギ抜きでしたよね・・・」と申し訳なさそうな顔をした。

 

つくってしまったものを廃棄するのも勿体無いし、別にアレルギーとかではないので、そういう時はそれを食べるし、別にそれで怒るようなことも別にないんだけど、いいですよと受け取ると、あからさまにやっちまったぁ〜〜というリアクションですいません〜といいながらちょっと突っ伏す手前みたいな動きをしていて、なんか可愛いなと思ったものだ。

 

こういうとなんだが、特段の美人という感じでもないし、ちょっと恰幅のいい子だったが、可愛らしさってのはそういうものではないからね。

 

流石に口に出して真正面からいうのは照れがあるが、ともあれ楽しんできゃっきゃしている、それで迷惑かけるわけでもないからそういうのっていいよね。

 

まあ、近くにいた人はどうだったかしらないが。

 

 

再び外に出て、屋外ステージのトリ、Ovallである。

 

こちらも音源を少し聴いたくらいでちゃんと聴いたことはなく、またライブも一度見ようというタイミングがあったが小さい会場だったので入場規制ではいれなかったのだ。

 

音楽的には最近聴いているようなジャズ的な要素を中心に置いたようなもので、まあこの空間で聞くには間違いないやつだ。

 

実際間違いなかった。

 

ただ、やっぱり寒すぎて、ふるえながら見るような状態だった。

 

昼間は25度くらいとほぼ夏手前だったのが、その時間にはすでに15度くらいだったんじゃないだろうか。

 

重ね重ね失敗だった・・・。

 

 

終演後また中に戻って大トリ、クラムボンへ。

 

いくとセッティング中だったが、準備が終わると「ちょっと時間あるので、何かやりましょうか」とライブ前に1曲やってくれた。

 

流石のサービス精神だ。

 

私は彼らをちゃんと聴くようになったのは割と最近で、ライブは昨年末頃のイベントで観て以来だったが、基本的に明るい人たちだ。

 

ベースのミトさんもそうだし、ヴォーカルの原田さんも、ずっと明るい。

 

またライブで聴いて思うのは、彼女の声は丸いというか、割と高音ではあるがキンキンしてないし、みみ心地が柔らかい印象なのだ。

 

感覚的な話なので言語化が難しいけど、こういう感じってわかる人いるかな。

 

それはともかく、彼らはキーボード、ベース、ドラムという編成で、ジャズがベースにあるが全体に軽やかな楽曲も多く、開始早々会場をぶち上げていたね。

 

小さな子供を連れた人も散見されたけど、彼らの音楽で手拍子しながらきゃっきゃしているちびっ子もおり、彼らの音楽の波及力を感じたものだ。

 

終演後にアンコールで1曲やってくれ、それでこの日は終焉となったのであった。

 

 

お昼過ぎからの長丁場だったが、なんか幸せな1日だったね。

 

出演アーティストで、観た人全部よかった。

 

ライブについていまいちな瞬間が全くなかった。

 

会場も綺麗だし、特に屋内は音もいいし、どこからでも観やすいし、今後海外アクトでも使われるような会場になるんじゃないかな。

 

ちょっと遠いけど、だからこそ実現できるものもあるかもしれないから、今後に期待である。

 

昼間にお日様の元、ビールを飲みながら音楽を聴くっていう環境もなんかいいなと思ったしね。

 

今年はサマソニも再開、フジロックも海外アクトを読んでの開催となるので、ようやく音楽イベントが動き出した。

 

まだまだどうなるかわからない世界だが、どうせ数十年もすれば終わる人生なので、さっさと楽しんでおきたいところだ。

 

 

最後にちょっと残念だったこと、イベント自体ではなく観客について。

 

フジロックとかみたいなだだっ広い空間ならともかく、都市型でこんな施設をつかってやるイベントで、わざわざゴザやシート、まして屋外用の座椅子みたいなものを持ち込んで、それほど広くない観客席を占拠している人が少なからずいたことだ。

 

そもそもチケットソールドアウト、コロナのこともあり多少集客は制限しているとはいえ、会場のキャパと周りの人数を見れば、それがどれだけ邪魔かなんて分かりそうなものである。

 

まあ、わからないからそうするのだろうけど。

 

運営からも度々アナウンスがされていたが、もちろん聞くはずもない。

 

また場内でマスクを外したり、大声でほたえ騒いだりするやつもやっぱりいて、先にも書いたが演者から注意されるような有様だ。

 

どこかでみかけた、マスクの有効性云々というさも正論らしきを翳してくるのだろうけど、普段の生活や自分の私的な空間でなら好きにしてくれという話だが、ここは主催者の人がいて、ルールを決めて、その中でやりましょうと設けられているわけで、個人の意思とか権限とかそういう話ではない。

 

他人が自分の家に来て、自分で買ってきたものなんだからいいだろうと酒盛り始めて家を散らかしたらどう思うだろうか。

 

そういう人ってひょっとして平気なのかもしれないが。

 

結局終盤までずっと居座っている人もいて、傍目に見ればオシャレでもカッコ良くもない、言って仕舞えば恥ずかしいやつだとした思わないんだが、こういう人が多いと結果イベントがまた批判の対象になってやりづらくなってしまう。

 

残念ながら政治家の先生たちも、どこなら攻撃しやすいかを探しながら発言しているのは一般人と変わらないので、こういう際どいタイミングの時って好きを見せちゃダメなんだよな。

 

あくまで一部のひとで、ほとんどの人はちゃんとしていたんだけど、悪目立ちという言葉もあるように、ネガティブなものはわずかでも目につきやすいし、だから攻撃対象や槍玉に挙げられやすい。

 

そしてこういうイベントで攻撃されるのは一生懸命やっている主催者やイベントスタッフなので、そういうのはちゃんとしてあげたいなと思うよね。

 

大変なんだよ、こういう人を集めるイベントをやるのも、ちゃんと環境を作るのも。

 

客は金を払うだけで楽しめるが、その背景には色々工夫したり考えたりした結果があるわけだからね。

 

 

また来年もぜひ開催してほしいイベントである。

Synchronicity ’22

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昨日は3年ぶり開催となったSynchroncityへ。

 

数年前からは毎年行っていたのだが、コロナによって中止になって以来、ようやく実施できるご時世になった。

 

喜ばしい限りだ。

 

昨年は開催を試みたものの、結果としてできずにクラファンで支援を募っていた。

 

私にとっては日本のアーティストの発掘にもいい機会を提供してくれているナイスすぎるイベントだったので、ささやかだがTシャツを購入がてらにクラファンもやったが、存続してくれて本当によかったね。

 

再会となったこの会のラインナップもさすがの安定感。

 

概ね常連と言えるアーティストを呼んでくれているので、とりあえずベースの安定感はさすが。

 

相変わらずとんがっており、日本のオルタナ系音楽をやっているアーティストが新旧おり混ざっており、冷静に見るとなかなか他では見られないと改めて思う。

 

ヘッドラインはtoeと渋さしらずオーケストラ、このフェスでは常連だし、世界にファンベースをもつ実はワールドワイドなバンドながら、どちらも知らない人は全然知らない存在だろう。

 

また日本ではニッチジャンルであるインストについても、こんなにラインナップを揃えてくるなんてそうはない。

 

実際一日中インストめぐりのような楽しみ方をする人も少なからずいるし、なんならインストバンドで入場規制が発生するイベントってあるだろうか。

 

また、このイベントで知ってハマったバンドもたくさんあるので、やっぱりいいイベントだなと思うよね。

 

私は1日目だけの参加だったが、1日中楽しかったね。

 

会場に着くとリストバンド交換の行列が結構続いており、入場までに20分くらいかかったのには驚いた。

 

いうてもこのご時世なので、色々と気を使いながらの運営だろう。

 

スタッフさん大変だったろうね。

 

ともあれ私は初っ端はduoでのMono No Awareを見ることに。

 

名前は知っていたけど、なかなか聞くことがないままになっていたのでせっかくならこのタイミングでライブを見ておこうと。

 

 

会場はすでにかなりの入りで、開始してすぐはリストバンド交換まちの人もいたので単純に入りが遅れていただけのようで空いていたが、程なくいい感じの密度。

 

同じ時間ではスペアザもあったが、特定アーティストに偏らないあたりが素敵だ。

 

 

で、完全に音楽も初めましてだったんだけど、絶妙に肩の力も抜けていて、歌詞も含めてなんともいいムードを持っている。

 

言葉のチョイスも歴代の日本のアングラバンドたちを彷彿とさせるようなところがあり、曲はポップなので面白い。

 

女性コーラスがたまに入るが、それもちょっとファンタジックですらある。

 

ライブはかっこよかったし、曲も好きなタイプなので、今度ちゃんと音源も聞こう。

 

 

続いては同じ会場でLITE、一旦多くの客がごっそりはけて、程なくして開始前にも関わらずほぼ満員に、ていうか後で知ったが入場規制になっていたみたいですね。

 

すっかり日本のますロック代表みたいな感じになって、海外のバンドを自主イベントで呼んだりとワールドワイドに活躍している彼らだが、もうduoのキャパでは収まらなくなったんだね。

 

彼らのライブは10月の単独以来だが、彼らのライブはいつ観てもすごい。

 

ずっと3倍速みたいな曲ばかりだが、なんであれが演奏できるのか意味がわからない。

 

今回は"ef"始まりで、全体にポップでアグレッシブなセットリストだった。

 

また、彼らのライブは正確無比な構築性を叩きつけられるような展開が多かったんだけど、意識的なのかモードがそうなのかわからないが、そうした部分よりも荒さやそこからくるアグレッシブさみたいなものを強く感じた。

 

多分細かなところも含めて結構ミスがあったようにも感じたが、それ以上に勢いというか、パワーみたいなものが溢れていてロックバンド的なダイナミズムがあってよかった。

 

"sinkai"ではdowny青木ロビンが登場。

 

前回はリモート出演で歌うという文字通りの離れ業だったが、今回はステージ上で。

 

すぐ後にライブを控えていたので、準備中に来たんだろうが、それにしても何で彼はこんなにイケメンなんだ。

 

髪型も伴ってキリストみたいな出立ちになっているが、ずっと入ってきてシャウト気味にエモく歌ってまたずっと履けていく。

 

かっこよかったぜ、私はあんな風になりたかった。

 

ともあれ、その後も『multiple』の曲も演奏されたが、ほんとこのアルバムの曲は速い。

 

また、"D"はやっぱりいい曲だ。

 

この曲はほんと好き。

 

2日目にはソイルも出るから、日程が重なってればタブゾンビも出たかもとか思いつつ。

 

ラストは"Fantasia"だったが、改めてこの曲を聴いていると、アルバムの中では異色に明るいなと。

 

初期の彼らはソリッドでシリアス、アグレッシブで

少し影のあるような曲が大半だが、この曲はそれらとは大分色が違う。

 

その曲をこのタイミングでやるあたり、彼らのモードが見て取れる思いだ。

 

控えめに言って最高でした。

 

 

この日はここからが忙しい。

 

会場をWestに移して次はdownyである。

 

入場規制は容易に想像できたので早々にはけて到着、既に7割方埋まっている中に滑り込んだが、程なく満杯状態。

 

久しぶりの密度感。

 

単独であればまだしも、この手のサーキットイベントではなかなか難しいところだ。

 

以前はノーMCだった彼らも最近は少しだけ喋るように。

 

セットしながらたまにボソボソ控えめに喋るロビン。

 

そうこうしている間にライブスタート、のっけからイベントでこの曲を?というくらいキャッチーさなんて言葉とは無縁の曲を展開。

 

言っておくが、私は彼らの大ファンだ。

 

普通この手のイベントではお初の人もたくさんいるので、ある程度キャッチーな曲で攻めるのが定石だが、むしろこのフェスの観客を信頼してのセットだったのかもしれない。

 

vjの映像も相まって、とにかく自分達の世界へ引きこんでいくんだけど、独特の拍子で刻まれるドラムに幻想的なギター、リズムキープはベースだと思っているんだけど、底を這うような低音も最高だ。

 

裕さんパートはSanovaがシンセで奏でていくけど、もうバッチリですね。

 

見た目もすくめて完全にメンバーである。

 

一度は解散して、また集まって、不幸があって再びの危機だったが、こうしてまだ活動してくれている。

 

優しい呪いというのは非常に綺麗で素晴らしい言葉だが、それはずっとあり続けてほしいものだと思ってしまう。

 

持ち時間は40分くらいだったと思うが、没入感も半端なく、圧倒されるライブだった。

 

 

終わって再びduoでtoconomaを観ようと思ったんだが、外まで並ぶ行列。

 

元々は羊文学を観ようと思っていたが直前にコロナでキャンセルになっていたので、ここで、ぽっかりと空くことに。

 

少し外に出て、コンビニでビールを買って休憩がてら飲んでいた。

 

飲み終わるとeastへ行ってDAN待ち。

 

 

而してのちDAN登場。

 

彼らのライブももう何年振りだ。

 

2nd のタイミングでイベントではチラ見できた程度だった。

 

入場規制だったのですね。

 

それからタイミングが合わずに単独も行けてなかったので、これは好機というわけだ。

 

元々彼らを知ったのもSynchronicityで、当時1stが出たばかり、しかし方方で絶賛されていたのでちょうどいい機会とライブをみたところハマって、速攻でCDも買ったのも今は昔だ。

 

すっかり存在もビッグになりつつある中なので楽しみだよね。

 

 

最近のライブがそうなのか、Djセットがメインだ。

 

彼らの楽曲でベースラインが私は大好きなんだけど、ベースとスチールパンは演奏だ。

 

うてなさんもいる。

 

1曲目は"SSWB"だが、アレンジが全く変わっており始めわからなかった。

 

イントロのベースラインがかっこいい曲なので、ここはもっとブリブリな音を聴きたかったが、そこからがすごかった。

 

打ち込みメインなので、曲間の繋ぎやアレンジもダンスフロアなライブでノリも最高。

 

徐々に上がっていく展開からブレイクするように静かに展開するところも、非常に完成度の高いライブだった。

 

ちょっとレベルが違ったな。

 

先のDownyもそうだけど、自分達の演奏に引き込む力がすごい。

 

元々彼らの音楽はどちらかといえば発散させるよりは内省的な方向に向かわせるような音楽なので、ライブ空間だと余計に浸れてね。

 

ちなみにこの日は友人と行ったのだけど、彼はDANは初めましてだったのだが、終演後も良かったと非常に気に入ってくれたようだった。

 

やっぱり単独で改めて見たいな。

 

 

そこから当初はOAUを見ようかとも思っていたんだが、先の行列をみて断念、そのままEastでMelrowというアーティストを見ることに。

 

WONKなどのサポートでサックスなどを吹いているらしいが、私は正直知らなかった。

 

ジャズ畑の人になるが、楽曲自体はロックテイストなギターに、ちょっとゲーム音楽っぽい感じもあった。

 

MCは非常に陽気だったが、曲自体はかっこよかったですね。

 

30分の持ち時間で4曲ほどだったらしいが、割とあっという間という体感だった。

 

ただサイドステージだったためか、ドラムの音がちょっと小さいように感じられ、それが惜しかったが、ともあれ楽しかったね。

 

 

そしてラストはtoe、さすがの入りを示していたね。

 

冒頭はジャム的な展開で始まり、柏倉さんがめちゃハッスルしていた。

 

彼らもコロナ明け以降は音がアグレッシブになっていく。

 

セットリストは『Latest Number』以降の形だが、割とオーソドックスはフェス仕様であった。

 

とはいえ、そもそも曲がいいので文句ないですよ。

 

ラストを飾るに十分なパフォーマンスであった。

 

ますます山﨑さんのMCがいい加減になっていくが、それも味だ。

 

 

終演後は流石に足も疲れたが、いい1日だったね。

 

ベストアクトも選び難いが、DANかな。

 

LITEもめちゃくちゃよかったんだけど、ある意味新鮮味だったり、期待していたものと違うながらに圧倒されたのが彼らだった。

 

でもまあ、ともあれこのラインナップの強さよ。

 

武田さんも言っていたが、こんなに偏ったフェスないよね。

 

インストバンド巡りができるんだぜ。

 

こうやって色々なバンドを見てみて思うけど、やっぱりイベントごとにカラーがあって、このフェスのバンドのカラーは私にマッチすることが多い。

 

どう表現していいかわからないけど、どこかしらとんがっている人ばっかり出ていて、それが聴いていて伝わってくるのがいい。

 

今年はフジロックサマソニも海外アクトの出演も決まっているし、嬉しいことである。

 

とりあえず今月はCraftrock Fesもあるので、楽しみだ。

今年度のクライマックスなナイト –Yogee New Waves

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今日は個人的にはお初のYogee New Wavesの単独へ、しかも彼ら初となる野音である。

 

ここ数日はだいぶ暖かい日が増えたが、いうても夜はまだ寒い。

 

そして、私自身の野音の思い出はいつも雨だったので、しっかり防寒していこうかしらと思いつつちょっと油断した。

 

まあそれはいいとして、1stが出た辺りで話題になっており、少し後追いだが2nd以降はリアルタイムで音源も買っている数少ない若手バンドだ。

 

 

最初にライブを観たのは確かSynchronicityだった気がするが、その時はまだチルアウトとかシティポップとかそんな言葉がよく飛び交っていた頃だ。

 

その後フジロックにもちょいちょい出演していたので、そこでも観てはいるが、途中からだったのでちゃんと観られなかった。

 

その後も単独とかあったのだけど、東京は平日開催が多く、また会場も会社からちょい間に合わない距離のところだったので、気がつけば単独を見ることもなく今に至っていた。

 

 

前にも少し書いているが、割とちゃんと音源も追いかけているし、若い子に好きな音楽を聞かれたら彼らを答えるようにしているし、聴いていてええやんけとか思いながらも、じゃあ彼らの何が好きなのかと言われたらこれと答えられなかったのが正直なところだ。

 

もちろん曲が好きというのはあるけど、今少し掘り下げようと思うとなんだかうまくまとまらないのだ。

 

半ば以上感覚の話なのでそれでいいのだろうけど、今日改めてライブでじっくり曲を聴く中で、なんとなくそれがわかったような気がした。

 

 

それは主に歌詞についてだが、彼らの歌詞はちょっとキザなんだ。

 

彼らというよりはソングライターの角館くんが、というべきか。

 

あるインタビューで音楽で語りたいことは一万個はあると発言していたが、それだけ色々と考えながら表現にしているということだろう。

 

また、自由でいいんだよということは伝えたいと言っていたが、この辺りは"Good Bye"という曲が結構直接的かもしれない。


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でも、この曲でも伝えたいことはありながら、伝え方としてはちょっと透かすようなそぶりが見える。

 

根っこの真面目さがあるけど、真正面からの槍を避けられるようなスタンスの持ち方、というか。

 

多分独自の美学みたいなものがあって、それが彼の表現の根っこにあるように思う。

 

私はそういう表現は好きで、それこそポストパンクとかニューウェイブとか呼ばれていた連中はそういうものを感じることが多いし、日本で言えばLillies and RemainsやThe Novembers辺りはそんなバンドだという認識である。

 

音楽性は違うけど、精神性では似たところがあるのかな、なんて勝手に思っている。

 

 

そんな個人的な気づきはさておいて、ライブ自体は音が気持ちいいし、セットリストも進級織り交ぜた現時点でのベストと言っても差し支えない内容だった。

 

今回は2部構成とのことで、まだ明るい中で“Hello Ethiopia"から始まった第1部は、時間帯も含めて夕暮れ的なワードの登場する曲を多くチョイスしていた印象だった。

 

今日もっと快晴だったらもっとよかったろうなと思うが、そればかりは仕方ない。

 

とかいいながら最高なんだけどね。

 

今日はほぼ満席に近い形で客を入れていたと思うけど、これだけ多くの人のいるライブも久しぶりに見たんだけど、なんかいいよね。

 

隣に友人同士と思しき男二人がいたが、うち一人が独自性の高い創作ダンス的なノリを見せており、また少し離れたところには一人で来たと思しき年上女性が楽しそうに踊っている。

 

目の前では女の子二人組がキャッキャ言って騒いでいる様があり、音楽のいい塩梅の緩さも手伝っていい空気だったな。

 

遠くの方でやたらほたえている一群もいたが、ともあれ外だしみんなマスクもしてたので、声出してもいいと思うんだが、まあ運営側にしたら仕方ないか。

 

ともあれ、こういうライブ空間は幸せですね。

 

 

第2部はアッパーな曲も織り交ぜながら、楽しい時間だ。

 

ライティングもミラーボールも使って星のような演出。

 

"CAMP"の歌詞と相待って、いい塩梅だ。


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これでもっと暖かかったら酒でも飲みながらポケッと聴きたいものだ。

 

今日は星がとってもキレイだから。

 

で、個人的には聴きたかった"How Do You Feel ?"はやっぱりよかったね。

 

あのイントロのギターリフだけで痺れてしまう。


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歌詞の内容もちょうど今時分にもぴったりだし、年をとるほどに「段々時は経っていくよ、もうもう戻れはしないよ」という一節が重くなってくるんですよ。

 

でも、この曲ではその時間の積み重ねがよりポジティブなものをもたらしてくれるという内容なんだけど、ほんといい曲。

 

そして代表曲"Climax Night"も連続で演奏。


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なんと冒頭の歌詞をミスるというびっくりもありながら、演奏は完璧。

 

デビューでこの曲を作っちゃったのはすごいな。

 

ライブ終盤でこの曲はいいよね。

 

本編ラストは"Dreaming Boy"だったが、本当にいい感じで新旧の曲が配されていてよかったですよ。

 

アンコールも2曲だけ演奏され、大円団は"Bluming Days"であったね。


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素晴らしいライブでした。

 

 

初の単独はご期待に違わずよかったし、改めてライブで聴いたことで個人的なあれこれも整理できたような思いだ。

 

音に集中するというのもあるけど、キャラクタも含めて見えてくるから伝わる情報量も違うのだろうな。

 

それに、こうやってライブをみられること自体がやはり嬉しいね。

 

最近は見たいライブがあれば迷うことなくとりあえずチケットを買っているので、4月の立川のイベントもいくからそこでもまたヨギーはみる。

 

いやはや、楽しい夕方でしたね。

 

酒飲んで寝よう。


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