自分が大人になったよなと思う瞬間というのは40手前にしても結構あるもので、特に私は結婚もしていなければ子供ももちろんいないので、俗にいう社会的な責務を負っていないが故に余計にそう思うのかもしれない。
一応言っておくと、18から一人暮らしをして今もちゃんと働いているぞ。
それはいいとして、幼い頃、まさに無邪気という言葉で表現される年頃の頃はそれはそれは素直な子だったのだが、素直すぎる故に捻くれてしまい、思春期は拗らせまくった挙句に今では人のことを信用できない人になってしまった私だが、歳をとってくればいい加減そんなことはどうでもよくなってくる。
歳を取ったらとるだけ賢くなるなんて、それは半分正しくて、それはほとんど間違っている、と謳われる歌は私の大好きなバンドの歌なんだけど、本当にそうだななんて思うわけだ。
でもそれが必ずしも悪いことじゃないよね、とも思えるから、結局悩むことの意味はただの暇つぶしなのではないかと最近では思っている。
さて、そんな元捻くれ者、現ただの阿呆と成り下がった私が最近面白いなと思って見ているのがあるアイドルグループである。
いい加減いい年になってくると、若い子達が頑張っている様って本当に眩しいんですよね。
特に私はストレートなので女の子が好きなのですが、年若い女の子たちがあくせくしている様は必然応援したくなってしまう。
いうてもいわゆるドルオタと呼ばれる人たちほどの入れ込みはできないし、いうてもそんなに暇じゃない。
ビジュアルが好きなだけでライブへ行ったりグッズを買うほど他人には興味はないので音楽ありきではあるのだけど、ここ半年でしばしば取り上げているRAYというグループは、その活動を見ていても面白くてすっかりファンとなっている。
聴くようになってまだ半年とたっていないが、何気にちょいちょいライブにも足を運び、アルバムは全て持っている。
Spotifyも使っているので、そこでシングル曲も聴けるものはチェックしているが、やはり曲がいい。
しかし、曲だけでなくライブへ行ったり日々の活動をなんとなくでも目で追っているとやはり気になるし、よう頑張っているなと感心しかしないわけだ。
そんなわけで、私の音楽遍歴でもまさかこちらに行くと思わなかった、アイドルRAYについてちょっとあれこれ書いてみようというわけだ。
まずグループについて
RAYは結成から5年目のようで、コンセプトは「圧倒的ソロ性」と「『アイドル x ????』による異分野融合」というものを掲げている。
楽曲派と呼ばれるようで、音楽的にはシューゲイザーをメインにハードコアっぽい曲やエレクトロ、ダンスミュージックもあればどストレートポップ、果てはノイズ的なものと幅広いが、いわゆるオルタナ系の音楽である。
歌詞もザ・アイドルソングというキラキラした恋愛ものというよりは、光と影ではないがそうした表現が多いように思う。
曲についてはまたあとで触れよう。
現在のメンバーは五人で、デビュー当時からの子は1人だけになっている。
その子は前身グループからいた子だが、私がRAYを知るきっかけもこの子だったりする。
内山結愛さんという子だが、かなりマニアックな音楽レビューをやっていることで一部界隈では密かに有名だ。
割と有名どころからマニアック、古いのから新しいのまでよくもまあ拾ってくるものだ。
グループの中では曲の要的なところで歌っていることも多く、実際ライブでも録音でも一番安定しているし、1stの頃と比べても表現力の部分は上がっているなと私なんぞが聴いても思う。
ソロ曲も出したり、先日海外のバンドに客演するなど、徐々に歌の仕事も増えていくだろうか。
彼女のパートは曲も締る感じがするので、やはりグループの顔になっているなと思う。
この子の次に長いのは琴山しずくさん、この子は2ndアルバムから加入しており、メンバーの中では2番目に古参ではあるが、いうても3年目くらいのようだ。
可愛らしい見た目だがこの子もなかなか個性が立っている。
最近ではギターも始めてストリートライブをやったり、ソロ曲でも作詞作曲もしたり、またイラレなども使えたりと多彩な才能を発揮している。
そしてなぜか昨年から毎日写真大喜利を展開している。
「火曜日の雨」は激しくて、自分が顔出しパネルになってることすら気づかない#ライヴコット pic.twitter.com/QcTf0frsDf
— 琴山しずく (@kotoyamashizuku) 2023年12月18日
彼女らのライブは基本写真OKらしく、ファンの人の撮った写真を使って毎日やっている。
クスリとさせられることも多く、とりあえず朝チェックしている自分がいる。
ライブでは一際笑顔が弾けていて、サービス精神も旺盛なのでとても目留まりする。
そして3人は同時期加入になるが、まずは紬実詩さん。
長身で金髪、最近は髪型をショートにしたがスタイルがいいので非常にハマっている。
元々ダンスのインストラクターもやっていたということもあり、手足の長さも手伝ってダンスはキレキレだ。
また声量もあるようで、最近では特に歌声もいい感じに主張するようになっているように思う。
ダンスだけでなく合唱だったかもやっていたそうで、コーラスパートもよく歌っているが綺麗にハモっている。
得意のダンススキルを活かして、いくつかの曲では振り付けも行っている。
最近ではMCでも仕切りをやることも多く、グループ内でお姉さん的な立ち位置になっているようだ。
カレーが食べたい🍛 pic.twitter.com/AGXgADfFad
— 紬 実詩 (@tsumugi_3510) 2024年2月20日
懐っこい笑顔が印象的な子で、私はファンである。
最近noteがやや病み気味で体調も崩しがちだしやや頬がこけたようにも見えるが、大丈夫だろうか。
そしてもう1人が月海まおさんという子。
この子は小柄で小動物系の見た目もあり、ボブヘアーがトレードマーク、ライブ中でもよくコールが飛んでいる。
煽りもよくやっているので、元気印といったところか。
元々オルタナ系のロックが好きで、その中でシューゲイザーとアイドルってあうんじゃね?といって動画を探している中でRAYを見つけて加入したらしく、その音楽的趣味はこれまたコアである。
ギターも弾けるのだが、その辺りはグループではあまり出てきていないように思う。
ちなみにキャラ的にもなかなか個性的というか不思議ちゃんなところもあるようで、しばしば滞在先のホテルで影絵をやって遊んでいるとか。
そのほかにも奇行がマネージャーさんにより暴露されている。
まおまおの珍行動
— ねりね (@nrn_sleep_zzz) 2023年2月25日
・寝る直前に天井にデカ影絵し始める(画像参照)
・歩き疲れているのにホテル着いていきなり腕をブン回し始める
・タピオカ勢いよく吸って死にそうになって1人でツボる pic.twitter.com/HA2fY3YZCL
アーティスティックな感性の子なのかもしれない。
ちなみに某企画イベントで名札をつけた際には「るなしー」と書かれていたとか。
最後に愛海さん。
口の下にピアス(ブレットというらしい)をしていて、髪型、メイクなど含めビジュアルはゴスロリ的な感じで、実際好きらしい。
服飾系の学校に通っていたとのことで、そうした方面に元々興味があったのだろう。
歌声だったりダンスだったり、ある種オーソドックスなアイドル的なスキル面ではトータルでバランスのいい感じだ。
ただ、最近はかなり体調が良くないようで、歌声も特に高音部が安定しないことも多いのだけど、調子がいい時はライブでも耳を引く歌声を披露している。
他方であまり前にぐいっと出たり、自己主張することは苦手なようで、MCでもマイクを口元に置いて何かいいたそうな感じを出しながらもうまく入り込めないような場面がしばしば見られるので、実は密かにその様子を見守っている。
メンタル的に不安定さがあるようで、noteではかなりネガティブなこともストレートに書いており、それが芸的な見せ方ではないのがちょっと心配になってしまう。
元々アイドルが好きで自身もアイドル活動をするようになったそうだが、特にRAYはいわゆるザ・アイドルな感じでもないので、その中での自分の立ち位置みたいなものも悩みの種なようだ。
noteでもそうしたこともあってか、こんなことも書いている。
私はそれでメンタルを病むところまでは行かなかったが、昔似たようなことを考えていたこともあったので、ちょっと胸がぎゅっとするところもあるのだよね。
直近の企画ライブで唐突に落語を披露しようとしたり、好きなアイドルのあれこれだったり、実はちゃんと自分の色を持っているのだから、そこに価値を見出せるようになるといいよね、思う次第だ。
※ちょうどこれを書いている時に1ヶ月間の休止が発表された、ゆっくりすることって大事よね
現体制ではこの5人で、今年の5月には2周年のワンマンも決まっている。
RAYのプロデューサーはメロンちゃんという強面のあんちゃんだが、多分私と同い年かほぼ同世代だ。
彼の趣味が楽曲に表れているのだけど、運営方針とか考え方も面白くて、このグループの活動の幅は彼によるところが大きいようだ。
曰く、アイドルを辞めたとしてもちゃんと社会人としてやっていけるようにしてあげたい、という考えもあるようで、企画ライブでは丸っとメンバーに任せてみるとか。
先日もメンバーと活動方針についての講義的?な配信をやっていた。
理屈っぽい感じもあるが、こういうのって大事だよなと思う。
そしてマネージャー・ねりねさんもSNSでステージ裏の動画やオフ的な写真などを発信しつつ、基本的にはメンバー大好きが迸っている。
それらの投稿の際にはRAYちゃんず、と愛称をつけているのだけど、元の名前より長くなっているのはご愛嬌か。
ファンの間では有名で、私も多分会場でも見たことあるのだけど綺麗な人だったね。
会場時にはチケット捌きとか事前準備とか、あくせく動き回っていた。
バンドと比べると、メンバー1人1人が何かしら発信しているので調べると色々な情報だったり記事だったりが出てくるので、それらを見ていくとそれとなく人柄だったりキャラクタだったりが見えてくるようで、調べながら書いているところもあるがそうなんだね〜なんていうこともちらほら。
アイドルやタレントさんでは昔から当たり前にやっていることだが、そうでなくとも芸能の仕事の人はやった方が良いよね。
別にプライベートなんて出さなくて良いから、作品についてやライブ表現についてとか、そんなのも私は好きなのでやってみて欲しいところだ。
ともあれ、若い子の顔の見分けがつかん…とか思い始めていたが、個々を知ればちゃんとわかるもので、表情一つ一つも個性として認識できているということなのかもしれない。
楽曲がいい話
さて、彼女らを紹介される際の枕詞として出てくるものの一つが「楽曲派」というものがある。
アイドルもジャンルとかベクトルは多様化しており、今時のいわゆる王道アイドルといえば坂道系の子達なのだろうが、その求められるものはやはりビジュアルだ。
世間よりも可愛い子、綺麗な子など、外見的な才能にあふれた子達を集めて何かさせるというのがわかりやすいアイドルのイメージだ。
そんな中で、楽曲派と呼ばれるのは文字通りアイドルながら曲がとにかくいいと評されており、いわゆるドルオタ以外からも支持を集めているような子達を指すことが多い。
明確な定義はないようだが、強いていえば曲を提供している人らがその界隈で超実力者だったり、特定ジャンルに特化したような曲をやっているような場合にそう呼ばれるようだ。
それこそPerfumeだって元は楽曲派アイドル的なところにいたと言っていいだろう。
このRAYも楽曲派と呼ばれており、活動初期のコンセプトとしても掲げられていた極北のアイドルという言葉の示すように、楽曲としてはシューゲイザーやオルタナ的なものを軸としている。
作曲陣は、前身のグループからのCryff In The Bedroomのハタさん、元For Tracy Hideの菅さん、死んだ僕の彼女のIshikawaさんなど日本のシューゲイザー界隈の名うてから、元ZAZEN BOYSのベーシスト、吉田一郎不可触世界や、直近ではDownyの青木ロビンも提供しており、その界隈では際立った作曲陣を揃えている。
加えて海外のRingo Deathstarなども楽曲提供しており、その影響もあってか海外チャートでも上位に登ったり、また某シューゲイザー名盤ランキングでも紹介されるなど、知る人ぞ知る存在となっている。
実際Youtubeでも日本語以外のコメントが散見されるなど、密かな広がりを感じさせるところだ。
私も彼女らを実際に聞いてみようと思ったのは、クライフの人が曲を作っていると知り、とりあえず代表曲らしきを聴いたらめちゃ刺さってしまったことがきっかけであった。
それがこの”世界の終わりは君とふたりで”なのだが、1stアルバム収録で、彼女らの代表曲の一つだ。
ハタさん曲は彼女らの中心的なところにあり、それはプロデューサーの好みに端を発するところはあるのだけど、結果的にすごくマッチしていていいところを選んだものだと感心する。
目下の最新アルバムに収録されており、現体制になってから初となる曲でもあったこの曲もハタさんだ。
そしてこちらがRingo Deathstarr 提供曲。
全編英語詞で、ザ・シューゲイザーといったノイズ的ながら明確にメロディーの見えるギターに曖昧なウィスパーボイス、マイブラ的な所謂といった曲である。
シューゲといえばマイブラがその雛形を作ってしまったわけであるが、そもそもポップで甘美なメロディと儚いボーカルはアイドル的なコンセプトにもマッチするなと思うところだ。
こちらは元ZAZEN BOYSのベーシスト、吉田一郎不可触世界作の”TEST”。
エレクトロでバキバキのかっこいい曲だ。
シューゲイザーではなくオルタナサイドだが、PVもスタイリッシュな感じだ。
こちらはハタさんと並ぶ提供曲の多い菅さん作の”フロンティア”。
シューゲイザーではなく低音もしっかり効いており、曲の構成もダンス曲だ。
イントロからかなりかっこいいのだけど、歌詞を見てもポジティビティに溢れており、最近の彼女らのライブラストでも披露されることも多く、代表的な曲になってきている。
そして最もアグレッシブでファンにインパクトをかましたのはこの”火曜日の雨”だろう。
作ったのはDownyの青木ロビン、ちなみにDownyはこんなバンドだ。
まさか彼らがアイドルに楽曲提供する時がくるとは・・・。
それはともかく、流石にリリース当時は彼女らもどう表現したものかと苦心している印象だったが、最近では徐々に板についており、曲としての立ち位置も決まってきた感じだ。
そんな曲とある意味対極的な印象の曲がこちら。
Coupleというグループ提供らしいのだけど、この曲は歌詞が好きなんだよな。
普通に恋愛ソングではあると思うが、ただキラキラしているだけじゃなくて、メタ的な視点もありながら刹那性があり、ちょっと切なさもある。
また、関係性を親子関係、しかも子供目線に置き換えてみてもなんかしっくりくると個人的には思っていて、そういう解釈性があるのもいい。
こちらは死んだ僕の彼女のIshikawaさん作の”レジグナチオン”、前向きな諦念といった意味らしいが、この曲もいいのよね。
タイトルが歌詞の世界を一言でズバッと現しつつ、曲そのものはめちゃくちゃポップで好きである。
このアンビバレントな感じはRAYの楽曲の特徴かなと思っている。
そもそもシューゲイザー的な価値観というか、そこには儚さがあると思うのだけど、それが世界観と非常にマッチしていて、ただ無闇にキラキラしていないから私も聴けるのよね。
そのバランスが絶妙である。
そしてこちらがプロデューサー、めろんちゃん(当時はみきれちゃん名義)作で、初期からの代表曲の一つでもある”Butterfly Effect”。
ドラムイントロからギターとシンセ音の流れ込む瞬間が実に気持ちよく、サビの歌詞は彼女らの活動を歌っているようにも思えて、勝手に代表曲と思っている。
最後には「届けいつか」というフレーズがリフレインされるが、もっと広く、多くのところに響くといいよね。
上記はあくまで一部の曲で、ほかにもいい曲がたくさんあるのだけど、Youtubeでもライブ映像含めて配信されているので、チェックしてみてほしいところだ。
現在アルバムとしては『PINK』『GREEN』『Camellia』の3枚のアルバムとシングル数枚をリリースしており、基本ストリーム配信もされているものの全曲聴くためにはメディアを手に入れないと聴けない曲も。
悔しいがシングル曲もいい曲が多く、”Moment”もそうだけど、ほかにもまさかの民謡をメタルプログレみたいなカバーをしている曲もある。
今後もシューゲイザーに拘らず、オルタナでとんがった曲にチャレンジしてほしいところだ。
ライブ企画満載
で、個人的に1番驚いたのはライブの多さ。
対バンでの客演やイベント参加も含むが、24年の3月は15回、うち2回は昼夜公演と、2日に一回はライブをやっていて、これが毎月なのだ。
持ち時間は概ね20~30分ほどが多いようだが、いうても準備しないといけないものはあるし、練習だってしている。
そしてセットリストも毎回変えているので、なかなかのものである。
そして何よりなのは自主企画もの。
先にも書いたがメンバー自信がプロデュースする時もあれば、テーマの下出し物を考えるものもあるし、シンプルにコスプレイベントみたいなものもある。
最近のアイドルがそういうものなのかもしれないが、普段バンド音楽ばかり聴いているとやはり新鮮に映る。
強いていえばアナログフィッシュは毎年恒例の企画ライブはやっており、それぞれに趣向を凝らしているが、やはり軸はバンド音楽だ。
さすがに彼らのコスプレは、ちょっと観てみたいが、アイドルのそれとは違うしね。
いずれにせよ、歌に、ダンスに、衣装にと、総合的なエンタメの世界なんだなと思うよね。
ちなみに最近あったイベントをいくつか。
・リアルメディア企画
メディアのみ収録のレア曲セットリスト、購入後のチェキなどもいつもよりお得感
・表RAY&裏RAY
昼夜ライブ、新体制以降のライブ披露曲上位10曲を披露する面と下位10曲を披露する裏
・アコースティック&ノイズ
アコギの伴奏のみで歌うパートと音源にさらにギターノイズを重ねたノイズアレンジの2部構成
・作曲陣別セトリ
みきれちゃん、ハタさん、菅さんそれぞれの曲でセットリストを組んだ企画ライブ
・バンドセット
生バンドでの演奏ライブ、元々バンドオケなので迫力が違う
・Music & No Music
昼夜2部構成、メンバーそれぞれ自分で音楽的コンテンツ、音楽以外のコンテンツを考えて披露するという企画
・居酒屋
RAYメンバーが居酒屋店員に扮して、持ち込みOKのディナーショー?
全てに足を運んではいないが、こうして色々やってくれるし、物理的に行きやすい場所でやっているので時間が合えばちょくちょく足を運んでいる。
ちなみに対バンにイベントでもアイドルだけでなくバンドとも共演があり、直近では中村達也、中尾健太郎のユニットとの対バンも。
客層全然違うだろ、と思いつつ私のようなファンもいるので、それとなくアリになってしまうのが彼女らの面白いところだろう。
今後も色々企画するだろうが、個人的にはコットと月海さんで作詞・作曲して、みこちがダンスの振り付け、愛海さんが衣装をデザインして、内山さんが鬼のようにセルフライナーを書いてリリースとかもしたら、メンバーそれぞれの色も出しながら一つの形になるので、そんなDIYなところまで行けたらもっと面白いなと勝手に思っている。
私はアイドルは熱心に聴いているわけではないし、可愛い女の子は好きだがチェキを撮りたいとは思わない。
それに音楽自体がピンとこなければそこまで興味も持たない。
私みたいなコア寄りの音楽が好きなやつでも好きになれるだけの楽曲は持っているし、アイドルながらにいろんな意味でオルタナティブな活動もしていて、面白い存在である。
メンバーそれぞれに色々と悩みはあるだろうけど、私は特に今の5人になって以降知ったので、やはりこの5人に愛着も湧くし、できれば前向きな活動であればと思うところだ。
悩みも多い年頃だろうが、無理せずに頑張ってほしいよね、と思う私はすっかりおっさんである。