音楽放談 pt.2

ただの音楽鑑賞日記です

愛という名のもとに ーairattic

久しぶりに足繁くライブに行った9月、ラストは解散となるairatticのラストワンマンだ。

 

私は昨年末くらいから音源を聴くようになり、ライブを観たのは今年頭の事務所イベントの時が初であった。

 

その後すぐに解散発表がされたので、観たのはその後も含めて3回ほどである。

 

ベテラングループなのかと思っていたが活動歴はまだ4年くらいなんですね。

 

それでもこの規模のアイドルとしては長い方なのかも知れず、なかなか因果な世界である。

 

最近SNSでもやたらアイドルグループの醜聞が流れてくるが、ほとんど知らない。

 

あれ、全部わかるような人いるのかしら…

 

それはともかく、そんな醜聞もなくやっていてもなかなかうまくいくわけではないのかも知れない。

 

会場はO-West、なんか知らんが単独で訪れるのは初である。

 

Synchronicityでしか行ったことないんだよな、なぜか。

 

でも、今回のワンマンタイトルもSynchronicityだから、結局私はSynchronicityしか来たことがないことになるな。

 

それはともかく、割と広いし構造的にもいい会場だと思うけど、何せ出入り口が狭いのはなかなか厄介か。

 

 

さて、さすがソールド公演なので会場はパンパン。

 

ライブはほぼ時間通りに”Invisible”でスタート、イントロのけたたましいシンセ音でいきなりテンション爆上がりだ。

 

サビのところの早口な掛け合いもバッチリ決まっており絶好調のスタートだ。

 

特に冒頭パートはオケをシームレスに繋げており、あのテンションの曲を連続させるのはメンバーは大変だろうがカッコよかったですね。

 

エアラの曲はシンガロングな曲ではないがボーカル強めなので、マイクの音も大きめだったし、その分声もしっかり聞こえましたね。

 

みんなちゃんと歌えるし、いつになく気合いが声にも乗っていて、ストロングスタイルのアイドルライブという感じだったな。

 

残念ながらステージはたまに彼女らの頭が覗くくらいしか見えなかったが、総じてニコニコ楽しそうにしていたのが印象的であった。

 

 

中盤にはしっとり系の曲を固めたパートがあり、ここはよかったですね。

 

オタクたちもみだりに騒ぐでもなくちゃんと聴いていたな。

 

このパートのラストを飾るのは”灰色の街について”、アルバムラストを飾る曲だが、彼女らの曲の中ではこの手の曲は少ないので特に良かったですね。

 

 

そこからラストパートに差し掛かるわけだが、人気曲の”フィルムリールを回して”、この曲もシューゲイザーポップなのだが、他の曲と系統が違うので存在感もあるし、やっぱりいい曲だよなと聴くたびに思う。

 

こういうミドルテンポでポップな曲ももっとあるといいのにと思ったな。

 

ここから徐々にまた加速していき、”ディストーション”でまた爆発、この曲もそうだけど、やはりイントロが印象的な曲多いよね。

 

客席に向かって訴えるように歌う姿が実に印象的である。

 

そして”閃光”ではまさにハイライトだったな。

 

歌詞も含めて込み上げるものもあるよな。

 

”環状線チルドレン””屋根裏から愛を込めて”と続き、本編は幕となった。

 

体感あっという間だったが、24曲もやったんですね。

 

終始だれることもなく、歌にもずっと気合いが乗っており、集大成となった印象だ。

 

 

本編終了後は少し時間をおいてのちメンバー再登場。

 

メンバーに花束を渡されて、各自から挨拶。

 

私はあんまりメンバーのこともよく知らないというのが正直なところだが、それぞれのキャラクターが出ていたように思う。

 

喋ることを事前にメモしてきているメンバーが多数の中、唯一その場で行こうとしたのは向日葵海さんだが、感極まってあまり言葉にならなかったのもらしいと言えばらしい感じだ。

 

イメージ通りというか。

 

そして、知らなかったがこのグループは神楽寧々さんが発起したものだったんですね。

 

事務所でもRAY内山さん同様割と古株というのは知っていたが。

 

ともあれ、各メンバーの言葉の中でもよく言われていたのが、誰もが知っているグループにはなれなかった、というもの。

 

そりゃアイドルやっているんだから、知る人ぞ知るでいいわ、なんてことはないわけで、しかし現実にはほとんどのグループはそういう存在になってしまう。

 

私はたまたまこのグループを知って、曲もカッコいいし、ライブも良かったので数回だが足を運んでいたが、世の中的にはテレビに出ないとなかなか成功とも言いづらいだろうな。

 

難しいものである。

 

それでも誰かにとっては日常の大きな要素だっただろうから、最後にそう思えることで多少でも報われるものがあるといいですね。

 

 

そしてアンコールとして2曲、”プラネット”と”檸檬”が披露されたが、”プラネット”は特にラストにくるかなと思っていたし、好きな曲なので聴けてよかった。

 

全体に熱のこもったパフォーマンスながら、この曲のこういう感じがなんか私の中での彼女らのイメージに合っている感じが勝手にしている。

 

”檸檬”も近いベクトルの曲という印象だが、メンバー監修でMVも作成されているので、彼女らにとっても特別な曲なんだろうね。

 

無事大円団となりラストライブは幕となった。

 

 

先日のRAYのコットさんは脱退なので、RAY自体は続いていくがairatticはこれで最後である。

 

でもまあ、メンバーは仲良いようなので、どこかでふらりと集まってライブやったっていいだろうしね。

 

今後どうするのかはまだ発表もされていないし、されるかどうかもわからないが、引き続き幸せになる未来があるといいですね。

 

 

 

 

それでも、途切れずに続いていく - RAY

行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にはあらず。

 

そんな文を昔にみて、たまに今でも思い出す。

 

なんの作品だったかは覚えていないし、全体としてなにを表現したものなのかも覚えていない。

 

それは本質を理解していないからダメなことだという人もいるだろうけど、私にとっては確かに印象的な文章だったわけで、それをどう受け取っているかももう私のものなので、誰にとやかく言われるものでもないと思っている。

 

人生で接する大抵のものはそうで、いろいろな断片を集めながら自分の中に落としていくものである。

 

自分としては深く掘っているつもりでも、全てに至ることなんてないだろうからそれでいいのである。

 

 

なんて大仰に書き出してみたが、今日はRAYのメンバーである琴山しずくさんのラストライブであった。

 

内山さんに次ぐ古参メンバーで、おそらくRAYが一番しんどかった時に在籍したメンバーであろう。

 

私はその頃のことは知らないが、RAYの歴史を振り返る場面では必ず出てくるし、内山さんが彼女に特別な感情を持つのもそうした背景があるのだろうな、とは思っている。

 

一昨年は体調不良により活動休止期間もあった。

 

思った以上に長期に渡ってしまったのだが、その期間にメンバーの1人だった愛海さんのラストライブもありましたね。

 

その後は復調して、新メンバーの加えて、怒涛の活動を行なってきている。

 

そこへきて彼女の脱退は実に残念でならないが、他方で彼女らのライブを見ているとそりゃそうだよなという気持ちにもなる。

 

 

私が初めてRAYのライブを見たのは23年の9月のワンマンだった。

 

アルバムでいうと『Camellia』のリリース時だ。

 

そもそもRAYを知ったきっかけは内山さんの音楽ブログだったが、そのステージで殊更印象に残ったのは琴山さんでしたね。

 

アイドルのライブ自体初めてだったのでどんなもんかしらという感じだったのだけど、有り体にいえばとてもキラキラして見えた思い出だ。

 

アイドルなのでもちろん可愛いのはあるとして、そういうことではない煌めきみたいなものを感じたんだと思う。

 

確かそのライブ以降白い衣装になったんだけど、あの衣装はとても良かったよね。

 

そこからは生誕イベントや企画イベントなどもちょいちょい足を運びつつ、面白い子だなと思ったものだ。

 

アートワークや曲作りに、テクノライブにモッシュライブに実に幅広く、また詩の中にみる独特の感性も含めてこの子はどこに向かっていくのかな、なんて期待感もあったものだ。

 

 

そんな中で卒業を発表されたのが今年の4月だったか、もう半年近く前になるのだけど、あっという間に今日である。

 

卒業理由はやはり体力的な面が大きいようで、今のパフォーマンスを維持できるうちに、というのはもはやアスリートである。

 

メンバーの中でも小柄な方だが、ステージ上では体を大きく使って踊るのでとても存在感があるし、何よりニコニコと人懐っこい笑顔を振りまく様は実にアイドルでしたね。

 

先日最後のコンセプトワンマンも終えて、今日は完全に彼女のための日になるだろう。

 

ところで、この2回を設けたのは何か理由があったのか。

 

19日のライブが後から発表されたので、最後に向けて検討する中で最後これやりたいという思いに応えてという側面もあったのだろうか。

 

ともあれ最後のライブである。

 

 

会場はVeats Shibuya、比較的新しい会場なのでまだ綺麗だし音をいい。

 

ステージの装飾はロゴのバックドロップのみで極めてシンプルだ。

 

オケでの正統派ワンマンは実は久しぶりではないだろうか。

 

"尊しあなたのすべて"でライブスタート。

 

割としっとり目の曲でスタートしたのは意外な気もしたが、いい曲ですよね。

 

序盤からいつになくメンバーみんな歌声に力がこもっており、気合い十分な反面何かを振り払うようにも見えたが気のせいか。

 

特に2曲目の”星に願いを”は曲超自体も激しめなのも手伝って半ばがなるような場面もあり、仕掛けや演出がないからこそパフォーマンスだけでどう魅せるか、という気持ちもあったのかしら。

 

開始からコットさんはいつもに増してニッコニコである。

 

”Bloom”も個人的には久しぶりに聴いたが、この曲もいい曲だよね。

 

もっと終盤に持ってきてもいいくらいの内容だと思うけど、総じて今回はしっとりした曲は少なくて、アップテンポで弾ける曲を多く選んでいた。

 

"世界の終わりは君とふたりで"も割と序盤に披露されたのは意外にも思った、とさっきから意外ばっかり書いているな。

 

この後の”オールニードイズラブ”は、割とボーカルパートがしっかり歌われるタイプの曲なので、メンバーそれぞれの歌声がしっかり出ていて良かったね。

 

RAYの曲は特にシューゲイザー系はボーカルがウィスパーになりがちなので、音源ではともかくライブでは歌うのも苦しそうな場面も多いのだけど、こうしてストレートに歌が真ん中にある曲ももっとあってもいいよね。

 

まあ、あるんだけど。

 

ともあれ、再録もされた曲だけにみんな自分たちのものにしている感じもあっていつも以上に良かった。

 

また”Atmospher”も披露されたけど、この曲はいいですね。

 

曲もいいし歌詞も好きだし、振り付けも特に間奏部分の少しわちゃわちゃしたところが見ていて楽しい。

 

そしてライブタイトルにもなっている”Moment”も。

 

コットさんが加入した際のお披露目ライブタイトルがMomentだったんですね、今年のテーマであるMODをつけての今日だが、この曲は本当にいい曲。

 

歌詞はRAYらしく少しだけ影がありながらもアイドルらしくその中に輝きを見出すような内容が素晴らしい。

 

振り付けの中でメンバー同士顔を合わせる場面も随所にあるのけど、お互い笑い合っている。

 

こういうところに関係性がまたとれていいですね。

 

また、近年見られるようになった煽りにおいても、いつになくハイテンションで色々放つコットさんを内山さんが愛おしげに見ている様も印象的であったな。

 

 

なぜか急にコット自らが自身との思い出をゆきちゃんに振るという謎MCを挟んで最後のブロックへ。

 

代表曲”バタフライエフェクト”で再び盛り上げ、コットさんといえばこの曲となった”読書日記”、彼女らには珍しいザ・アイドルな”アップサイドダウン”と、爆上げセットリストだ。

 

そこから"星座の夜空"でいえ〜〜い!を決めたあとはラストの"フロンティア"だ。

 

この曲は流石の爆発力だし、最後はやっぱりの曲か、と納得のセトリだろう。

 

大盛り上がりの中でライブは終幕となった。

 

 

終演後、挨拶もそこそこ淡々と写真撮ろ〜とコットさんが切り出すが、ここで花束進呈でカットイン、加えてファン含めた寄せ書きと、ファン一同からという卒業証書が渡された。

 

マネージャーのねりねさんが持ってきて、そのまま読むかと思いきやみこちが代読。

 

多分ファンの中にひなあい視聴者がいるのではないかと思わないではないが、ともあれこういうのはいいですね。

 

思わず涙溢れるコットさん、感慨深げにお礼を言うとスッと切り替えるように写真撮ろ〜再び。

 

この子のこういうマイペースなところが面白い。

 

一旦写真撮影に入るのだが、豆腐は絹ごし派?モメンティ〜という独特すぎる掛け声もさすがであった。

 

思わず「ずるいよw」と漏らす内山さんであった。

 

ここから改めてメンバーから一言ずつとなるのだが、こういう場面では年長者でもあるみこちがしっかりと仕切る。

 

ゆきちゃん、みこち、まおさんと話していき、ラストは内山さんだ。

 

携帯メモを見ながら話すわけだが、涙を堪えられるはずもなく嗚咽に近いようなところもあった。

 

特に彼女に取っては先にも書いたように特別な存在だったろうし、それを素直に伝えるようなに内容だった。

 

こういうのって個別の思い出もたくさんあるんだろうけど、そうした具体的な場面の積み重ねの向こうは言葉にならないような気持ちになっていくんだよね。

 

他の人が聞いたら抽象的に思えても、本人にとってはかけがえのないものが多くて、そんなことを思わせるような言葉でしたね。

 

 

最後はコットさんから。

 

この子は論理的に長々喋るタイプではないし、気持ちはライブで出し切った!という感じだったのかな、言葉少なにお礼を伝え、やり切りました!とシンプルな締めとなった。

 

最後まで泣き笑いを繰り返しながらであったが、悲壮感はなくあまりにもスッキリした幕引きとなった。

 

 

私がRAYを観るようになってから2人目の卒業は、やはり寂しさもあるがこれがアイドルというものなんでしょうね。

 

明日からもまた活動は続いていくし、すでに次年度に向けたコンセプトも発表されており次に進み始めている。

 

それが寂しくもあるが、そうも言っていられないし、そうして進んできたから今があるからね。

 

この間SNSの投稿で、特に地下アイドルは3年くらいが人気の期限だ、という言説があったが、少なくともRAYについてはそんなことはない。

 

私が見初めてからすでに3年経っているが、引き続き面白いものを見せてくれている。

 

最近は坂道系含めてライブでの歌唱パートを切り取られて、歌唱力についてネガティブな、というかほとんど誹謗中傷に近いものもよく見かけるようになったが、突き詰めていくと少なくともライブという場では歌の旨さはアイドルには求められていないように思う。

 

そりゃうまいに越したことはないし、あまりに酷いと流石に集中できないのである程度は必要なのは間違いない。

 

それ以上に熱量と呼ばれるようなもの、今日でいえば多少音程が崩れても気持ちを載せにくるところだったり、躍動しまくる振り付けだったり、メンバー同士の根っこからのわちゃわちゃだったり、その子の芯から出てくる言葉だったり、そうしたものの総体が観たくてライブへ行くわけだ。

 

私は喉が弱いのでしないけど、アイドルライブ特有のコールについてもウルセェなとお思うところもあるがそれが彼女らにとっても燃える一つの燃料になっているわけだし、それが音楽を通したコミュニケーションになっているのだろう。

 

特にコットさんはそうしたアイドル像を私のような門外漢にもわかりやすく示してくれていたなと改めて思いましたね。

 

 

願わくば、今後も培った表現を以てRAYとツーマンとか、前座でもいいから関わってくれると嬉しいなとは思うが、なんとなく少なくともしばらくは音楽からは距離を置きそうかなという気もする。

 

ま、何はともあれ幸せであればそれにしくはないよね。

 

余談だが、愛海さんも会場に来ていたみたいですね。

 

引き続きグループの活動には期待を寄せつつ、ちゃんと大きくなっていく姿をみたいですね。

 

今日もいいライブでした。

 

 

早くも今年最後のライブ?

シルバーウィークとやらの初日、朝は普段通り起きて午前中は少しだけ自転車を走らせる。

 

ここ最近低気圧のせいもあってかとにかく体の具合が悪い。

 

肩周りがガチガチだし、先週の徹夜以来左目は強い光をつけると首の後ろ側の筋が痛くなり、頭痛がするようになった。

 

なんなんだ。

 

なんか知らんが異様に腰も痛かったのだが、体を動かすと幾分かはマシになるのだ。

 

人の体はよくできている。

 

帰宅して午後はゲームをやりながらゆっくり過ごす。

 

夕方からはLillies and Remainsのライブである。

 

今日はRAYのコンセプトワンマンもあり、まさかこの2組が被るとは思ってもみなかったが、先にリリーズを取っていたのでこちらを優先。

 

一瞬ハシゴしようかとも思ったが、移動も考慮すると流石に中途半端にしかならないので潔く諦めたのだ。

 

 

ともあれ、今年に入ってはや3発目のリリーズだ。

 

早とかいったが前回5月でもう9月だ。

 

しかし、前回から比べてもライブのペースが上がっているのは嬉しい限りだ。

 

KENTが今更やる気になったのだろうか。

 

今回は新曲のリリースがあるわけでもない普通のワンマンだが、まぁ彼らはいつ見てもかっこいいからね。

 

とはいえ、せっかくなので久しぶりの曲も聴けると良いなときたいしている。

 

場所は代官山unit、個人的には何年振りかな会場だ。

 

 

今回はドラマはオリジナルメンバー、Kosukeさんが復帰していた。

 

出てきた時にはまだ暗いし、髪型も、似たような感じだったので一瞬わからなかったが、なんだかいつになく音もラウドだな、なんて思ったら中畑さんではなかった。

 

私は彼のドラムのファンなのでちょっと残念だったが、ともあれ今日のセトリは激し目曲多めだったので割と合っていましたね。

 

毎度セトリ自体は大きく変わるわけではないが、久しぶりの曲や、アルバム未収録の曲も散りばめてくれるのが嬉しい。

 

"I Survive"も少しご無沙汰ではないだろうか。

 

この頃のバチバチにアグレッシブなギターはやっぱいかっこいいですね。

 

そうした曲が多かったのはよかったが、珍しくとちる場面も多かった印象だ。

 

あからさまなミスという感じはなかったけど、ちょっとテンポが合わなかったり、一音抜けたり、どこか精彩を欠いた印象もあったな。

 

彼らは活動頻度は低いが、サポート含めて基本的に演奏は上手いので、珍しい感じだったな。

 

まぁ、そんなときもあるどろう。

 

全体としては70分ほどだろうか、MCも挟んでいるのでいつになく短めであったが、今の私には十分なボリュームである。

 

例によってアンコールもないので、カーテンコール的な挨拶だけで終幕となった。

 

とりあえず年内はもう予定はないらしいので、次はいつになるかわからないが、変わらず気長に待っていよう。

燃え尽きない!

ここのところずっと雨続きで流石に気が滅入りそうだ。

 

先週は徹夜で飲んだので丸一日以上潰れてしまったが、今週末は連休だ。

 

とにかく疲労の回復が遅くなって久しいので、こうしたタイミングでないと遠出もしづらいわけで、どこへいこうかしらと思案していたら台風が来るらしい。

 

こなくていいよ。

 

ともあれ進路を見守りながら臨機応変に行くしかない。

 

 

そんな戦々恐々と巻かれる週末の入り口である今日はAshの単独だ。

 

なんやかんや音源はコンスタントに出しているし、その都度来日もしてくれている。

 

単独は基本的に行くようにしているが、昨年はアジカンとのスプリットで会場も横浜だったので、大きな会場で観られるのはいいが引っかかりもあったので見送った。

 

まぁ、同時期に別ライブがかなりあったので経済的な事情もあったが。

 

ともあれ、今回はライブハウスツアーだ。

 

クアトロなのが極めて微妙だが、まあいいか。

 

前回見たのもクアトロだった。

 

あの柱がとにかく邪魔だ。

 

追加で決まったUNITに行けばよかったな、などと思いつつ電車で向かう。

 

最近の低気圧続きで頭が重い。

 

 

そんなわけでAshだ。

 

今年は彼らの1stアルバム30周年ということで記念ツアーである。

 

彼らは90sのブリットポップなどと呼ばるていた頃にデビューしたアーティストだが、高校生でデビューしているので年齢としてはまだ50いかないくらいかな。

 

一時シャーロットも含めた4人体制だったが、今はまだ3人に戻って久しい。

 

どこのバンドも何かしら揉めて解散ならメンバー変更なりがある中、彼らは変わらない同級生メンバーだ。

 

パンク的な勢いやグランジ的なノイズギターがかっこいい一方でアホみたいな歌詞の曲もあり、特にこの1stはトータルで微笑ましい。

 

ライブはアルバムの曲順に演奏されるので、大人になったら彼らの演奏を記憶の中の音源と比べてみたりしてね。

 

 

"Lose Control"はイントロからかっこいい。

 

"Girl From Mars"はいつまでも瑞々しくて、これを高校生が作った曲だと思うとなんだか可愛らしくてほっこりする思いだ。

 

ティムの声も変わらずで、決して歌が上手いわけでも声が強いわけでもないけど、この歌声はやっぱり唯一無二だ。

 

私の中では青春を体現したようなバンドなのである。

 

私自身にそんなキラキラした青春の思い出があるかと言ったらそうでもないが、ともあれキラキラした純粋さみたいなものはこのバンドの明確なカラーである。

 

"Kung Fu"とか、バカっぽくて最高だしね。

 

 

そんな感じでアルバム再現はあっという間に過ぎていくわけだが、そこからは初期曲を中心に、初来日の思い出なんかもMCで語りながら演奏されていく。

 

最近あんまり音源も聴いてはいなかったけど、やっぱり曲がいいですね。

 

本編自体は60分くらいで終了、一旦はけたがアンコール、というよりは第二部スタート。

 

"Angel Interseptor"、"Life Less Ordinary"、Shining Light "と代表曲もちゃんと披露。

 

"Orpheus"とか、シャーロットのギターを聴きたい気持ちはあるが、3人でもちゃんとカッコいい。

 

ラストは"Burn Baby Burn"だ。

 

この曲はイントロから最後までほんと最高。

 

パフォーマンスは堂に入ったものだが、ロックンロールな初期衝動は感じさせるいいライブでしたね。

 

See You Soonとか言ってたから、来年またフェスで来そうですね。

 

今日は買っていなかった新譜もサイン入りだったので購入。

 

旧譜もふくめてまた聴いていこう。

 

 

木曜日の刺激 -マスドレとElephant Gymとノイズとカオス

今月のライブ2本目、Elephant Gymの久しぶりの来日だ。

 

今回は彼らの所属するレコード会社の20周年記念の一環である。

 

大阪が本拠地なので、そちらではフェス的な体裁だが、東京ではマスドレとのツーマンとしての開催である。

 

関西方面は何気にコアなバンドも多く、イベントもいいものが多いので羨ましい限りだ。

 

まぁ、東京の方がラインナップは豊富ではあるがね。

 

それはともかく、平日ながら仕事終わりに駆けつけた。

 

 

まずはマスドレ、ここ数年海外で急激に支持を伸ばしているバンドだが、私は昔に一枚だけミニアルバムを買って少しだけ聴いたが、当時は正直あまりピンと来ていなかった。

 

確かテレビCMで新譜の告知をする程度には当時から人気であった記憶だ。

 

ともあれせっかくの機会なので改めてね。

 

音楽的には割と轟音のイメージだったのだけど、そのイメージ自体は遠くはないにせよ、最近にわかに増えているシューゲイザー的な、というか90s的というか、曲によってはブッチャーズ的なぶっといノイズギターか炸裂しているような音楽であったんですね。

 

それに反してメロディなどは爽やかで、ボーカルの歌も上手いし、いい曲だなと思ったのですね。

 

そんなにトリッキーなわけでもないし、無闇に攻めているわけでもない、シンプルにまず曲がいい。

 

スリーピースながら音の厚みはあるし、ウタモノだけでなくインストでミニマルな感じの曲もあり、それは9分とかあったそうだ。

 

気持ちよかったですね。

 

時間にして50分近くやったけど、体感的にはあっという間であった。

 

よかった。

 

 

続いてはElephant Gym、前回はO-eastで、その時のライブは映像作品にもなっている。

 

ゲストも呼んだ豪華なライブだったが、今回は三人編成なので、よりシンプルな彼ららしさを期待していたのだが、期待通りでしたね。

 

近作はゲストボーカルやホーンも入れて豪華さもあるが、根っこにはそのはかとなくラウンジミュージック的なたおやかさもあり、同時にロック的なダイナミズムもあり、3人とも演奏バカうまなバンドなので、そもそもが強いのよ。

 

随一テクニカルで随一ベースを大音量で鳴らすバンドである。

 

そこにクリアなタイトで小気味よく、鳴らすときは1番暴れ散らすくらいのドラム。

 

そして繊細でクリアなギターが映えまくる。

 

割と序盤に"finger"も演奏されたが、今日は正直前回の単独より全体に良かったな。

 

ゲストボーカルの曲も何曲か披露したが、TENDREの歌っている曲はギターの人が歌ったのだけど、声質や歌い方が優しいので曲もしっとり感よりも癒し感が増されているようでよかったな。

 

女性ボーカルの曲はベースのKTが歌うのだけど、歌上手いからこちらも全然違和感ないし。

 

もはや風物詩とも言えるカンペ…もとい手紙風MCも変わらず披露。

 

ギター、ドラムは2人とも子供が生まれたとのことで素晴らしいことである。 

 

KTは少しどちら場面があったが、そこで小さい声でHate You…と呟いたが、この子はちょいちょい毒を吐く。

 

面白いけど。

 

ともあれ、ずっとツアーもやっているから演奏もバチっとあっていてさすがだった。

 

KTはミスって一回曲を止めていたが、テンション上がってたのかしらね。

 

その後ブリブリのベースプレイで黙らせたのは流石だ。

 

 

正味80分くらいだったが、いいライブでしたね。

 

彼らの曲はマスロック的な色が強いとはいえ、特にギターの柔らかさと中国語の丸い響きでとてもゆったりした時間もあるのが見事だ。

 

会場的にも見やすくて音もいいからとても満足度高かったね。

 

アンコールはなかったが、拍手の中出てきて挨拶と愛嬌を振りまいて幕となった。

 

 

終わった後は、近くでやっていたRAYグループのイベントをチラ見。

 

メンバーの月海まおさんがノイズやっていた。

 

普段そんなに近くで見ないが、こうしてみるとやっぱり可愛いですね。

 

それはともかく、入場無料、渋谷のど真ん中の小さな一室でこうしてアイドルの子が狂ったノイズ垂れ流して、フロアではよくわからんがフリーノイズとか言ってファンがなんかやっているし、カオスな空間だった。

 

あの空気感は初台Wallでみたノイズフェスをうっすら彷彿とさせるものだった。

 

Melt-BananaとDead Faderみたな…

 

投げ銭して、せっかくなのでチェキをもぎって帰ってきた。

 

 

明日は金曜日だ。

Hello Indie -downyとマウス

9月は割と多くの予定を入れており、ライブも5件くらいはいく予定だ。

 

なんやかんやちょくちょくきてくれているAshやElephant Gymといった海外勢に、日本でもLillies And Remains、RAYにstatic とバラエティ豊かだ。

 

そして今日はdownyとmouse on the keysのツーマン、チケ代はご意志のままに、ということで実質ドリンク代だけでも観ることができる。

 

私はいい大人だし、この2組ならそれだけで激ヤバさんなので、幾ばくだが支払いな方へ。

 

実は直前まで忘れており、危うく流すところであった。

 

支払い履歴を見てチェックしているところもあるので、それがないとどうしてもね。

 

ともあれ、なかなかの悪天候の中Zepp Shinjukuへ。

 

会場としては綺麗でいいところだ。

 

 

まずはdowny、東京での単独については割と足を運んでいる。

 

いつ見ても意味不明な曲に演奏だが、圧倒的過ぎてカッコいい。

 

歌詞もほとんど何を言っているかわからないし、正直意味など気にもしていない。

 

それよりもパフォーマンスとして良すぎるのよね。

 

今回は会場も大きいことがあり、はっきり言ってスカスカである。

 

おかげでステージもよく見えて、メンバーの細かな動きまでよく観えたのだけど、やはりドラムがヤバい。

 

みんな基本的にヤバいんだけど、ドラマについては変拍子に次ぐ変拍子、しかし本人たち曰くそんなつもりはないというから意味がわからない。

 

そもそもどうリズムとっていいのかわからない曲のリズム隊なので、意味がわからないのもさもありなんか。

 

ともあれどうしたらあんな動きができるのがと不思議でしかたない。

 

いいもの観た。

 

そしてベースの音がいいね。

 

ぶっとい低音でドスが効いていて、彼らの楽曲の迫力の半分はペースが担っていると言ってもいいだろう。

 

その上をトリッキーなギター、シンセ、銀盤が鳴っているわけで、そりゃいいに決まっている。

 

ちなみにシンセは森さんだったが、この人は基本明るいんだろうな。

 

曲を煽るようなアクションも随所にあり、最近の彼らのどこかいい意味での空気の軽さは彼によるのかもしれない。

 

そして会場ならではと感じたのはVJ。

 

デカいスクリーンなのだけど、プロジェクターでの投影ではなくディスプレイにちゃんと出ているので画像の解像度がとにかく良い。

 

昔の曲は昔から同じ映像になるので、この辺りの鮮明さは時代を感じるところもあるが、粗いからといってなにも損なわれてはいないのはすごいことだ。

 

最近はCGもふんだんに使っているので、この映像の鮮やかさは新鮮だったな。

 

凄まじいライブでした。

 

 

続いてはmouse on the keys、ライブは数年前の六本木のライブ以来だ。

 

銀盤が新メンバーに変わってようやく馴染んだようなタイミングだった記憶だ。

 

今年周年ライブも控えているタイミングなので、期待である。

 

ここ数作は以前のジャズ×ハードコアみたいな音楽ではなくアンビエントな電子音満載なヒップホップを抜いたブリストルサウンドみたいな音源だった。

 

前作に至っては前衛アート感満載で、件の六本木のライブではステージセットも相まってもはや別のバンドになっていた。

 

彼らのクールでスタイリッシュながら肉体的な演奏が好きだったので、この期間は正直面食らったよな。

 

 

そんな思いでもよぎりつつ、いまはどんな感じなのかしらというわけだが、良い感じの着地になったなという印象だった。

 

編成については引き続きドラム+2 keysにサポートを入れているが、今はギターのみなんですね。

 

シューゲイザーよろしくノイズを奏でている。

 

ドラムがバシバシに引っ張る曲はあり、ここ数年の抑揚の効いたダークな雰囲気も入れつつ、しかし置いてけぼりにしない展開が実にいい。

 

セトリ自体も、やはり盛り上がるのは代表曲になりがちだが、とはいえ全体的に流れもいい。

 

そうした抑制した展開があるからこそ引き立つし、力技のようにならずちゃんと流れができている。

 

新メンバーの人の鮮やかな指捌きも見事だし、実に良かったね。

 

今回はマウスもVJを入れていたが、これも過剰にならず彼らのイメージであるモノクロな世界観を補強している。

 

確か"最後の晩餐"の時にはカラー映像が差し込まれるなど、その辺りもちゃんと考えられているんだろうね。

 

私は真っ暗闇にピンスポットのシンプルなステージセットもかなり好きなんだけど、せっかく設備もあるので生かさない手はないよね。

 

めちゃくちゃ良かったですね。

 

アンコールも一曲やってくれたが、椅子に立ち上がって叩くなど川崎さんの茶目っけも最後に発揮していた。

 

めちゃいいライブでしたね。

 

ちなみに、2組ともほぼ真っ黒な衣装だったけど、やっぱりこうしてしっかりステージに意識的な美学のあるバンドはカッコいいですね。

 

 

そんなわけで、とても良心的でナイスな対バンであった。

 

帰り道、赤信号の変わり目ギリギリにアクセルをふかして爆音を立てていく車があったのだが、程なくして電柱に突っ込んで事故っていた。

 

雨が降っていたのでスリップしたのだろう。

 

結構な勢いで突っ込んだっぽいけど、それほど大きな音でもなかったので、いい車なんだろうね。

 

道ゆく夜のオネェさんがたや外人観光客の好奇の目に晒されていた。

 

 

ともあれ、いいものを見て機嫌もいいので、明日に備えて酒でも飲んで寝よう。

 

小休止232「悪意のない悪意の悪さ」

私は毎週末には自転車で方方を走り回るのが常となっている。

 

今週は土日とも天気は怪しかったが、降水量の予報を見て土曜に遠出することに。

 

午前は絶好調だった。

 

ところが、昼を食べて帰途についてぼちぼち過ぎたその頃に天気は急変。

 

雨粒が突き刺さるような豪雨に見舞われた。

 

ここまでの雨は想定していなかった私は、せめてスマホをできるだけ雨に濡れないようにと多少でも防水の強いバッグにしまったが、所詮その場しのぎであった。

 

なんとなれば、少し窪んだ土地では地表から30cmほどの川になっていたり、そこまでいかないまでも生ぬるい水たまりがタイヤを浸すなど、さすがにここまでの雨は味わったことがないレベルであった。

 

なんとか帰宅できたが、結果的に泥のついた自転車もすっかり綺麗になるくらいだ。

 

しんどかった・・・

 

 

そんな土曜を乗り越えて、日曜は元々もっと具合が悪いのではないかと思っていたので朝イチで映画のチケットを抑えていた。

 

たまに気まぐれに見にいくのだけど、今回見にいったのはなんとちいかわ。

 

ちいかわ自体は当然認知していたが、特にキャラクタものには興味のない私なので、当然世間の温度に対して別に興味はない。

 

しかし、よく聞いているラジオやポッドキャストでも絶賛ではないがなかなか物議を醸していたし、何よりあのキャラクタの見た目に対して話自体はかなりヘヴィだったり皮肉的だったりというのは知っていたので、ボケっとしていてもしていても仕方ないとて見にくことにしたのだ。

 

上記のような状態なので、私は各キャラクタについても基本的な設定についてもほぼ知らない。

 

ネタバレも含むと思うので、その点はご容赦頂きたい。

 

 

まず、思っていた以上にかなり陰鬱な漫画なんですね。

 

事前情報からも、ある種プロレタリア的な世界観なのかと思っていたけど、少なくともこの映画はそういう感じでもなかった。

 

物語は労働の報酬が普段の100倍も得られるというところから主人公のちいかわやはハチワレやうさぎ?などが、人魚の島にいくことになるところから始まる。

 

そこではその島を脅かす存在を討伐することが求められるわけだが、そこで様々な現実にちいかわたちが直面する、という内容である。

 

子供向けのような図柄の割にはだいぶ重たい内容だなというのは前評判通りだ。

 

話の内容自体は別に深いわけでもないし、どちらかと言えば「そういうこともあるよね」というくらいではあると思う。

 

言ってみれば、日本昔ばなしというか、どうしようもない力が突然やってきて、村人たちはそれとうまくやっていた。

 

必ずしも厄災ばかりではなく、相互にメリットもあった中で、村人の一部が感情的に耐え難い事態が起こったとこにより、その神に逆らったことで村全体が厄災に見舞われる。

 

そこは人間的な現実なのでただの天災ではないわけで、そこの間にちいかわ達は挟まれる。

 

その時のちいかわ達の判断が事前に見た色々の書評のポイントだったけど、それ以上にどうしようもない絶望というか、理不尽な暴力には逆らえないという現実がとてつもない絶望感という感じがした。

 

物語自体はいかにもその神に一矢報いたような着地だが、エンドロールの後にそのわがままな神が自分に降りかかった怒りを見過ごすはずがない、という。

 

後味は不安をもたらすし、劇中で語られる神の罰は最後まで本人達に影を落として、最後はやっぱりか・・・という展開。

 

そもそも彼らにも別に瑕疵なんてなくて、弱者がただ踏み躙られただけだし、でも当の強者も別に悪意がないのがタチが悪い。

 

それはそれでただ純粋なのよ、だからこそ悪なのかもしれないが、でも悪じゃないのよ。

 

ただ力を持っていて、周りから見れば怖かったのよ。

 

それと、セイレーンがキレると目が赤くなるのだけど、あのシーンは何回出てきてもなんだかゾワゾワしたな。

 

話の通じない暴力的な奴に出会った時の怖さというか。

 

何をするか割らない感じというか、ああいうのは私は最近すごく嫌な気持ちになるのよ。

 

 

この図柄だけを見て世間でもてはやされているわけだけど、これは多分意図的にやっているから、露悪的というか皮肉的というか、作者のひねくれ具合が半端じゃないと思った。

 

真正面から面白い!と絶賛するような内容じゃないと思うし、かと言って何かの教訓があるわけでもない。

 

ただ物語に出てくる(一部を除いて基本的には)全てのキャラクタが自分の意思だったり価値観とは別なものに翻弄されて、本当に途方にくれるような展開ばかりで、全然楽しくないだろと。

 

ちいかわ側のキャラにも似たようなやついるし、そこまでじゃなくてもわざわざ火に油を注ぐやついるし。

 

エンタメとしては正直悪趣味だなと思った。

 

とはいえ、思った以上に面白かったのは事実だが、でも悪趣味な物語だよ。

 

誰も救われていないんだから、この絵柄と世の中的な支持の中でやるべきエンタメか?という気もするし、でも作家性としてだからこそなのかなという気もしないではない。

 

映画としては特典の効果もあって大ヒットだと思うけど、本当にどんなふうに刺さったのかを知りたいよな。

 

そんなに考えていないのが実態かもしれないが。

 

 

見終わった後も色々と考えながら帰ったわけだが、前日の雨のせいでスマホが故障、一定時間ごとに強制終了と再起動を繰り返すという事態に見舞われたので携帯ショップにて相談、結果新規に買った方がいいという判断に。

 

もちろんショップ店員なのでそういうのは必定だが、いうても今使っているものはiPhone 11、結構おおしてしまったので画面は割と割れているし、バッテリーはすでに純正でないものに交換している有様だ。

 

昨日の雨に晒されて、水没ではないまでも水が滴っていたので、これも潮時というものだ。

 

結局携帯の交換だけで都合3時間以上費やされたのは誤算だったが。

 

夜は酒を飲みながらやろうと思っていた仕事と日向坂の山口パルの卒コンを見ている。

 

エンタメっているのは前向きなものであるべきだよなと本当に思う。

 

鬱なものも個人的には好きだし、なんならフェイバリットはNINという私なので、そういう耐性がないわけではないけど、ちいかわの映画は見ていてずっとゾワゾワした。

 

これはこれでいいけど、何度も言うけど世間の温度感と内容があまりにも乖離しているように感じて、何よりのその状況にゾワゾワしたのかもしれない。

 

普段の話はそんなでもないのかな。

 

ともあれ、なかなかスリリングな土日であった。