音楽放談 pt.2

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Canadian Rock

私の成り立ち ~ただの自分語り編 pt.2

自分の音楽遍歴を振り返るという極私的な記事である。 前回は10代までをざっと振り返ったけど、私はなんだかんだ原点が残っているだなと感じる一方で、大槻ケンヂによって随分と人生を変えられたということに改めて気がついた。 back-to-motif.hatenablog.co…

ランキングが示すもの -Spotifyのアーティストランキング

昔は テレビの音楽番組を参考に音楽の情報を得ていたし、割と素直に売上ランキングを参考にしながら音楽を聴いていた。 しかし、高校生になる頃には厨二病も炸裂してすっかり観なくなった。 当時は好きなアーティストのエッセイや、雑誌を見るようになった頃…

小休止198「安らぎはどこへ」

ここのところ音楽をあまり聴けていない。 日中仕事している時はニュースも知りたいからラジオを 聴いていることが多く、またに中はお客さんとの商談も多いのでなんだかんだ忙しい。 リモートで自宅勤務とて夜も動いていないと資料作りが追いつかないのだ。 …

小休止191「分かり合えないから楽しいと思える世界」

この頃は様々な社会問題が顕在化されて、言語化されている。 人種差別問題は昔からあった言葉だけど、LGBTQとか各種ハラスメントとか、そうしたものが言語化されていくことで問題として認識されていくものなのだろう。 この種の話題で 得てしてなされる言説…

I've got it, You need it -Broken Social Scene

最近実家の母親からしばしば連絡がくる。 地方から見る東京の姿は、自分が思っているよりもすごいのかもしれない。 渦中にいる、なんていうつもりも別にないけど、意外とこっちは落ち着いた物で、もちろんうかうかしているわけでもないけど、かと言ってなる…

小休止186「人生の10曲-2020」

いろんな切り口で音楽をまとめるのはなかなか面白い作業で、こうしてせっせとPVもないブログを書いているのも極めて個人的な作業であるわけで、普段何気なく聞いている好きな音楽をそうして切り分けることで、自分の中の感覚を整理できるところもある。 聴く…

静けさと重さと心地よさ -Feist

最近女性ヴォーカルの音楽を割りと好んで聴いている。 好んで、といっても別にそればかり選んでいるわけではないけど、割合的には多いし、聴いていてなんとなく心地よいと感じるものは多い気がする。 今iPodに入れているのは、The Internet、Warpaint、Hair…

アルバムとしてのバランス -Brendan Canning

先週は色々あって疲れたな。 久しぶりに芯から疲れた。 悲喜こもごもとはよく言ったもので、いいこともあったけどかなり大きなダメージを負うこともあって、頭がちょっと整理しきれないくらいだった。 昨日はほぼ何もせずに、飯食って酒飲んで寝ていただけの…

芸術の春 -Owen Pallett

昨夜は仕事帰りにOwen Pallettのライブへ。 アルバムを出したわけでもシングルを出したわけもでなく、何かのイベントがあったわけでもない純粋なジャパンツアーである。 ・・・このジャパンツアーって直訳すると日本旅行か。 それはともかく、東京と京都の2…

儚さと美しさ -Stars

急に冬になってしまった。 来週には11月だから当然といえば当然なのだけど、今年はやけに10月が長かった。 昨日は12月並みだったというが、つい先日までまだ少し暑さを感じる日もあった。 そう考えると、今年の10月には季節が詰まっていたね。 なんだか活気…

大人のたしなみ -Kevin Drew

先日嬉しいニュースが飛び込んできた。 Broken Social Sceneが新譜の制作に取りかかっているとのこと。 前作がすでに6年前である。 もう6年か、と改めて思ったのだけど、その年の個人的ベストは彼らのアルバムであった。 今聴いてもそのキラキラしていながら…

休日の終わりに ―Amy Millan

今日は飛び石で週半ばで休み。 地味にこういう休みはありがたい。 なんか最近すっごい疲れると言うか、だるさが半端なかったので、連休よりも飛び石休みの方が却って助かった思いだ。 どうせ家族も恋人もいない身となれば、特段サービスする相手もおらず、今…

カナダは素敵 ―Amy Millan

最近また狂ったようにCDを買い漁っている。 なんというか、ストレス解消の一つに聴きたい音楽を我慢しない、という方略が自分の中にあるのかもしれない。 某ユニオンや某塔のレコード屋とかをうろつきつつ、それでも飽き足らない私は某密林通販サイトでも購…

大人のロック ―Stars

急激に秋らしくなって、むしろ寒いくらい。 今まで30何度が普通だったから、体は熱帯仕様になっている訳である。 今は長袖Tにジャージを上下。 いやはや、季節の変わり目には気をつけたいものだ。 さて、そうして季節が移ろえば、聞きたくなる音楽の種類が変…

何気にロック ―Metric

いわゆる、というべきかは定かではないが、レーベル買いというものが、私最近はままある。 というのも、カナダのレーベル、Arts & Craftsというところが私は大好きで、何となればかのBroken Social Sceneを中心としたカナダのインディロックバンドが多数所属…

隠れ家的名盤 ―Stars

最近の日本の洋楽市場は非常に規模が縮小しているとか。 要は売れないと言う話である。 それは何故かと考えたときに、まず単純に接点がない。 地上波で洋楽を紹介している番組がどれほどあるか。 よしんば見た目にエキセントリックなガガとか、かわいらしい…

萌芽 ―KC Accidental

カナダ系のアーティストと言うと、古くはニール・ヤングあたりが有名だろう。 Nirvanaのカートの遺書にも彼の曲の1節が引用されてるくらい、世界的に有名人。 最近も実に活況を呈している。 Arcade Fireはインディでありながら商業的な成功も納めており、U2…

オリジナリティの塊 ―Death From Above 1979

奇を衒う、という言葉が在る。 人と違った事をして気を引こうとする、という意味だそうだが、一時期私はそんな傾向にあった。 厳密には人の気を引きたかった訳ではなく、単に「俺は人とは違うんだ」みたいな事を証明したかった、もしくは示したかっただけで…

それぞれの個性 ―Something for All of Us...

i-Podの劇的な普及に伴い、音楽の聴き方が変わった、と言われるようになって久しい。 曲はシングル単位で買い、アルバムが出てもそのうちの気に入った曲だけあればいい。 別にアルバムと言うフォーマットを欲していないのだろう。 そうした流れが強いと、い…

今を映す ―Neon Bible

最近は輸入版も国内シェアを広げているのであろうか。 国内版よりも先に出る場合が多いし、今は情報の方がかなり早いので、待ちきれない場合輸入版を購入することも少なく無い。 国内版であれば、ボーナストラックがつくが、それ以外は大した魅力はないんだ…

大人の反抗 ―Spirit If...

なんだかよくわからないけど、自分の感覚にフィットする音楽というのがある。 もちろん理由を付けようと思えば浮かぶんだけど、そうして列挙しているうちに、あれ?とはたと思うのである。 並べてみたところで、実際はいいと思うからいい、としか言いようが…

心にとどまる音 ―The Reminder

最近リアルタイムで聴くものよりも、少しだけ遅れて聴き始めるものの方がはまる事が多い。 ちょうど1年くらい前に、当時の新譜を聴いてすっかり大好きになったのが、Feistである。 その辺の事は既に過去書いているのでそれはよかろう。 今回はその当時の新…

現実を受け止める強さとは何か ―Arcade Fire

最近カナダが熱い、というのは一部のロックファンにはもはや共通認識であろう。 Broken Social Sceneはじめ、Stars、 Dears、 Death From Above 1979、Feist、Stillsも新譜が結構評価されているし、Los Campesinos!はレーベルだけだけど。 こんな具合に多く…

夜の始まり、夢から覚めて ―Stars

音楽には時間性がある。 春に聞きたい曲もあるし、冬に聴きたい曲もある。 あるいは朝に聴きたい曲もあれば、、夜に聴きたい曲もある。 その曲の持っている空気と、季節や時間がもたらす空気とが一致することが重要なんだと思う。 夏にはギラギラと騒がしい…

映画のような -Let It Die

秋晴れという秋晴れな日が続いている。 日向に出ればやや汗ばむくらいなんだけど、日陰に入るとひんやりとしてやや肌寒い、そんな気候が実に心地よい。 そりゃ洗濯でもしようという気にもなるんだけど、昨日全部しちゃったからね。 また、どこかへ行こうかし…

Broken Social Sceneを聴け!!

このブログは、私の好きな音楽について、好き勝手にいうだけの、いわばはけ口のようなブログです。 何せ、周りにはこの趣味を解してくれる人が、あまりに少ない...。 そんなにすさまじい趣味でもないんだけどね。 なので、ここでは好きに言わせてもらいま…