音楽放談 pt.2

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まとめ系

小休止210-1『2022年を振り返る』

今年もはや年の瀬、例年であれば個人的ベストアルバムなんかを考えてランク付けなんかしていたが、最近はそれが難しい。 なんでかって、そこまでガッツリ聴けていないし、過去のものも聞き漁っているので時間軸があちこちして今年のリリースだけにフォーカス…

アナログフィッシュのインタビューとかを集めてみた pt.2

前回はバンドのアルバムリリースの時になされたインタビューを中心に探してみたが、切り口を変えると出てくる記事も変わるので、また更新していこう。 すでに1万字を超えたが(20220918時点)。 back-to-motif.hatenablog.com 今回は対談やソロなど、バンド…

アナログフィッシュのインタビューを集めてみた Pt.1

私は音楽を聴く時には、まずは音楽そのものを聴いてどうかという聞き方をしている。 単に不精だからということはあるにせよ、ある種の原理主義みたいなところがあるのかもしれない。 しかし、聴いていく中で興味が深まれば、なんでこの歌詞なんだろうとか、…

エモい –Velvet Teenがかっこいいという話

好きなバンドや音楽は数多くあるが、多くの場合その理由は自分なりに説明できるものが多い。 個人的な癖でそうしたいという欲求があるのでそもそもそうするようにはしているのだけど、まず曲が好きというのは大前提として、じゃあもう少し具体化するとそのど…

ギターと歌声の表現力 ーPredawn

先日個人的には久しぶりのPredawnのライブだった。 コロナ禍にあって、ずっと配信を定期的にやってくれていたので、そういったところではナウな音楽は聴けていたけど、最近は関西が拠点らしく、関東でのライブは少なかった。 前作からはだいぶ空いていたがこ…

The Horrorsってカッコよくないですか?

最近は新しいバンドの音楽を聴く機会がめっきり減っている。 転職してから出社が基本になったため、日中に音楽やラジオを聴く時間がなくなったし、その上で既に好きなバンドの音楽だけでも楽しい。 それに旧作でも不意に聴きたくなって聴いているのでなお時…

私とTHA BLUE HERB

このコロナ禍において窮地に追いやられた音楽業界、ライブハウスやそこを中心に活動していたインディーズアーティストほどその影響は大きく、多くのライブハウスが廃店に追いやられている。 エンターテイメント全体が抑圧されて、この業界では80〜90%の収益…

でびう

社会人になってもう10年以上が経過して、新卒の子たちとも関わる中でつくづく歳を取ったと感じるわけであるが、もし今新卒に戻れるなら、もう少しちゃんと就活やっただろうなと本当に思う。 今も別に年収は低いわけではないけど、多分もっと余裕で上を目指せ…

ロックバンド -Spoonを聴いて欲しい

大人の音楽という表現をしばしばされるアーティストがいるわけだが、それってなんだろうか。 落ち着きがある、起伏がそんなになくまったり聴ける、とかまあせいぜいその程度の印象だろうか。 あとはおしゃれなカフェで流れていそうみたいな話もあるかもしれ…

個人的おすすめライブ作品7選

散々閉じ込められた今年ももう終わるわけだが、来年もこの状況は当面は変わらないだろう。 楽になった部分もあるにせよ、制約の方が増えたのでやっぱり窮屈ではある。 私個人で言えば、音楽イベントの休止は辛かったな。 数少ない趣味の一つなのでね。 今年…

パンク魂、褪せずに候 pt.2 -The Mad Capsule Markets

夏ももう直ぐ終わるわけだが、今年は短い夏だったね。 梅雨が長かったし、なんのイベントもないから平穏な日々がただ流れていく。 まあ、全然平穏じゃないけど。 せめてもの慰みとて各フェスがYoutubeで過去のライブ映像を配信してくれるのは嬉しいことだね…

好きだから好き、理屈じゃない -Maximo Park

割合色々の音楽を聴くようにしているし、あまりジャンルという概念で区分けをしないように結構意識しているところがあるんだけど、なんだか知らないがこれは好きだなと思う音楽、バンドに出会うことがある。 それらを俯瞰してみたときに、一つのジャンルとし…

小休止189「文化は権力で残るにあらず」

リモートになって久しい昨今、日中PCで音楽やラジオを聴きながら仕事をしているんだが、ずっと使っていたPCスピーカーが突然沈黙した。 何をきっかけにしたのかはわからないが、本当に突然逝ってしまった。 振り返ればこれを買ったのは丸6年前で、その時の感…

春におすすめな曲6選

思ったよりも大変な状況になるつつある世の中で、取引先や友人の会社でも罹患者が出たという話を聞くと他人事ではないわけだが、私は相も変わらず満員電車で出勤して、元気に仕事をしている。 しかし、いつもよりも明らかに人口密度は低下しており、結構快適…

世界に轟く日本のインディロック ーBo Ningen

今年に入ってまだ音楽のライブにはいけていないが、明日ついにライブはじめだ。 何かといえば、絶賛日本ツアー中のBo Ningenである。 日本人だがイギリスを拠点にしているので、年に何回かツアーでやってくる。 世界中をツアーしており、海外の主要なフェス…

ミクスチャー日本代表 -Back Drop Bomb

ミクスチャーという価値観はもはやことさらにいうべくもなく浸透して久しい。 ていうか、もはやミクスチャーという言葉自体が意味をなさない時代となったといっていいだろうね。 それこそ2000年代初頭に日本ではDragon Ashの存在によっていわゆるJ-POPシーン…

戦え!何を?人生を! -個人的戦いのテーマ6選

今週頭に無事内定をもらったので、とうとう転職することに。 先日同期が辞めて、図らずも同じ年にみんないなくなってしまったんだけど、ともあれ次の人生だ。 先週から業務的に近しい人を中心に徐々に告げつつ、この週末には仲の良かった数名に伝えた。 あり…

Broken Social Sceneが素晴らしいと思っている話 -Broken Social Scene

大人になってから聴くようになる音楽もあれば、反対に聴かなくなる音楽もある。 何が違うかって、ひとえにその時の自分にフィットするかどうかである。 10代の頃は激しい音楽が刺激的でかっこいいと思っていたし、20代の頃は少しひねくれた音楽がかっこいい…

個人的一発屋 -あふりらんぽ、モーモールルギャバンとか

私は缶コーヒーが好きなのだけど、最近のものは本当にいただけない。 無糖とか微糖とか、そもそも缶コーヒー飲む段階で健康志向なんて求めていないのに、そんなキャッチコピーで次々と新商品が出されて旧商品は無くなっていく。 そうした無糖、微糖でも甘み…

ポストパンク系が好き -Post Punk

やっぱり好きな音楽のテイストというのがあって、私は昔よりも色々の音楽を聞くようになったけど、中でも90年代のUSロックっぽさは今でも無性に恋しくなるし、そういうテイストの音楽にはどうしても反応してしまう。 同じくらいか、あるいはそれ以上にグッと…

Into The チャオス -Black Dice

最近なんだかクサクサしているなと自覚があるんだけど、そう言うときになぜか私の中で響く音楽がある。 ご存知NYが誇るアヴァンギャルドなトリオ、Black Diceである。 来日が期待されて久しい彼らだが、アルバムも前作からすでに6年が経過している。 いつ出…

日本が誇るべきライブバンド -LITE

先日出かけで電車に乗っていると、ちょっと驚きの出来事が。 なんとLITEの武田さんが普通に乗って来たのだ。 別に不思議な話ではないんだけど、普段ライブや雑誌などで見ている人が普通にしているところを見るというのは、やっぱり不思議な感じがするものだ…

ロックはセクシー -Queens Of The Stone Age

今年は一体どうしたことか。 あのQueens Of The Stone Ageが、サマソニのみならず単独も決定。 会場は新木場だ。 まじかよ!とテンションが上がったのは私だけではないはず。 昨年フジロックでは実に14年ぶりの来日となったわけだが、連続だけでなくついに単…

青春てなんだ? -Ashを聴いてほしいわけ

もう、夏ですね。 関東地方では史上初の6月の梅雨明けらしい。 ここ数日は何要因か知らないがやたらと風が強いのだが、空はすっかり晴れてじりじりと日差しが照りつけている。 冷房の効いた室内から飛び出すと、ムワッとした夏の暑さを感じるわけだが、この…

いぶし銀のロックンロール -The Coral

最近は日本でもまた少しずつ洋楽の人気が回復しつつあるようなきらいがあり、結構コアなアーティストの来日も続いている。 まさかQOTSAが2年連続で来日するとは思ってもみなかった。 さらにNINもくるし、今年は素晴らしいことだ。 しかし一方ですっかり来日…

日本のポストパンク/NWの遺伝子 -Lillies and Remains

音楽をジャンルで語ること自体に本質的な意味はないけど、好きな音楽の傾向をまとめていくと一定の傾向は出てくる。 私の場合は、基本的にはロックが好きだし、打ち込みよりもバンド音楽が好きな傾向にある。 さらに見ていくと、ジャンル的にはポストパンク…

この声が -Feist

急にまた寒くなっちゃいましたね。 ほんと、いつでも季節の変わり目は急にやってくる。 こうなると染み入る音楽も変わってくるんだけど、この間中古で買ったスマパンの『Piceis Escariot』がなんだかよくて。 彼らに限らず、ややセンチメンタルさのある曲が…

パンク魂、褪せずに候 ―The Mad Capsule Markets

最近またThe Mad Capsule Marketsを聴いている。 何故かと聴かれてもわからないが、たまに無性に聴きたくなるのである。 彼等の音楽を聴き始めたのは高校生のときで、初めて聴いたのは『010』というデジタルハードコアの成熟期的なアルバムで、当時は何故か…

今こそNine Inch Nailsを聴け(後編)ーNine Inch Nails

彼に一体何があったのか、誰しもつい訝しがってしまうのは彼の見た目を見れば仕方のないことだ。 90年代、暗黒王子と呼ばれていた細身で長髪、やや病的ながら鬼才という言葉のしっくり来る見た目だったのが、いつのまにかマッチョな短髪、髭面もすっかり板に…

今こそNine Inch Nailsを聴け(前編) -Nine Inch Nails

90年代オルタナ世代の生き残り達はみんな元気だ。 スマパンはオリジナルメンバーでの再結成の話がついたり消えたりしているが、その間にソロ作などをしれっと出している。 Rageのメンバーはザックがあまりに仕事が遅いのか、結局別バンドでやっている。 Soun…