音楽放談 pt.2

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小休止62「新譜続々」

この2ヶ月は非常に熱い。

聴きたい新譜が尽く出てくる。

既にYeah Yeah Yeahsはリリースされているが、来週は!!!、Deerhunter、The D.O.Tが、翌週にはVampire Weekendが、そして5月末にはQueens Of The Stone Ageの新譜が出る。

そして6月5日にはLITEのアルバムも出る。

いやはや、出費は凄まじいが嬉しい事だ。

更にBeady Eyeも近々出るだろうし、Velvet Teenも今年中には出すだろう。

Horrorsも秋口には出すような情報が出ているし、そして何よりNine Inch Nailsも出す。

そのスタートとしてのこの2ヶ月はさすがにテンションが上がる。

Borken Social Sceneもライブを始めているようなので、ひょっとしたら新譜の情報もあるかもしれない。

Sylver Toungueも曲作りしているみたいだし、AA=もArctic Monkeysも作っているらしいし。

これでFaintも出てくれば最高なんだけどね。


これだけ新譜充実だが、最近来日が乏しいのが実に残念だ。

夏フェスで来日の決まっている者ももちろんあるが、単独は明らかに減っている。

Happy Mondaysも来日が中止になり、Tokyo Rocks も中止になっている。

所謂大物でもおよそロックのカテゴリになると悲しいくらい訴求力がなくなっている。

これだけiPod的なものが普及して音楽を聴ける環境が劇的に広がっているにもかかわらず、個人の選択肢はほとんど広がっておらず、むしろ極地化しているに過ぎないのかもしれない。

人に何かを奨めるときには、100の選択肢よりも2つの候補の方が却って響くものである。

それと同じで、これだけ目の前に選択肢が広がっている分、それほど興味の深くない者に取っては却って何もないのと変わらないのかもしれない。


私の周りでも、私が音楽が好きという事はある程度認知されているらしい。

中には同じような趣味の人もいるから、その人とは通じる部分はあるにせよ、そうでない人については全く話は通じないし、仮にいくつかのおすすめを提示したところで理解しようという気にはならないらしい。

よくわからないもの、というのが彼等の認識のようだ。

別に良くわからなくても良いと思うのだが、とりあえず味わってみようという気持ちにならないのだろうか。

別にそれが価値観の全てとは思っていないし、他にその人に取っていいものがあるのは当然の事として、ただそこにプラスα楽しめるものが増えればその方が楽しいじゃない、と思うのだがどうもそうでないらしい。


まあ私自身を鑑みても、結局のところ自分の興味の対象は掘り下げるが、そうでない分野についてはさして掘り下げようとは思わない。

もちろん覗いてみようとは思うけど、それよりも他にやりたい事があればそっちを優先するものな。

そう考えれば仕方のないことなのだろうね。

別に困る訳でもない。

趣味に限らず、人間関係も基本的にはガラパゴス化していくし。

今目の前にあるのは、多種多様な選択肢を全て見ようとするのか、あるいはそこに壁を感じるのかのどっちかという感じだね。


ま、ともあれ音楽好きの私としてはこうして新しい音源が出てくる事は嬉しい事だ。

これで土日でしっかりライブが見られれば、全くもって不満も何もないのだけどね。